平成16年9月4日(土)


adlers13です。
今日、IVH挿入の手術です。
術後は全身麻酔の影響も大きく、「一度見ておいたほうが・・・」
私も名古屋に向かいました。

手術は10時からですが、病院の取り計らいで、
今日は特別に9時半から面会を許されます。
いつもより早い新幹線に乗りました。

NICUに入ると、小部屋で婦長さんに遊んでもらっていた。
パセリを読んでもらっていたよう。
ママを見つけて「へへっ!」っと笑う。

「昨日の夜から緊張してますよ」

と婦長さん。様子の違いを察するらしい。

抱っこを変わってもらって。
出ていく婦長さんを、

「あ!・・・あ!・・・」

っと呼び止める。

カナリ懐いてる。

緊張する息子。



私とは相変わらず目を合わせようとしません。
一緒に遊んでいるウチに検温、脈拍、血圧検査をし・・・あらもう時間?
NICUから手術室に向かいます。

私服で息子を抱く相方。
初めて見ます。


手術室の前で、看護婦さんに息子を託します。
今回も無事に挿入できることを祈ります。

さて、息子の手術を待つ間、ソーシャルワーカー室で障害者手帳の相談をします。
育成医療・乳児医療がある間は良いのですが、
その後も引き続き医療と関わらざるを得ないでしょう。
この手帳は障害者の証ではありません。
必要な援助を頂くためのそれなのです。

その後手早く昼食を済ませ、まだ手術は終わりません。
NICUの「退院指導室」にてその時を待ちます。

11時半くらいでしょうか、

「終わりましたよ」

と笑顔で看護婦さんが報告に。
早速部屋を出ると、もう息子が運ばれて来るところでした。

ベッドに寝かせ、体温・脈拍・血圧をチェック。
一通り済むと、相方が抱っこして落ち着かせる。

半目を開けてぐったりです。


初めは辛そうだったが、次第に落ち着き、眠りに落ちてしまう。
これまで2回は術後体温が上下したり、吐気があったり、
見ていて不安になるほどダメージが大きかったそうです。
しかし今回は言われないと術後となんて誰も思わないでしょう。
好調時の手術だからであろうか。
ただ、抱いているウチに頭皮に大量の発汗があり、ドキッとする。
ベッドに寝かせると引いたので、単に暑かっただけのよう。
寝ている間に爪を切ります。

1時前におむつをチェック。ちょびウンチ。
洗ってあげると、目を覚ましてしまった。
しばらく2人で抱いていると、もがき出す。
何だ?と思いベッドに戻すと、早速絵本に手を伸ばす。




その後、再び小部屋に移り、遊ぶ。
N先生が説明に来てくださいました。


左内頸からルートを入れた。ループを頸の前の方(喉)につくり、
コネクタは胸の真ん中につけた。この方が取りにくいだろう。
他に絶対的な防止方法はない。
これまで抜かなかっただけでもよしとしないと・・・。
もう少し抜けにくいタイプのルートも取り寄せてみたが、
腸炎の際には抜かなくてはならないので、有効ではない。

今の末梢からの(薄い)点滴でも、以前のように急激な体重減少はなかった。
減少を止めるだけなら、もう少し糖分を濃くするだけでも足りるだろう。
IVH(から高カリ)を入れれば、体重も増えていくだろう。

これくらい(50mL)飲めていれば、転院も可能だろう。
仮に60mLとして1時間あたり20mL。
末梢からは30mL/h。
半分くらい口から吸収できれば、涼しい秋から冬にかけては脱水の心配は少ない。
このルートもヘパリンロックして行けば、転院先でも使えるだろう。


この後、転院についての具体的なお話となったのですが、
先方の事も先生の事もあり、ここでは割愛させて頂きます。


先生のお話を伺っている間、静かに私の膝で寝ていた息子。
先生が行ってしまうと、寝ぼけたのか急に右手をゼンマイ仕掛けのように、
上下に激しく振ります。
相方曰く、バイバイなのだそうですが、あまりの激しさに笑ってしましました。

目が覚めた息子、すっかり元気。
しかし空腹なのか次第に不機嫌になっていきます。
エレンタールは夜の6時から再開です。

代わる代わる抱いたりして・・・時間です。
ベッドに戻すと、やはり疲れていたのかゴロンとして寝そうになります。

もういいかな?
ベッドの柵を上げようと・・・上がりません。
えいや!

「ガタン!」

と大きな音をさせてしまい、

「ふぇええ・・・」

と泣き始めます。
再度寝かしつけて・・・

見守っていた看護婦さん方と声を出さずに挨拶し、そろ〜りとNICUを後にしました。


命の綱、IVHが再び挿入されました。
この1本が転院への大きなチャンスです。
本当に現実となってきました。