平成17年7月21日(木)


相方もさすがに疲れが見えるので、
今日の詳細報告もadlers13の代筆です。
(そのため、adlers13の見解も入っています)

初めは最高だった。
久しぶりにTB先生にお話を伺い、
全て順調、胃ロウが何と時間51mL*8時間になっていた。
調子を崩す前が40mL*8時間だから、急激に大きくなったわけだ。
IVHも20mL/hrに落ちていた。
更に減らせるかもしれないとの事。
ごはんも形状をアップして、カロリーも増やしたいと。

やっと抜け出した、暗いトンネル。
もう、嬉しくてたまらなかった。
先生も、そうだった。

しかし・・・
プレールームで遊んでいる最中、
あまりに元気すぎてルートが足に絡まり、
乗せていた椅子から転落。
そのまま横にパタリと倒れた感じ。
おでこと左前腕、左膝が赤くなっていた。

もうギャーギャー泣くのはいつもだが、余りにもひどい。
何となく嫌な予感。
看護師さんに連絡する。

実習の先生が左手を調べるが、何処を触っても痛がるので、
逆に何処を痛めたのかわからず。
看護師さんも、左手の前でボールペンをちらつかせ、
左手で掴むかチェック。
・・・掴む。

でも、やっぱり変だ。やっぱりおかしい。
どうするかと問われたが、念のためレントゲン撮影をお願いする。
結果は・・・左上腕骨顆上骨折。
レントゲン写真を見ると、肘の上に小さな黒い部分があり、
そこから白い線が走っている。
診断名は「骨折」だが、ヒビのような感じだ。

上腕骨顆上骨折は4〜5歳の子に多く起こる骨折で、
転んだ時に反応して手をついて起こる骨折だそう。
1歳9ヶ月のウチの子がそんな反射神経を持ちあわせているはずもなく、
たまたまその形で落ちたのだろう。

完全に折れている場合は手術となり、釘などで固定するそう。
子はそれは免れた。処置も早かったため、ズレてもいない。

生まれた時からIVHに頼っていたので、
もしかして骨が弱いのではないか、と頭をよぎる。
先生に尋ねると、骨密度は正常で問題ないとのこと。
しかし体重が増えていた分、衝撃は大きかったのだろう。

ただ、ギプスが外れて腕の屈曲がおかしかったり、
成長段階で不具合が出る可能性はあり、
そうなったら手術になるそうだ。
(これはいつもの最悪ケースの説明、と信じる)

とにかく1ヶ月間はギプスとなり、
今後1週間毎にレントゲンとギプスの調整になるそう。
今日はこれから腫れてくる分を見越し、
ゆるめのギプスとなった。

TB先生は整形の先生より早く私の所に来て、

「ごめんね、お母さん」

と繰り返す。
そんな、落としたのは私なのに。
治療の妨げになるようなこと、しちゃったのに。
きっと、早くIVHを離脱させてあげられないことに対しての、
先生なりの「心」なのだろう。


息子はギプスを指さし、「イタイ、イタイ」と繰り返す。
ちゃんと口で伝えられるところに成長を感じる。
また過去何度も固定経験があるからか、
こうなれば決して自らその手を動かそうとしない。

でも、いや、やっぱり夕食は泣いて食べるどころではなかった。
面会時間ギリギリまでなだめ続けた。

帰り際SRTさんが「落ち込んでいませんか?」
声をかけてくれる。

確かに・・・あの時私がしっかり抱いていれば、支えていれば、と思う。
しかし、これまでいくつもの修羅場を乗り越えてきた。
4度もの開腹手術、生死を彷徨う感染症、ルート挿入の手術、
歩けなくなるかもしれない股関節炎、腸のトラブル・・・

でも、骨折は治る。

通常ウチの子の年では頭が大きく重いため、
頭から落ちて首を折ったり、大事故につながることが多い。
落ちかたも良かった。

またナースステーションとプレールームの床は、
通常より少し軟らかい材質で作られており、
転落した場所も幸いだった。
完全な骨折だったら手術となり、食事にも影響していた。

この好調な時期に残念だが、
食事を摂れるようになっているので、治りも早い。
(IVHだけでは栄養状態が悪く、治りが遅くなる。)
ストレスはかかるが直接小腸の成長には関係がない。

逆に、やるなら今だ。
全てが不幸中の幸いである。

子は廊下のナースステーション前にある机に登るのも好きで、
さすがに今回で怖いと思った。
固い床ではもっと酷いケガになるだろう。

既にナースステーションの立ち入っては行けない場所に、
床に黄色いテープで印をつけ、子も認識している。

SRTさんにその机の周辺、ついでに処置室入り口にも、
黄色いテープを貼ってもらうようお願いした。

ギプスをすると上からすっぽり服を着ることはできなくなるため、
服の左肩から袖口まで、スッパリ切った。
ホックで留めるようにしたいため、
土曜日買い物にでかけよう。

ギプスをするとバランスを取りづらいらしく、
ターンの時に余計によろける。
外散歩で転ぶと二次災害。
つまづいても転ばないよう、安全釣りヒモも工夫しよう。


哀れギプス生活に・・・

でも死活問題じゃないからね。