平成24年8月13日(月)


夜の1時に起床。

S「調子いいみたい!」

と飛び起きたはいいが、車に乗った瞬間に、





S「おぉ、 え゛ぇえ゛え゛ええ!」



まだ走り出してないんですけど・・・。

緊張著しい。









早く出た甲斐あって、渋滞には巻き込まれず、明け方におじさんおばさん宅に到着。

お世話になります。

朝焼けの中を散歩。

空気が、まず違う。
山裾から、太陽が昇ってきた。

陰と陽が、清々しい。



そうか、と思った。
長袖が必要だと言われていたとおり、気温が低い。

「夏はクーラーが要らない」という意味を、
やっと理解した。



「夜中の移動だったから、午前中はゆっくり休んでね!」

とのありがたい申し出に、素直にウンというSではない。


S「カブやクワが居るかも!!」


Sに追い立てられ、早々に近所を探検するハメに。



しかし・・・。


私は昔に1度だけ、ここに来たことがある。
Sと同じ年の頃だったか。

大幅リフォームしたとの事だったが、家も風景も全く記憶が・・・。

何だか申し訳なく思いつつ、
Sの記憶もその程度なんだと、妙に納得・・・。

手すりのない橋。

ふふんSめ、絶対に通れまい!!

と思ったら、


大丈夫!


と、渡ってしまった。

恐るべし虫パワーだ。

オレが怖くて渡る姿は写せなかった
まず植生が関東とは異なる。

そして、ここらは針葉樹が多い。

これでは・・・ね。

おおお、薪だよ、薪。

S、使い方わからんだろ?

って、オレも使ったことないが。

帰宅して玄関にSが何かを見つける。

カブトムシだ。

おじさんおばさんが、わざわざ知り合いのエノキ農家さんから、カブトを頂いておいてくれたのだ。

大興奮のSであった。




お昼ご飯を頂いて、おママはおばさんと供え物の天ぷらを揚げる。

そしてまたもやSと私は散策に出かける。

水田にカエルの姿はなかったが、
こんなヤツが居た。

千葉のおババ様が大の苦手とするので、
モザイクをかける。

キリギリスも、フツーに居る。


そして・・・。


天ぷらを持ってお参り。

「やっと」ここに来ることができた。
が、その間もSは虫、虫、虫。

素手でトンボを捕るコツを掴んだようだ。


余った天ぷらは、供えて帰る。

「イノシシだかサルだかクマだかが、食べにくるだ。」


ククク、クマァ〜?!

今は人里に降りてくるのも珍しくないから、
まぁ、これだけ山深ければそれもアリか、と納得してしまう。

ブヨが居るというので、
Hはおばさんに託していた。
目印の煙を起こす。
ハチにビビルS。

大丈夫だって。
煙は煙を嫌いなヒトの方に行く・・・。
夜は花火。

ロケット、直持ち。

庭でできるなんて、何もかもスケールが違うぜ。
火傷しながら、花火を満喫。

本当にいい経験ができてるな。
全ての力を放電し、充電中のSとH。

まるで2人で変身しそうなポーズ。




平成24年8月14日(火)

なぜだか、同じ格好で・・・。

今朝早くから土砂降りの雨。

早朝から「(Sの)はとこ」に釣りに連れて行ってもらう約束をしていたが、
この雨だと・・・。

一応外の雨降りの具合を確認し、再び布団に潜り込んだ。


昼前になって雨が上がり、急に釣りに行くことに。
川も上流なので、雨で急激に水かさが変化することはないのだそう。

道具を一式貸してもらい、
初の自然釣り。
ここで一番いいポイントは、
Sに任される。


しかし、2〜3投したところで、


S「はぁ〜・・・」

と深いため息が。

まさかオメェ、飽きたなんてことは・・・。



S「うん、飽きた。」



ごるぁあああああ!

Sが釣りしたいっていうから頼んだんじゃネェか!
そんなに飽きっぽくってどうする!

やれ!釣れるまでやれ!!


この川には定期的に魚が放流されるそう。
どうやら今日放流されるらしい


ホレ、こうやるんだ!っとSの手を取って放った糸に、僅かな重みが。





S「釣れたぁあああ!」




ホレ見ろ、やればできるじゃんか。

後のことを考えると、
この1匹は絶対にゲットすべき。

つり上げた写真は撮り逃してしまった。
いや〜、やったなぁ、S。

Sは何度も見入っていた。
その後はピタリとアタリは止んだ。

しかしSは釣りを止めようとはしなかった。

味をしめたSであった。


後から聞いたのだが、今日は放流はなかったそうだ。
それに放流するのはイワナで、釣れたのはヤマメ。

ってことは、S・・・。

もしかして大手柄・・・!


その後も続けてイベントに向かう。

お盆恒例のお祭りに参加。

魚の手づかみである。

だから、両手を使えって!!

相変わらず
それでも何とかゲットした。


もうSは釣りも手づかみも、自分の手柄のように意気揚々。

S「おパパなんて、1匹も釣れないし、掴めなかったもんね〜!!」


だって、オマエのフルサポート役だったじゃねーかぁ!!

