平成16年10月28日(木)




あれ?息子のベッドの柵が下がっている。
何やら検査で連れ出されてるのかな?

近づくと隣のナースステーションでビデオを見せてもらっていました。
お?人生初のテレビ独り占めか?!

「おーい!」

と呼びます。
しかし振り返った息子・・・顔はお岩さんのように瞼が腫れ上がり・・・
よっぽど泣いていたな・・・。
ああ、ほっぺのテープ、涙でぐっしょりです。

ここに来てから・・・
ホント、ぶっさいくな顔になってしまいました。

S院NICUアイドルの面影は微塵もありません。



でも観察室を出ることが可能なら、
沐浴漕のある部屋にも行けるはず。
TB先生と相談し、

「他に風邪を引いているお子さまがいなければ」

少しだけ監視室の外にでる許可を得ました。
なので、今日のお風呂はスペースのある部屋で行うこととなりました。

小児科病棟は、年齢別にお部屋が別れています。
息子とお同じくらいのお子さんの部屋にIVHをゴロゴロと移動です。

ああ、やりやすい!
なんと簡易シャワーまで用意して頂けました。


入浴中はおりこうさん、その後も機嫌で遊びます。
久々に笑い声も出、少しずつ新しい環境に慣れつつあることがわかります。
息子も、私たちも・・・。

「後追い」が始まった息子、ママが少しでも離れると、

ン・・・マンマ・・ンマンマ〜!!

と発狂したように全身全霊の力を振り絞って暴れまくります。
でも、戻ると・・・

カハハ!

っと嗄れた声で笑います。
久しぶりの笑顔です。



でも月に1、2度しか会っていなかった私は

「知らんヤツではない」

との立場は変わりません。
息子はママ命です。
まずは私が昼食に出かけ、さてどうバトンタッチするか・・・。



私が昼食から戻ると、何と小児科の通路に息子と相方の姿が。



あまりにも窒息感があり、

「少しでも咳をするヒトが通ったら」

すぐに戻ることを条件に、観察室から出して頂いたそうです。


長い廊下、しばらく遊んだ後、相方と逆向きに子を座らせ、
相方ぴゅ〜っと出口に向かいました。
(この時既に14時でした。)

このように丸椅子に息子を座らせ、前後にゴロゴロと・・・。
勿論相方とは逆向きです。



すぐに気がつき泣き出すと思いきや、意外に新しい世界に興味を抱き、
通るヒトには律儀にバイバイをしています。
しまいには私の胸でぐっすり寝てしまいました。
(後から思えば、この時間が私と息子の心の距離を近づけたのかもしれません。)


気がつくと・・・私もつられてぐっすりと・・・
戻ってきた相方に起こされました。
昼食+ベッドサイドの片づけを済ませたそうです。

ベッドに戻ってしばらくし・・・

「相方が居なくなったらどうなるんだろう?」

興味半分、相方の休息半分、相方に席を外してもらいました。
すると!
今度は普段帰る時間だったこともあってか、非常に!暴れわめき、
大変な事態になりました。
本当に震えるくらい力を込め、声は既に嗄れています。

「おーい、パパはここに居るぞう・・・」

全く耳に入っていないようです。
必死に相方の姿を探す息子、

「いつかは疲れて寝てしまうだろう」

しかし30分は暴れっぱなしでした。


夕方には担当医のTB先生がお話の時間をとって下さいました。
待機していた相方も、先生の姿を見て息子の側に戻ります。
(あと一歩で寝るところだったのに!)


非常にお忙しく動き回られており、いつ声をかけていいのかわかりませんでしたが、
転院から毎日、1日1回は時間をとってくださります。
私たちも新しいシステムに慣れてきました。

私「体重測定は週に1度と聞きましたが・・・」

これまでS院では毎日体重を測定し、成長を実感してきました。
本当ならかなり不安です。

TB先生「排便などで、1日のうちでも体重は上下する。トータルでみれば良い」

との事でした。

週に1度の測定直前に排便したら、今後の方針が大きく変わるのではないかとも思いましたが・・・

・ 調子がそこまで激変するものではない。
・ 週に1度の測定結果は、私たちに伝えてくれる。


と理解し、一応納得致しました。

○ その他
エレンタールだけでは便は固まらない。
インパクトは(エレに比べ)多くの繊維質を含んでいる。


以前の便の様子はどうだったかと聞かれ、
便秘がちで、「直前は2日に1度は綿棒アタック&大量噴出」と答えました。
それに対するTB先生のコメントはありませんでした。



夕方・・・息子がぐずり出します。
相方が少しでも離れると、泣き出します。
もうベッドに置いただけで、この世の終わりのように噴火します。
仕方ないかな・・・そう思っている時に、夜勤の看護士さんが来てくださいました。

本当にご迷惑とは重々承知しておりますが、
そのタイミングを利用し、息子を夜勤の看護士さんに託し、
監視室を後にしました。

忘れ物を息子に姿が見えぬように取りに行ったのですが、
息子もムスッとしていますが、既に泣きやんでいます。
S院のN先生のお言葉どおり、やはりサクッと出てくるのがいいように思いました。


えへっ!少しいい顔になったでしょ?


まだまだまだまだ。