平成16年9月24日(金)
今日は午後半休して相方と合流、転院先候補の病院に向かいます。
息子は例え転院ができたとしても、それで治療が終わるわけではありません。
むしろそこからが始まり、スタートラインなのです。
当然長期入院、その後に続く外来受診が予想されるため、病院選びも慎重になります。
長いおつき合いになるのですから。
今の担当医のN先生、IS先生と相談し、
転院先は「小児外科のある病院」がいいだろうと言われていました。
以前からインターネットや私の住む東京都に相談したりして、候補を上げていました。
周辺には意外に大きな病院が多いんですね。
ただ、日々の生活を考えると・・・医療の質も大切ですが、
交通も大きなポイントになると考えました。
退院後も急な下痢による脱水などで、緊急に病院に行かなくてはならないこともあるでしょうから。
夏の時点で候補はS大学Y病院、S大学F病院の2つに絞られました。
最初に向かったのはY病院。
新しいだけあってとてもキレイです。
台車にPCを載せ、歩きながら院内LAN?!
今のS院と比べ、とても近代的です。
お約束した婦長さんからきちんとお話が伝わっていたのでしょう、
スムーズにご案内頂けました。
そして私たちの気になる点や状況も、真剣に聞いて頂けました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
さて2件目、F病院です。
ここは家から一番近い大学病院です。
私も通ったことがある、歴史ある病院です。
お約束の病棟婦長さんはとてもお忙しい方のようですが、
出先から戻り息も落ち着かぬうちから、早速お話しが始まります。
「いくつかご覧になってから決められるとの事でしたので・・・」
事前の準備をしていなくて申し訳ない、と仰られました。
しかし机に向かい、長時間お話しすることができました。
「ちょうど後ろの先生が専門の・・・呼んじゃいましようか。」
何と先生まで!
電話で息子の状態を聞かれており、それを先生にまで伝え、相談されていたようです。
先生は、
「俺はその席に呼ぶなよ(バイアスがかかるから)。」
と言われていたようですが、先生も気になって様子を見に来てくださったようです。
「1年間NICUでお世話になっている」
と告げた時、急に先生と婦長さんの顔が曇りました。
短腸症候群は症例も少なく、治療は手探りのなのが現状です。
確立した治療法はなく、それゆえ今まで受けてきた治療法と、
方針・方法が異なるかもしれない。
それに私たちが納得できるのか。
そして今の病院の先生と上手く調整ができるのかも気にされているようです。
また1年もNICUから出ることができなかった状態にも、
「難しさ」
を感じられている様子でした。
しかし、S院の先生方も転院に向け全力を注いでいること、
私たちも短腸症候群の現状もよく理解しているつもりでいること、
NICUに1年お世話になっているのは諸事情によることで、
子の状態によるものだけではないこと説明し、理解して頂けたように思います。
「搬送はどうするか・・・」
前向きに考えて頂けました。
まだお世話になることを決めていない段階で、
真剣に向き合って頂けたこと、安心してお任せできると確信しました。
気が付くと即決で、
「これからも宜しくお願いします!」
と頭を下げていました。
後日、直接S院の担当の先生から連絡入れて頂きますので、
宜しくお願い致します。