平成27年7月1日(水)

Sのオペへの道は絶たれなかったが、調子はイマイチ。
おママも。

1人元気なHが、構ってもらえずフテ腐れている。




平成27年7月2日(木)


雨。


随分、小僧になったな。




 
平成27年7月3日(金)

オヤツ。

巨大せんべい。




平成27年7月4日(土)

自分で左手を使うように。

まだ時々だけど。
TVの仏様に、Hはポンポンと手を打ち拝んでいた。
風呂上がりのろう口のケア。

もうオペまで僅か。

荒らすことはできない。


にしても、パンツくらい履けっての。

すぐに胃酸が出てくるので、その間もないのだそうだ。





平成27年7月5日(日)

昨日仕込んだシャービック。
大喜び。
も一丁。
餌付け完了。
・・・これも完了。

そこは肺だろ、位置的に。


Sの入院に向け、髪を短く刈ってやった。




平成27年7月6日(月)

何だか・・・。
シンクロ?


え?
最近内容が薄いって?

はい・・・。





平成27年7月7日(火)


Sの入院に向け、ジジババ様が応援に。

早速園の迎えの練習に行って頂いた。

突然現れたババ様に、Hは最初、きょとんとしていたそうだ。

そういえば、Hには全く言っていなかったし。

Hの寝かしつけは、遊びたくて仕方がないH、
寝たふりするババ様の上に乗ったり、顔を撫でたり、しつこく攻めてきたそうだ。

それでも寝を貫くと、諦めて落ちて行ったそうだ。

いやしかし、Sの体調を含め、これで準備が整った。


ガリガリ君味の歯磨き粉。


入院準備、完了。





平成27年7月8日(水)


明日、いよいよSが入院する。

Sは私が仕事から帰るまで起きて待っていた。

今晩はHとおママと3人で寝るそうだ。


麻酔は1、2、3と数えているうちに寝てしまう。
3まで数えられる人はいないよ、Sはいくつまで覚えていられるかな?
今度教えてね。

Sは今までたくさん我慢してきたんだから、術後に痛かったら我慢しなくていいんだかね。
鎮痛剤でもなんでも頼んで楽にしてもらえばいいんだからね。



と、ある方からSにアドバイスを頂いてから、確かに落ち着いた。

ありがたい。


ちょうど退院したら、夏休みに突入する。

Sの1学期は、これで終了だ。

夏休みまでに提出すべき小学校の課題(勉強以外)は、
今日全てやり終え、スッキリした顔で帰ってきたそうだ。






平成27年7月9日(木)


S、今日から入院。

道すがら、大あくびを連発するS。

昨夜は魘されていたそうだ。

眠さと、緊張が、大量あくびとなるのでろう。

乗り慣れないボックスタイプの車両、しかも進行方向とは逆の席。

Sのことだから、酔うのではないかと思いつつ、言うとその通りになるので黙っておく。

でも・・・。

下車駅2つ手前くらいで、

S「何だか気持ち悪くなってきた・・・。」

期待は裏切らない男だ。


病院に到着。

これいつ行くの?



エレベーター横に、院内レストランのチラシ。

S「胃ろうが取れたらここで食べようって言ってた。」

この病院に移って間もなく、食事をしようと立ち寄ったところ、値段にビビって入れなかった・・・。


でも、胃ろうが取れたらなんて、言ったっけ?

