平成15年10月13日(月祝) その7

丁度体を洗っていた時でした。
念のため手元に置いていた子機が鳴り出しました。産婦人科のK先生です。
先生自らS院に出向いてくださりました。

しかしこちらは泡だらけ、服を着るわけにもタオルで拭くわけにもいきません。
10月といえど寒い日でしたので、ガタガタ震えながらの会話となりました。

・これから本格的な検査にはいるが、まだ原因はわからない。
・おそらく嘔吐により水分を失ったせいだろうが、
 電解質バランスが崩れ、若干(血液が)酸性になっている。


しかし何とか自力で改善しようと、頑張って大きく呼吸している。

とのことでした。
こちらからは、

・情報は面倒でも逐一入れて欲しい。
・相方の食事・搾乳は自室にして欲しい。


と希望を伝え、快諾して頂きました。

私 「先生、息子は大丈夫ですよね?」

無意味な質問とわかっていながら、
聞かずにはおられませんでした。

K先生「今は(S院の)先生方を信じるしかありません。」

それは・・・そうです。
K先生を責めることはありません。
子の回復を信じ、電話を切りました。

次の連絡は意外にも早いものでした。
最初は産婦人科のK先生、すぐにS院の外科のN先生に代わる。

・検査を続けていくが、今の所原因がわからない。
・このままだと(お腹を)開けてみないとしょうがないかもしれない。


瞬間、生まれたばかりの子供にメスを入れてしまう是非を考えましたが、
もちろん、命第一です。
「冷静に・・・」
自分に言い聞かせます。


私「ですが先生、今すぐ手術しなくて手遅れになったりしないのですか?」


K先生「それは大丈夫です。今も検査は続けています。」

本当に手遅れにならないのか・・・
一抹の不安がありました。
(それが当たってしまったのか、検査結果が出るのが早かったのかは、今となってはわかりませんが・・・)


名古屋のジジババも20時頃にS院に地図を片手に到着したのですが、
21時前にS院の先生方から同様の説明を受け、
一端相方が入院している産婦人科に戻りました。

ジジババ様からも電話が入り、S院から
「子供の健康保険に早く加入して欲しい」
と言われたそうである。

確かに申請前に最悪のケースになったら・・・
もちろん保険は適用されないでしょう。それこそ正に最悪のケースです。
続いて相方とも相談し、本来なら今すぐ名古屋に戻らねばならないが、
早急な保険申請を求められていること、
今私が動いたら、大事な連絡を取り損ねる可能性があること、
焦って事故など起こしては元も子もないことから、
ここは待機、朝一で出社し保険の手続きを行い、
それから息子の元に向かうことにしました。

しかし、間もなく事態は急に動いたのでした。


その8に続く。