平成18年9月30日(土) IVH終了102日目
1時に病室へ。
「んきゃ〜〜〜」と奇声をあげて駆け寄ってくる。
「パパ、ママぁ〜、お家行こう!!」っとノリノリだ。
朝からはしゃいでいたそう。
お家帰るのを楽しみにしていてくれるのは嬉しい。
早速2日分の大量の洋服類を衣装ケースに入れて、周りを片付け出る準備。
今日はまだお風呂に入っていない。
ということで家で入れることになってしまった。さてどうなるやら。
電車もやっと慣れてきたようで、抱っこで顔を押しつけるものの、
お外を見る回数が徐々に増えてきた。
まだ怖いけど毎週乗っていれば慣れるはず。
こちらも慣れてきたからか、子も緊張感が少しほぐれてきたように感じた。
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おウチ行く〜! と元気に出発。 |
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電車の中も、目を開ける余裕が。 |
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そして周囲を見ることもできました。 進歩してます。 |
今日はパパと相談して近くの公園へ連れて行くことに。
公園といっても緑地公園といった感じで、遊具は少なめ。
落ち葉がいっぱいあったり、
アスファルトと違って軟らかかったり硬かったりする土の上を歩くのは慣れていない。
木の根っこも気をつけないと転んでしまう。
「公園=遊具」の言葉につられ一生懸命歩いてくれた。
ただ・・・「これもぐらの穴だよ」っと土がこんもりしたところを教えてあげると、
「怖い!!」 「抱っこ〜!!」
と言っていたけど、だましだまし歩かせる。
あまり虫は居なかったけど、充分刺激的だったでしょう。
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今日は公園に行くことに。 |
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取り残される、息子の図。 草の上を歩いてはいけないと思ったようで、 足が進まず。 それでも自分なりに何かを踏まないように、 大股で歩いていました。 |
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これだけ緑があると、 いつもの写真とは感じが違いますね。 |
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公園〜! と喜び遊具に近寄ったまでは良かったが・・・。 |
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クワイ〜! |
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降りる〜!! |
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一瞬笑顔になることもあるが、 すぐに泣き出しそうに、 コワイ〜! |
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お姉ちゃんがスタスタと階段上がるの見て、 子も挑戦。 お、いいじゃん、と思ったら、 ・・・お手手汚れちゃった。 とギブアップ。 手なんて洗えばええんやぞ。 |
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電車の気配がするたびに、 立ち止まってバイバイを。 移動に凄い時間がかかります。 |
管理人さんに挨拶して家へ。
すっかり慣れたよう。
早速私たちの遅めのお昼と早めのオヤツを一緒にとる。
初めて火を使うところを見せる。
絵本で消防車のところに必ず火は描かれているが、実際は熱いモノ。
危ないものという感覚はない。
「熱いから触っちゃダメだよ。」というそばから手を出した。
身の程知らずが・・・。
すぐに「あつい!!」と言って手をひっこめる。まぁこれで絶対手は出さないでしょう。
少しずつ覚えていこうね。
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初めて火を見た息子。 熱くて驚いた様子でした。 |
みんな揃って「いただきます」。
きょうは黄桃の缶詰にヨーグルトにリンゴジュース。
ヨーグルトは大人向けのすっぱいものだったので、イチゴジャムを乗せてあげる。
ちょっと嫌がりながらも完食してくれました。
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早速、オヤツ。私たちは昼食を。 贅沢に、昼から発泡酒。 もちろん子はリンゴジュースです。 |
その後、しまじろうの「ちぎり遊び」の本をやって遊ぶ。
こういうじっくりやりたいものは、
なかなか多数の子供の居る病院では落ち着いてできないので、今日は安心して遊べた。
ぜんぶ終わってからシャワー。
今日はウチでの初めてのお風呂。
最初が肝心。病院でやるように体を外に出して頭を洗っていては大変です。
家ではそういうことを出来ないということを教えなきゃ。っと一元発起。
今日は濡れても構わない!!っと覚悟を決め。
パパと一緒にお風呂に入ってドアを閉め、抱っこしながら上からシャワーをかける。
「ギャ〜〜」っと大泣き。
しっかり下を向かせ顔を手で覆わせる。あとは勢い。
泣きわめいていたけど、
「慣れるよ。慣れる。みんなやってるよ。できるよね。すごいな」
などといいながら強行突破。顔もお湯を手でかけて慣れさせよとする。
なんとか終了。キレイになりました。
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家なら、泣こうがわめこうが、ひるむ事はない。 みんなビシャビシャで初家シャワーに格闘しました。 |
お着替えして10月号のしまじろうのビデオを見る。
2回続けて見て5時。
パパと一緒に病院へ戻っていきました。
「また来てね。」っとお見送り。
「また来るね。」だんだん普通の家庭に近づいています。
おママとバイバイして病院に向かう。
最初におママは家に留まることにしたので、
何の疑問も持たずに笑顔でバイバイ。
とても楽だ。好都合。
帰りも全て歩かせる。
階段もゆっくり時間をかけて自分の足で。
公園では子より小さい子がピョンピョン跳ね回っていた。
ゆっくりで良いから、鍛えような。
帰り道中「病院帰ったら、何やるの?」
手を洗って、ご飯食べて。そういう答えを期待していた。
ところが「ちぎり。」あちゃー。
電車に乗っていると、ふと私の手に点滴台の感覚が蘇る。
「もし、まだ点滴が必要だったら」
「もしかして、一生点滴が必要だったら」
今のこの外出も、とても困難なものである。
3年間はとても長かったが、人生では誤差範囲の時間かもしれない。
それほど繋がれていない時とは素晴らしく、健康とは何事にも変えられないものだ、
そんなことを考えてしまった。
病棟に入って、「ただいまー!」と元気にご挨拶。
歩みが遅いから既にご飯は配給済み。
手を洗ってご飯を頂く。
今日のご飯はパサパサ魚に大盛りインゲン。
みそ汁付だが、中のナメコを毛嫌いする。
思った通り、途中でゴロンと眠そうに。
先にお薬を飲ませる事に。
粉薬を何度も吹き出しながら飲んでいた。
水なしで薬を飲むのは凄い。しかもシャリシャリ噛んでいる。
ご飯はやっぱりギブアップ。
計量後、魚の味見をしてみるが、薄味であまり・・・であった。
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今日のご飯、山盛りインゲンと焼き魚。 殆ど残してしまいました。 |
さて、歯磨きをしにプレイルームへ。
何だか眠くてグズリ気味。仕方なし。
ぶくぶくを終えると、1人で病室に戻っていった。
しかしふと見ると、靴がそのまま。
あいつ、裸足で行きゃーがった。
追いかけると、何とベットの上に居やがった。
私の椅子を使って上ったらしい。
結構危ないな、気をつけよう。
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手前の椅子を使って、1人でベッドに登ってしまった。 椅子は不安定で危ないです。 |
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寝る前のお茶は、一気に吸引。 |
ちょっと早いが部屋には誰もいなかったので、電気を消す。
あっという間に落ちていった。
ああっ!早上がり!!まだ19時だっ!!
いつもは帰って遅い晩ご飯、もう寝るしかない。
こういう余裕があると、とても嬉しい。
万歳!外出!
ゆっくり寝て、また明日元気に遊ぼうな。
外出+公園と、少々ハード過ぎたか?
疲れすぎて食事が摂れないとしたら、問題かもしれない。
でも身体がカロリー不足を感じ、腸が余計成長するかもしれない。
夜間就寝中にも胃ロウを入れているし、まあ問題があれば体調に出るだろう。
慣れも必要なので、とりあえず方針はこのままとしよう。
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