なんてヤボな事は言わない。
素直にSを褒めて使わした。

そして盛大なバーベキュー!
Sが釣ったヤマメ。
焼いた後でも、
Sは自分が釣った魚がどれだかわかるという。

ちなみに焼き方はおばさん提案のホイル焼き。
直焼きと違い、焦げずくっつかずでいい感じだ。

ちなみにおばさん、料理がメチャ速くて、上手。
おママがちょっとHに時間を取られている間に、1品できあがっている感じ。

おママは技を盗もうにも、速すぎてよくわからなかったそうだ。


初めて見た、オオムラサキ。

亡骸だが、思わず激写。

夜は再びHを託し、星を見に出た。

ござを借りて地べたでごろ寝、
直接真上を見上げる。


すっげぇ!天の川じゃん!!




なかなか見られるもんじゃないぞ、S。

ずっと見ていても見飽きない。

それぞれ光の速度でも何万年かかるくらい離れていて、
数えられないほどの無限の数があり、
たった一つだけ、生物が住める星、地球。
その奇跡を改めて感謝する。



さて、本当はペルセウス座流星群が見られるはずなのだが、
何故だか待てど暮らせど流れない。


S「あ!流れた!!」


またSの思いこみ。
でもそういうことにしておこう。



朝方の雨で半分諦めていたが、
やりたいことの一つ、星を見ることが叶ったのであった。



平成24年8月15日(水)

Sと釣りに出ようと、餌のミミズを探す。

歩いているウチに、再びお墓に来ていた。
お供え物はなくなり、
線香の台まで飛ばされている。

本当に来たんだ、某かの動物が。
昨日の手づかみ会場の下流で。

逃げたのが釣れないかと目論んだが、
駄目だった。
H、充電中。
足場が悪く、水に濡れることを嫌う、
都会ッ子?S。

渡れネェ?

だから、歩いて渡れってば。
おママはSを裸足にさせた。

肌で水の冷たさと岩を感じさせるのだ。


ところで昨日の手づかみ用の魚、全部掴まえられたってことはないはず。

そして必ずこの場に残っているヤツっているよな・・・。

と思って、岩陰を念入りに探索。

いたっ!!

魚と目があった。

慌ててSを呼び、2人で挟み打ち。

やった!


よかった、手ぶらで帰らせないですんだ。

Sはまたもや自分の手柄にしていた

喜び勇んで魚を持ち帰り、おじさんに自慢するS。

どうやって食べる?
可愛くて食べられないなら、池に放してもいいぞ?

と、おじさんに対し、Sは沈黙。


どうした、S?


S「(東京に持って帰って)飼う!」


それはダメ、無理。
速攻で却下。

食べたことがない種類なら食べたい。

と言ったSだが、
結局いちどは食べたので、
コイツは池に放つことにした。


午後はおじさんに市内観光に連れて行ってもらった。
お昼ご飯を食べている間に、凄い雨が降り出す。

真田幸村資料館に行くも、雨が激しく車から降りられず、
上田城に向かう。

上田城。

の、入り口。
廃城となり本体が残っていないは、
本当に残念だ。
資料室。

意外に食いつくS。

しかし、城の中は暑い。
一意専心だぞ、S。


夕方、どうしてもSが昆虫トラップをしかけたいというので、
体にムチ打って出かける。

するとS、夜になって、

S「見回りに行きたい!!」


はいはいはいはいはいはい〜!
つき合いますよ、どこまでも〜!
お盆休みですからぁ〜あああああ・・・。

昨晩下の家にクマが出たと聞いて、
ビビリまくっていたS。

しかしポイントに近付くと足早になる。
残念ながら、集まっていたのは蛾ばかり。

もうワンチャンス、明日の朝だな。


SとHが寝静まった後、
おじさんおばさんと、この度最後の語らい。


で、もしかして、そこの玄関の広間。
ここって窪みか何かがなかったですか?

「昔は土間だっただ。」


はっと、ここで記憶が蘇った。

私が覚えている数少ないイメージの断片、
それがつながった瞬間だった。



今回、家系のことなど、いろいろ、いろいろ教えて頂いた。


本当に、お世話になりました。
とても楽しかったです。
ありがとうございました。



平成24年8月16日(木)


S「もう帰るの?」

そうそう、慣れた頃に終わりになる。
これ、よの常だから。

なんて冗談は程ほどにして、また来させてもらおうな、S。


夕方から大渋滞がよそうされており、午前中のうちに出発する。

本当にお世話になりました。
これからも宜しくお願いします。





時間に余裕を持って出た甲斐あって、
全く渋滞にはまらずに来た。
もう我が家まで、数分足らずだ。


なので、田んぼに寄り道。

前に来た時には、まだ水が入っていなかった。
それがいつのまにか夏も半ばだ。


田んぼの中に、オタマの姿はない。
するってと・・・。

いた!
ここあそこにアマガエルが。
あっという間に・・・。

カエルの家族!!


生活費、スゲーかかりそう。
大汗カキながら採ったアマも、
最後はリリース。

家で放すわけにはいかないからな。


S「行くだ!」

S「帰るだ!」

S「食うだ!」


いつの間にか、最後にダがつく田舎弁になっている。
聞いていないようで聞いてるんだな、と少し関心。



さあ、あとはゆっくり休んで立て直そうぞ。

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