平成18年7月29日(土)


今日はIOさんとの定期相談、午前中におママと病棟に忍び込む。
こっそり入ったのには訳があり、
それは子に見つかれば最後、つきまとわれてお話などできないからだ。

相談の主な内容は、来月某日に行われる私たちの宿泊面会についてである。

宿泊面会の主目的は、

24時間の生活・必要な処置の内容を知ることにより、
退院後の在宅看護のイメージを持つこと


である。
そう、退院したら終わりなのではなく、その後もケアは続くのである。
そしてそれは全て私たちの手にかかっている。
ある意味、より負担が多くなるのだ。
手はずを一通りこの目で見ることが大切である。

その後は退院の時期について。
最近直接・間接的に「退院が早まる」という話を聞く。
果たしてどれくらい早まるのか?
1ヶ月か、半年か、1年か?
とにかく一度先生の考えを確認して頂くことに。

私たちからは、

1.IVHが離脱でき、腸から吸収ができるようになるだけではなく、
  焦らず充分体力をつけてからにして欲しい。

  私たちが子供との生活に慣れていないこともあり、風邪でも引かしたら腸に大打撃、
  再度入院になったり、再度IVHを挿入することにでもなれば、
  子にも私たちにもストレスが大きすぎる。

2.これから集団の中に入って社会性を身につける時期である。
  退院しても感染症を避けるため、特に子供との接触を避けなければならない。
  予防接種もしていない。
  病院の中でなら、少ない中でも接触は保たれる。


と不安もあることを述べた。
IOさんは、

1は、もちろん慣れてもらうには充分時間をかけ、
外出や外泊も繰り返しおこない、期間も延ばしてゆく。


2は、予防接種については腸管免疫が弱いこともあり、抗体ができない可能性もある。
先生も方法を考えているようである。


とのことであった。

入院がもうすぐ3年に及ぼうとしている。
しかし、子が退院してからの時間の方が長いのだ。
今更何も急ぐことはない。
そしておママも退院後の準備をすべく、資格を取るべく勉強している。

とにかくどれくらい「退院が早まる」のか、確認してもらうことにした。

○その他確認事項

・来月のおママのスクーリング、実習の予定

・週一日の早帰り

・夜の預かり時間について
 「寝つくまで」居たいのはやまやまだが、あまりにも遅いとこちらの生活に負担がかかる。
 巡って子との面会にも支障がでる。
 限度時間を決め、それ以降にずれ込んだら預かって欲しいとお願いした。

・おもちゃの整理
 なかなか手がつけられなかったおもちゃの整理について。
 この相手をしていると、整理ができないことを説明。
 しかし近日中にやろうと考えていること、決してないがしろにしているわけではないことを説明。

・ジジババの外散歩
 IVHが再接続される可能性もあることは理解しているが、
 中断されている間だけでも外散歩ができないものか。

以上を相談し、検討して頂くこととなった。

IOさんはこれから横浜の学会に向かうそう。
なんとSRTさんと、内科に異動になったYGさんが論文発表するそう。
上手くいくようお祈りしています。

私たちはこのまま子に会わず、昼食に。


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午後、いつもの時間に面会に入る。
子はNSステーションをかけずり回っていた。

私たちに気が付いて、笑いながら駆けてきた。

「おママにゴ〜ン!」

と大腿部に頭突きをカマしている。

「おパパに・・・」

と来たので、寸前でヒラリとかわす。
パタリと前に倒れ込んだのは息子であった。

「ふぇ〜ん・・・!」と泣きながら、しつこく頭突きを狙ってくる。
ごめんごめんと、なすがままやられてあげる。

ベッドに戻ったところでイキナリ破裂音。
「ちょっとだけ出ちゃった」との申告に、オムツを交換。
確かに少量、しかし高品質のウンチであった。

ベッドの位置が変わり、向こう2軒はお兄ちゃん。
しかしお隣さんが落ち着きがない。

確かに3〜4歳で元気な盛り、股関節が悪いのでベッドから出られない。
親も忙しいので面会には来られない。
もう、暇とパワーを持て余しているのだ。

こういうお隣さんとのつきあい方は、誰が教えてくれるわけではない。
自分たちで見つけていくのだ。
構って欲しくてしかたがない、どのような手でもつかってくる。
ならば、ご理解頂くしかないということだ。
やんわりやんわりとかわしてゆく。

今日も天気がよい、外に散歩。
早速シャボン玉。

風に乗る玉を走って追いかける。
それでも駐車場の外に出ようとはしないし、
車のエンジンがかかれば、「危ない!」と戻ってくる。

一ヶ月ほど前は、結構わがまま言って手こずった。
体調がいいと、本当に素直になる。

晩ご飯に前には戻って着替えをする。
汗だくだ。

ご飯はエビとキスの天ぷら、衣抜き。
殆ど素だ。
エビは手でつまみながら、あっという間に完食。

食後、廊下から声をかけられ、見るとKI君のママであった。
今度は内科に入院したそう。

皆でプレールームへ遊びに行く。
おパパはその間ベッド再度でご休憩。

消灯時間に戻ってきて、着替えるころには目をこすり。
ママのカニバサミであっという間に落とされた。



シャボンをつけて・・・
はっ!
ふぅ〜!
エビとキスの天ぷら、衣抜き。

でも子はエビ大好きです。
おママの血だな。

1年前の息子
2年前の息子