平成16年3月28日(日)

残念ながら、今日の午後早々に名古屋を離れます。
午前の面会を早めてもらいました。

「今日は元気になったかな?」

期待に胸膨らませましたが、やはり変わらず裸んぼ。
エレンタールも10ccほど残留していることが多いようです。
全く、何が悪いんだろう?


時間がないので早速体拭き&洗髪。


だから、何でいつもカメラ目線なんだ?!
完全にかさぶたになった、第三のおへそ。




2度目なので、少し慣れました。


看護婦さんから「尿カテーテルが漏れている」と言われる。
ホントだ確かにおむつが漏れてます。
後でN先生に見てもらうとのこと。

髪が短いので、頭はとても洗いやすい。(笑)
2度目と言うこともあり、スムーズに。
きれいになってご機嫌!の息子。

すぐに寝てしまいました。(笑)
抱いてもまだ寝てたりして。(笑)



そこへN先生がご登場。


N先生「尿が漏れてるって?ああ、ホントだ。」


注射器片手に何やら用意しています。


N先生「カテーテルを洗浄します。」


カテーテルはおチンチンの先から15cmほど入っており、
膀胱の中でぐるぐる巻いている。でないとすぐに抜けてしまう。
しかし中でヨレたり、汚れが詰まることがあるんですって。

注射器で20cc程(だったかな?)入れたり引いたりしています。
だいぶ出が良くなったので、


N先生「一旦これで様子を見よう。
    カテーテルを入れ換えるのもストレスを与えることになるからね。」



出が復活するといいのですが。
また尿は体とバックの落差で落ちていくので、
カテーテルを高い位置にしないことが大切だと教えられました。


さてふとベッドの横に置いてある、息子の常備薬に目をやりました。
なんと口腔内ガンジダ症の薬がおいてありました。

口の中にガンジダ菌が増殖する病気なのですが、
そもそもその菌は常にどこにでもいる菌です。
しかし免疫力が落ちたときなど感染しやすくなります。

試しに口の中を覗いてみると・・・所々白い。
N先生に聞いてみました。
先生ちょっと口の中を覗き込み・・・


「あ〜・・・今は口から何にも入れれんからね・・・」


後で調べてわかったのですが、唾液中だけに存在するある種のタンパクが、
カビを抑える役目をしているそうなのです。

今は口から全く飲むことができません。
普段デロデロ流れるヨダレと、食事中に分泌される唾液では成分が違うのでしょう。
エレンタールの収まりが悪いことの影響はこんな所にもでてくるのですね。
それに右脇腹に赤い発疹があるのを報告。


N先生「やっぱり今回はウイルス(風邪)かもしれんね〜。」


そうですか。


N先生「親の不安は必ず子供に乗り移る。
     言い方悪いがこの程度の事を気にしちゃイカン。」



そうですか。


相方「そういえば私が帰ってきたとき、授乳のお母さんが子供を抱いているのを、
   羨ましそうな目でジ〜っと見てたんです。やっぱりわかっていたのかな?」


N先生「そりゃーもう!100%わかってるよ。もうお父さんお母さんを認識して、
    理解しているよ。間違いない!」



・・・ますます離れがたくなりますね。(笑)
しかし先生、相当の子供好きなんでしょう。
なのに嫌われる痛いことをしなければならないとは、
医者って本当に厳しい職業だと思います。
N先生、休日も病院に来てますし。

その後まったりと遊んでいると・・・
あっという間、もうそろそろ時間です。
さあもう行くか!
と思ったら、N先生が再度見回りに。


N先生「あ〜・・・アカン、やっぱり漏れとるわ。」


ということで、尿カテを入れ替えることに。
ハサミ、テープ、カテーテル。
必要なものを用意し、


N先生「痛いことをされるところ、見たくないでしょう。」



でも治療後にあやして帰ることにします。
そんでもってN先生、アソコのテープを剥がしていきます。

スルッと・・・抜けました。
こんなに長く入ってるんですね。

続いて今度は入れる方。
入れるときはさすがに嫌がります。
しかし

「ふぇ〜ん・・・」

 (あ゛〜またぁ〜?! もうイヤだよ〜 勘弁してよぉ〜)

と半分諦めたような泣き方をするので、かえって心に刺さります。
ですが勘弁したるワケにはいきません。

手足を押さえつけて1秒でも早く処置が終わることを祈ります。




N先生「ここからが企業秘密、なんちゃって。(笑)」


なるほど!そうやって抜けないように固定するのですか。



子供は小さな大人ではありません。
現場毎の創意工夫、熱意が必要とされます。
マニュアルなんて無きも同然なんですね。


無事に処置も終わり、尿の出も良くなったのを確認。
笑顔が戻ったところで・・・

親に不安や悲しみがあると、子に乗り移る。

「じゃあな!」

それだけ告げ、立ち去りました。

帰りに相方と寄った、某公園。
つかの間の2人きりでした。
良く晴れ桜も咲き始め。
もう春なんですよね。