Sのオペへの道は絶たれなかったが、調子はイマイチ。
おママも。
1人元気なHが、構ってもらえずフテ腐れている。
雨。
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随分、小僧になったな。
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オヤツ。 巨大せんべい。 |
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自分で左手を使うように。 まだ時々だけど。 |
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TVの仏様に、Hはポンポンと手を打ち拝んでいた。 |
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風呂上がりのろう口のケア。 もうオペまで僅か。 荒らすことはできない。 |
にしても、パンツくらい履けっての。
すぐに胃酸が出てくるので、その間もないのだそうだ。
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昨日仕込んだシャービック。 |
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大喜び。 |
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も一丁。 |
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餌付け完了。 |
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・・・これも完了。 そこは肺だろ、位置的に。 |
Sの入院に向け、髪を短く刈ってやった。
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何だか・・・。 |
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シンクロ? |
え?
最近内容が薄いって?
はい・・・。
Sの入院に向け、ジジババ様が応援に。
早速園の迎えの練習に行って頂いた。
突然現れたババ様に、Hは最初、きょとんとしていたそうだ。
そういえば、Hには全く言っていなかったし。
Hの寝かしつけは、遊びたくて仕方がないH、
寝たふりするババ様の上に乗ったり、顔を撫でたり、しつこく攻めてきたそうだ。
それでも寝を貫くと、諦めて落ちて行ったそうだ。
いやしかし、Sの体調を含め、これで準備が整った。
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ガリガリ君味の歯磨き粉。 |
入院準備、完了。
明日、いよいよSが入院する。
Sは私が仕事から帰るまで起きて待っていた。
今晩はHとおママと3人で寝るそうだ。
麻酔は1、2、3と数えているうちに寝てしまう。
3まで数えられる人はいないよ、Sはいくつまで覚えていられるかな?
今度教えてね。
Sは今までたくさん我慢してきたんだから、術後に痛かったら我慢しなくていいんだかね。
鎮痛剤でもなんでも頼んで楽にしてもらえばいいんだからね。
と、ある方からSにアドバイスを頂いてから、確かに落ち着いた。
ありがたい。
ちょうど退院したら、夏休みに突入する。
Sの1学期は、これで終了だ。
夏休みまでに提出すべき小学校の課題(勉強以外)は、
今日全てやり終え、スッキリした顔で帰ってきたそうだ。
S、今日から入院。
道すがら、大あくびを連発するS。
昨夜は魘されていたそうだ。
眠さと、緊張が、大量あくびとなるのでろう。
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乗り慣れないボックスタイプの車両、しかも進行方向とは逆の席。 |
Sのことだから、酔うのではないかと思いつつ、言うとその通りになるので黙っておく。
でも・・・。
下車駅2つ手前くらいで、
S「何だか気持ち悪くなってきた・・・。」
期待は裏切らない男だ。
病院に到着。
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これいつ行くの? |
エレベーター横に、院内レストランのチラシ。
S「胃ろうが取れたらここで食べようって言ってた。」
この病院に移って間もなく、食事をしようと立ち寄ったところ、値段にビビって入れなかった・・・。
でも、胃ろうが取れたらなんて、言ったっけ?
と、おママ。
まあいい、それくらい。
オペを乗り越えれば。
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で、無事入院。 |
この夕食で、絶食開始。
(水分は0時まで可)
やはり血管が細いとかで、点滴が上手くとれず、4回失敗してゲンナリ・・・。

1回につき数回抜き差しして血管を「探る」ので、掛け算すると・・・。
こればかりは仕方ない。
腕が曲げづらくはなるが、右腕のひじの内側に1本だけ太い血管がある。
そこで何とか確保できたそうだ。

とにかく無事、まな板に乗せたぜ。
夜、SからLINEが入る。
S「たまに起きます。水飲んで寝ます。」
なかなか寝付かれないようだ。
平成27年7月10日(金)
ついにきた、オペの日が。
朝10時からのそれ、9時半前に病室に入る。
と、そこには眠そうなSが。

同室の子と、深夜ずっとしりとりをやっていたそう。
勝負が付かずに日をまたぎ、その前に制限最後の水を飲んだのだそうだ。
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話もそこそこ、早速準備に取り掛かる。 |
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テープを剥がす。 |
さ、時間だ。
行こか。
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胃ろうを付けてから、10年。 ついに、この時がきた。 |
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でも、どこまで行くの? そうですか、隣りの塔ですか。 |
オペ室入り口に到着。
というか、このフロア、オペフロアというべき規模。
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気を注入? |
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そこに執刀のTB先生と副のOS先生、皆様がが。 ここでお話しできる仕組みなのね。 |
で、気になる胃壁と腹壁の癒着剥離について聞いてみる。
傷の治りが遅くなるので、全部は剥がさない。
ただ、(胃の)位置は調整するかもしれない。
とのこと。
そうですか・・・全部ではないんですね・・・。
それが先生のご判断なら・・・。
マ「先生、やる気スイッチも埋め込みお願いします。」
いや、それはちょっと・・・。
さあ行こうか。
立って、歩いて、Sは扉の奥に消えていった。
さ、この間に俺らも飯食っておこう。
オペ時間は2時間、前後に30分の計3時間の予定。
10時に開始したので、13時頃に出てくるアンバイ。
11時半には待機しておくよう言われたので、その時間には空のベッドサイドに。
待つこと約1時間。
そして看護師さんからお迎えの声がかかる。
同じ道を、オペフロアの前まで、そして待機。
扉が開くたびに、Sか!と思う。
あ、出てきたSだ。
片手あげてる、意識あんのか?
S「イテテテ、イテ、痛い・・・。」
痛いのか?
先生、どれくらい切ったのですか?
そんなに大きくはない。
でも組織が固くなっている部分は切除した。
とのことだった。
次の鎮痛剤もとにかく部屋に戻ってからだ。
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とにかく早く戻りましょ。 |
ベッドに移し、間もなく・・・。
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寝てしまった。 |
看護師さん曰く、本当に痛かったら動くこともできない。
麻酔が覚めかけで、痛いような気がしたのでは・・・。
とのことだった。
点滴の位置が変わっている。
今までの場所は関節部位、腕を曲げられないので良い位置に取り直したようだ。
それにしてもS、酸素のマスクをずらして鼻を掻き、またマスクを戻す・・・。
まじめだな・・・。
どれくらいたっただろう。
ふとSが目を覚ます。
S「痛くて寝返りもできない〜!」
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・・・してんじゃん。 |
痛み止めが欲しいというので、希望優先、投与をお願いした。
そして、いよいよ本当に覚めてくると・・・。
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すぐにゲーム。 |
おいSよ、それよりハラはどうだい?
Sも見たいというので、傷口を撮影。
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私は小さいと思ったが、おママは大きいと。 |
Sの感想は、
S「よくわからない。」
それを言っちゃあ・・・。
右手に残った針を抜き、左手の新たなルートは保護テープを張り直す。
針の刺入部の僅か末端側に、針を刺した痕が。
ホントに入れ辛いんだな・・・。
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そしてすぐマンガ。 |
トイレに行きたいというので、電動ベッドで上体を起こす。
何とかトイレに行きたいというので、起き上がらせる。
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何とか、立つことができた。 |
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夕方には水分が許される。 1回80mLを計300mLまで。 |
Sは全部を飲まず、ちびちびキープ作戦。
長年の節制で染みついた技だな。
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そしてゲーム。 ・・・何だかもう、帰ってもいい? |
術後安定しており、あとは休むだけだ。
Sも大丈夫そうなので、予定より早く病院を後にする。
モロモロ、大きくなったな。