平成16年3月14日(日) その2

お昼から戻ってくると、NICUの手前で「背後に気配」が。
振り返るとK先生、私達は今日でお別れですね。

K先生「お父さんお母さんにサインをもらわないと」

私と相方によう「アイアイ」の変え歌がイタク気に入り、
ダビングして持って帰るというのです。

命の恩人K先生ですから、私達も嬉しいです。
しかしサインとは・・・??
妙な感じです。

あらら、息子はバギーに乗せてもらって!

私達からは、写真のお願い。
先生、岡山でもご活躍を!





早速日光浴部屋へ。
しかし満腹でぽかぽか陽気、おまけにマットレスとあっては、シャキッとせよという方が無理です。

殆ど添い寝状態です。(笑)
しかし相方に言わせますと、添い寝ができるというのは最高に幸せなんだそうです。
そして、ここまで回復したが故にできることです。



微睡んでいるうちに、3時のエレンタール。
もう殆ど胃に残留していません。

「またチューブがズレてるんじゃないの?」

疑いたくなる程です。
この分なら、間もなく増量されるでしょう。

その後も持ち上げたりひっくり返したり、添い寝したり、おむつ換えたり。
テープかぶれに薬ぬったり。

そんなこんなで、あっと言う間に時間です。
NICUに戻ります。
K先生の姿はありませんでした。
お忙しいでしょうから、呼び出し頂かなくて結構です。
先ほど挨拶は致しました。
それに今生のお別れではありません。

さあもう行こう。
相方も東京に戻ります。
しばらく会うことはできません。
ああ、やっぱり起きちゃった。

見かねた看護婦さん方が、

「お見送りしようね!」

とNICUの出口まで抱きかかえて来て下さいました。

「私も涙が出てきたわ・・・」

と看護婦さん。
ええ、私も必死に堪えています。
それでは息子を宜しくお願いいたします。

結局寝返りは見ることができませんでした。
体重はなくとも知恵はあります。
今度来るときにはもう普通にできているかもしれません。
相方がこれだけ寝返りにこだわったのも、
成長過程を私にも体験して欲しかったのでしょう。

寝返りができるようになったお前に会うのを楽しみにしてるよ。
いい子にしてるんだぞ。
じゃあな。