と、おママ。

まあいい、それくらい。
オペを乗り越えれば。

で、無事入院。

この夕食で、絶食開始。
(水分は0時まで可)


やはり血管が細いとかで、点滴が上手くとれず、4回失敗してゲンナリ・・・。



1回につき数回抜き差しして血管を「探る」ので、掛け算すると・・・。

こればかりは仕方ない。

腕が曲げづらくはなるが、右腕のひじの内側に1本だけ太い血管がある。

そこで何とか確保できたそうだ。


とにかく無事、まな板に乗せたぜ。


夜、SからLINEが入る。

S「たまに起きます。水飲んで寝ます。」

なかなか寝付かれないようだ。





平成27年7月10日(金)

ついにきた、オペの日が。

朝10時からのそれ、9時半前に病室に入る。


と、そこには眠そうなSが。



同室の子と、深夜ずっとしりとりをやっていたそう。

勝負が付かずに日をまたぎ、その前に制限最後の水を飲んだのだそうだ。

話もそこそこ、早速準備に取り掛かる。
テープを剥がす。

さ、時間だ。
行こか。

胃ろうを付けてから、10年。

ついに、この時がきた。
でも、どこまで行くの?

そうですか、隣りの塔ですか。

オペ室入り口に到着。
というか、このフロア、オペフロアというべき規模。

気を注入?
そこに執刀のTB先生と副のOS先生、皆様がが。

ここでお話しできる仕組みなのね。


で、気になる胃壁と腹壁の癒着剥離について聞いてみる。


傷の治りが遅くなるので、全部は剥がさない。
ただ、(胃の)位置は調整するかもしれない。


とのこと。

そうですか・・・全部ではないんですね・・・。
それが先生のご判断なら・・・。


マ「先生、やる気スイッチも埋め込みお願いします。」

いや、それはちょっと・・・。



さあ行こうか。


立って、歩いて、Sは扉の奥に消えていった。

さ、この間に俺らも飯食っておこう。



オペ時間は2時間、前後に30分の計3時間の予定。

10時に開始したので、13時頃に出てくるアンバイ。

11時半には待機しておくよう言われたので、その時間には空のベッドサイドに。

待つこと約1時間。

そして看護師さんからお迎えの声がかかる。

同じ道を、オペフロアの前まで、そして待機。

扉が開くたびに、Sか!と思う。


あ、出てきたSだ。

片手あげてる、意識あんのか?

S「イテテテ、イテ、痛い・・・。」


痛いのか?


先生、どれくらい切ったのですか?


そんなに大きくはない。
でも組織が固くなっている部分は切除した。


とのことだった。


次の鎮痛剤もとにかく部屋に戻ってからだ。

とにかく早く戻りましょ。


ベッドに移し、間もなく・・・。

寝てしまった。

看護師さん曰く、本当に痛かったら動くこともできない。
麻酔が覚めかけで、痛いような気がしたのでは・・・。
とのことだった。

点滴の位置が変わっている。
今までの場所は関節部位、腕を曲げられないので良い位置に取り直したようだ。



それにしてもS、酸素のマスクをずらして鼻を掻き、またマスクを戻す・・・。
まじめだな・・・。

どれくらいたっただろう。
ふとSが目を覚ます。


S「痛くて寝返りもできない〜!」

・・・してんじゃん。


痛み止めが欲しいというので、希望優先、投与をお願いした。


そして、いよいよ本当に覚めてくると・・・。

すぐにゲーム。


おいSよ、それよりハラはどうだい?

Sも見たいというので、傷口を撮影。


私は小さいと思ったが、おママは大きいと。


Sの感想は、

S「よくわからない。」

それを言っちゃあ・・・。

右手に残った針を抜き、左手の新たなルートは保護テープを張り直す。

針の刺入部の僅か末端側に、針を刺した痕が。

ホントに入れ辛いんだな・・・。

そしてすぐマンガ。


トイレに行きたいというので、電動ベッドで上体を起こす。
何とかトイレに行きたいというので、起き上がらせる。

何とか、立つことができた。
夕方には水分が許される。

1回80mLを計300mLまで。

Sは全部を飲まず、ちびちびキープ作戦。

長年の節制で染みついた技だな。

そしてゲーム。

・・・何だかもう、帰ってもいい?

術後安定しており、あとは休むだけだ。

Sも大丈夫そうなので、予定より早く病院を後にする。

モロモロ、大きくなったな。




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