平成18年3月12日(日)


ママが昨日より体調不良、私一人で面会に。

いつもの時間に到着、病棟に入る。
ナースステーションから息子の暢気な声が聞こえてくる。

私を見つけると、「Sちゃんのパパ、来ちゃった!」と喜ぶ。
来ちゃったはちょっと間違っているが、本当に言葉が増えた。

今起きたばかりとの事、寝起き顔だ。
さっそくおやつとなるが、勿論半量である。

ベッドにおやつを運び、早くと催促。
ヨーグルトとリンゴジュース、アッという間に食べてしまった。

今日は暖かだが風が強い。
SZさんに相談し、それでも外散歩OKとなる。

それまでは充電第一、ベッドで遊ぶ。
待ちきれずNSステーションまで出陣、電源だけは確保する。

昨日は外から階段で帰りたがっそうなので、今日は下の階に降りるのも階段で行く。
何故かエレベーターで行きたがったが、構わず階段に連れてゆく。

ちがう、そっちじゃない。
下の階に降りるはずなのに、何故だか息子は上の階に上ろうとする。
下る方に連れてゆくと、「クワイ・・・」。
降りるのが怖くて登ろうとしていたか。現実逃避だな。

SZさんと私が先に降りると、息子はイヤイヤ付いてきた。
もちろんSZさんが子の手を握り、しっかりとガードしている。

息子は一歩一歩に「キケン!」「ゲンカイ!(限界)」と叫んでいる。
ホントに誰が教えてるんだろ。

外に出ると、びょお〜!!っと風が。
その度にSZさんにしがみつく。
あまりの怖がりように、「今度扇風機で猛特訓するぞ!」とSZさん。

何度も風でよろけながらも、キュッキュに近づく。
救急隊員さんからは、「ごめんね、今日は忙しくて構ってあげられないんだ」と。
息子の救急車好きはよく知れ渡っている。

さすがに肌寒くなったので帰ろうとしたが。
息子はイヤイヤ、まだ外にいると言って聞かない。
SZさんが「帰りに水槽見て帰ろうか」で、ようやく頷く。

帰りも階段で上がるが、やっぱり登りの方がスムーズ。
ちょっと水槽を覗いて病棟に戻る。

帰るとNSステーションの看護師さんに状況報告。

「きゅっきゅのランプがチカチカちてた。」

そう、相手にできない程忙しくても、
救急隊員さんは子のために非常灯を点灯してくださったのだ。


着替えるほど汗はかいておらず、マンマのお手伝いをするためにベッドで充電。
そこでブリブリッ!と・・・。
時計を見ると17時チョイ過ぎ、ママのオ丸トレーニングの効果か?

粘性で量は少ない。良い便ではないが、悪くもない。
このまま持ちこたえて欲しい。

マンマが来る時間、先に病棟入り口でワゴン車を待ちかまえる。
「ネンネで待つの!」
とベッドにうつ伏せ。

ワゴンが来ると大喜びでお手伝い。
自分が内科に行けないことを知っているので、
「ナイカにいってらっちゃい!」
と配膳の方に声をかける。

プレールームでひと遊びしてから、自分の食事。
肉とトマト、しかも全部半量なので、アッという間に食べ終わる。

その後は・・・

ついにオムツ屋さん開店となる。
どんどんオムツを引っ張り出すので、「これで最後だよ」と、
とにかく数を先に制限する。

息子はオムツを広げ床に敷き、シーシーとか言っている。
どうやらお丸ごっこのようだ。
おまけに「ちっち出た」とか言って敷いたオムツを丸め、ビニール袋に入れた。
「グルグルちて」
オムツはビニール袋に入れて捨てる事になっているらしい(が、そうしたことはない)。

子は他のお母さんの仕草をよく見ていて、真似をしているようだ。
おいおい、でもそれ未使用なんだから、捨てないでくれ!!

オムツを床に置くのは好ましくないので、テーブルをだしてやる。
ありったけのオムツを乗せ、「オムツ屋さ〜ん!」とご満悦。

ところが・・・またブリブリと音がする。
う〜ん、まだまだ便は落ち着かず。

丁度消灯と重なり、オムツ換えを断固拒否。
遊びを止めさせられると思うのだ。

しかしこればかりは仕方ない。
ベッドに寝かせオムツを脱がすと観念す。

ビデオを見るかと聞くと、ナースステーションで、という。
担当のOGさんに聞いてみようかと言うが、お姿見あたらず、KTさんのみ。
何と息子は「KTでもいいよ」とヌかしやがった。

『「でも」はないでしょ?「が」でしょ!』

とKTさんは息子をNSステーションに連れて行ってくれました。

ベッド預かりなんて、到底不可能です。
遊びを止めたくない子の前で、おもちゃを片づけるのは至難です。

NSステーションでは、別室のお父さんお母さんに、

「Sちゃんのパパ!」

と私を指さして教えています。
ふと私も目が合い、ついつい会釈。
お話しをした事もないんですが・・・。

ベッドをきれいにし、オムツ屋さんを閉店させ、サヨウナラ。
KTさんに抱っこされ、息子は笑顔でバイバイを。
姿が見えなくなるまで手を振っていた。


これ持ってくの。

えー、邪魔になるからイヤだなぁ。
どうせパパが持つんだろ?
びよう!っと風が吹くと・・・

ク、クワイ・・・。
オムツを敷いて、

しーしー・・・チッコでた!

おマルごっこでした。
・・・そしてオムツは履くものであって、
被るものではありませんってば、