平成16年10月9日(土)


今日はちょっと早いが一才の誕生日、
餅背負いの行事です。
いろいろいわれがあるようですが、総合すると、
動き回る子に一升の餅を背負わせ、

「忙しく家を出ていかないでくれよ」

ということらしいです。
私は知りませんでした、こんな行事があるなんて・・・


今回は前日夜から名古屋入りをしていました。
季節はずれの大型台風の進路がドンピシャリ、
万が一を考えての先行策です。
それが効を奏し、無事に息子の元に向かうことができました。
雨の中、餅を受け取ってS院に向かいます。

そろそろ転院も近いということで、
名古屋のジジババも久々に面会を許可をもらっています。
もちろん一般の面会時間は外されます。
私と相方、先にNICUに入ります。

相方が服の用意とかしているウチに、私は最近マスターしたというつかまり立ちを試します。
おお、ホントに立ってるぞ。

でも目線は遠くのママを追っています。


「K先生が、新幹線が動けば寄るって言ってましたよ。」

K先生・・・息子の初めての(小児科の)主治医さんです。
たまたま仙台で学会があり、帰りにS院に寄るそうです。
新幹線、動いてくれ・・・


さて今日はジジババに少しでも触れ合う時間をということで、
特別に隔離部屋でのお風呂です。
用意も大変だったと思います。


寄って集って殿様風呂です。
服を着せる時、

「2人で着せるのは良くないのよね・・・」

とババ様。
葬式の時、そうするからだそうです。
知りませんでした。
もう、1年間2人以上で着せられています。(笑)

体重6,835gです。


「これなに?あけていいの?」

新らしもの好きの息子は興味津々です。
このあと彼を襲う重労働などつゆ知らず・・・


「ほら、足形のお餅だよ」

すごい、まだ軟らかいお餅です。


忙しい合間を縫って、先生方も見学です。
A先生に息子を立たせる役になっていただきました。
寝返りやらハイハイやら、的確にアドバイス頂きましたから、適任かと・・・


「どし〜ん!」

こう尻餅をつけば成功なんだそうです。


しかしここから先が凄かった!
ずりずりと這ったかと思うと・・・

「遊んでぇ〜!」

と立ち上がってしまいました!
一同大笑いです。

コンパクトながら高性能!
逞しさを感じます。


婦長さんのベストショット。

「止めてくれるな皆の衆!」

「拙者(東)京にのぼるでござる!」


S院の皆様方と私たちの楽しい時間は、
こうしてあっという間に終わりました。
もちろんジジババは大満足でした。

1年間・・・本当にありがとうございました。


午後はさすがに疲れたのか、行き倒れのように眠ってしまいましが・・・
その前には相方によじ登りながら、

「マ・・・マ!」

と!

微妙ですが、相方はこれをもって「初めてのママ」とするそうです。
生まれてこの方、多くの方が一丸となってこの命を守り、育ててきました。
ある意味、「みんなの子」となっています。
それが自分に向かいながらそう言ったのですから、
また実の母がそう言うのですから、
今日をその記念日としましょう。


K先生は残念ながら新幹線の復旧の目処が立たず、
お会いすることができませんでした。
電話でお話しただけでしたが、東京にお越しの際は、
是非息子の元にお越しください。