平成16年8月8日(日)


朝、携帯の着信履歴にS院から2回かかっていた。
胸騒ぎを押さえ慌てて電話すると、看護婦さん。
便の培養から薬剤耐性黄色ブドウ球菌が発見されて、
今日から絶食になったと知らされる。
IS先生が出かけてしまうので、その前に心配しないよう電話してくれていたらしい。

思ったよりも悪くない知らせで少しホットする。
だけど、なかなか進めないね・・・。

○体重 6,080g

N先生・IS先生からメモ

・今日病院に不在なので私が心配すると思いメモをのこしてくれていた。
 明日詳しく話します。とあったが、
 内容はブドウ球菌が発見されたので絶食にするが、
 肝機能・熱・便も良くなってきているともこと。
 抗生剤を口からと静注(IVHから側注)するとのこと。
 口から入れる方が腸に直接効くということ。
 明日血液検査も入れられている。

A先生
・電話で少しお話。細かい予定はわからないが、
 メモと検査結果をみると、
 とにかく腸炎にならないようブドウ球菌をなくして、
 もう一回便を培養してなくなったら経口栄養を再開するのだろうとのこと。


○様子

・きっとお腹空いてキーキーだろうなぁ・・・と思いながらNICUへ。
 思ったよりは落ち着いた様子。
 昨日39度まで熱が出てシーツに氷嚢を敷き詰めたらしい。
 今はすっかり熱はおさまっているとのこと。

・今日は清拭で日光浴室も駄目ということに。早速清拭。
 左首のテープが外されていた。痛々しいけどしょうがないね。
 今日はまだふくのを止める。
 髪の毛も伸びてきているので清拭だけだとかわいそう。
 お尻はすっかり良くなった。
 胸のテープかぶれに薬を塗ってあげる。

・NICUベットで遊ぶ。12時のエレンタールが出てくるとモゾモゾ・・・。
 ん〜ん〜と要求。自分のところにこないのでだんだん癇癪を起こし、
 やっぱり最後はキーキーとかなり大きな声でのけ反る。
 戦時中でもないこの飽食の時代にはそぐわないね・・・。
 夏、特にこの時期は戦争の傷跡を再確認する。
 こんなお腹のすいた子供を持った母親に思いを馳せてしまった。

・といってもブドウ糖とはいえ、点滴が入っている。
 確かに餓死することはない・・・。
 しばらくすると落ち着いたのか一人でもくもくと遊び始める。
 昨日もらったお守りをあげると初めてのモノを興味深げに触る。
 またベットに吊そうね・・・と

 「ちょうだい」

 と言ってもらおうとすると

 「キー!!」

 やけに反抗的にぎゅっと握って離さない。頑固者!!
 まぁ、あとでいいかっと思い、遊ばせる。

・今日はなぜか一人遊びがいいらしく、
 私が何かしてあげようとすると「キー!!」と怒る。
 きっと思い通りに動けなくってイライラしているんだろう。
 一人で遊ばせる。
 暇だなぁ〜と思い、パセリの絵本の壊れている所をなおそうと、
 セロテープを取りにいくためベットサイドを離れると・・・

 「ふぇ〜〜ん」

 と私の方を見て大泣き。

 ???「ちょっと待っててよ。」
 とセロテープをもらって戻ると泣きながら笑顔。・・・甘えん坊だね〜。
 結局ベットサイドも離れられず一時頃まで遊ぶのを見ていた。

・お昼から戻ると一人でまだもくもくと遊んでいる。寝なかったらしい。
 私が顔を出すと「にこ〜〜」と笑顔。やっぱり甘えん坊だ。
 といっても今日は一緒に遊ぶわけでもなく一人で遊んでいる。

・三時のエレンタール時も他の子のミルクを見て大泣き&癇癪。
 かわいそうだね。
 抱っこしたり、看護婦さんのデスクのところで遊ばせてもらい気晴らし。
 しばらくしたらまた一人遊び。??何が楽しいのか??
 でも静かにしているのでこの子なりになにか考えているんだろうと思い見守る。

・4時半くらいには眠くなったのかまたキーキー始まる。
 私の方に寄ってきて目をこすっている。
 寝たいけどお腹空いてるって感じかな?抱っこして横に揺らしてあげると、
 少しぐずりながらだんだん寝入っていく。
 こうやって安心させてあげること。
 これが一番の薬のはず。できるだけ安心させてあげたいと思った。
 
明日休まずに行って来ます。
血液検査が良くなっています様に!!


一応笑顔もあります。
腸の内側、すなわち狭義では体の外面の感染なので、今は命がどうの、ということはありません。

しかしこの飽食の時代に絶食とは・・・。
とても申し訳なく思います。
「しゅぱっ!」

でも早い!
新しいモノには目がありません。(笑)