平成17年6月11日(土)
相方不調だし、一人で面会に。
もともと土曜の午前は一人だ。
これからは土曜の午後散歩のため、
相方はその時間に来ることにしていた。
今日は天気が保てば、私と看護師さんで散歩できるよう、お願いしよう。
相方は何とか底を脱したが、息子はどうか。
NSステーションのトットタッタの上でご機嫌だった。
相変わらず近づかないと気がつかない。
IOさんがベッドに連れてきてくれる。
「残念な事が・・・」
胃ロウが減らされ、IVHが35mL/hに増量となったそう。
便がまだ悪いんだな。
オムツを見ると2枚仕込み、今朝も大量脱糞があったそう。
当の息子の機嫌は上々、とにかく元気ならばいつか回復するだろう。
今は待ちなのだ。
IVHの増量が効いたのか、ここ最近のエネルギー不足は殆ど感じず。
歩く歩く、回る回る。
2歩歩いた、3歩あるけたなどと喜んでいたのはいつだっただろう。
あっと言う間に食事の時間。
息子と私はプレールームに逃げ込む。
ここだけが、絶食の苦しみを忘れることができる。
しかしあっちこっち動く息子に、ルートが引っ張られぬよう絡まぬよう、
汗だくになりとっても苦しい。
「ん〜・・・」
としゃがみ込んだところで、強烈な破裂音。
確認すると、やっぱり水様便が。
まだまだだ。
オムツ替えに部屋に戻ると、同室の男の子が、
「眠いからご飯食べたくない」
と食事がそのまま置かれていた。
「おい!ウチのコイツは食べたくても食べられないんだ!
食べないんだったらさっさっと食器を片づけろ!」
などとは口が裂けても言えないので、
満面の笑みだけ投げかけておく。
しかし・・・昨日もおかしいと思ったが、
聞いていたほど、他の子のご飯を気にしていない。
むしろ、食事そのものには無関心のように見える。
幼い頃から食べさせないと、食べることができなくなる。
ここまで食べられるようになっていたんだから、
1週間やそこらで変わらないと思うけど、
やはり穏やかではいられない。
とにかくじっとせず、散歩に行きたがる。
とってとってと言うもんだから、
あれこれ差し出しても首を横に振られる。
プーサンシューズを指さすと、
「それ」
確かにそれと言ったように聞こえた。
でも、靴なんてどれでもイイじゃん。
仕方なしにプーシューズでぐるぐる散歩。
時間を見て子を預け、昼食に出ました。
−・−・−・−・−・−・−
午後戻ると、息子は丁度ベッドに戻されたところ。
今寝たのかな?いや、今起きた所だった。
オムツをチェック、全く濡れてない。
下痢が頻回のせいか、昨日から尿量が減っているようにも思う。
息子はエレンタールを一気のみ、直後から散歩を要求。
しかしここでハイそうですか、というわけにはいかない。
外散歩があれば、それ用にバッテリーを残して置かなくてはならない。
IOさんに確認する。
少し寒く風が強いような気がするが・・・
短時間ならまあいいでしょう、ということに。
20分後に散歩に出ることになりました。
今外散歩で一番困るのは、この待ち時間。
当然息子は理解できるはずもなく、ギャースカわめく。
オモチャで気を紛らわしつつ、用意をしつつ・・・
何とかクリアー、さあ行きましょう!
今日はいつにもまして行く気満々、
一人歩きでエレベーターに乗り込む。
おお、人間らしくなってきた!
結局外まで全て自分の足で出かけました。
外ではあっちこっち駆け回り、得意の両手指さしも。
しかしここで悲劇が襲う。
屈んだ私のウエストポーチから、デジカメが転落!
レンズカバー部が破損するという事故に。
電気系統とレンズには異常なかったのは幸いだが、
レンズの前に陣取ったレンズカバーのパーツが動かない。
今日の撮影はここまでとなった。
凹む私に我関せず、息子は変わらず走り回っている。
しばらくすると台風の影響か?
風が強くなってきたのでここまでとする。
中に入ろうとすると、息子はイヤイヤ!と。
もっと外に居たかったんだ。
でも変わったな。
ベッドに戻って一息つく間もなく、病棟内を散歩に出る。
そこへTB先生がお話に。
残念ながら、昨晩から胃ろう注入量を半分に減らした。
まだ(腸は)回復はしていない。
そうですか。
でも、IVHを増量したせいか、エネルギー不足という感じは少なくなりました。
かなり量・質ともにIVHを増やしているそう。
他の子の食事に関心がなくなったことを尋ねる。
IVHの量が増えて、常に血糖値が高い状態となっている。
それほど空腹感はないのだろう。
そうですか。
ではIVHが減ってくれば、また食べたがるということで。
とにかく今は待つしか無いとのこと。
もう充分理解しています。
元気が第一、そのうち立ち直ってくれると信じています。
今日は1日散歩デー。
バッテリが尽きるまで歩き回った。
バッテリは交換式にならんかな?
デジカメみたいに・・・。
そろそろ帰りの準備をと思った瞬間、
またブリブリと、平和を乱す破裂音。
見るとまた粘性の血便であった。
今度は鮮血ではなく、もうちょっと上部からの色。
出血部位が変わったのか?
NKさんに便を確認していただいた。
先生にも伝わることでしょう。
昼寝が足りなくぐずり始めた息子、
NKさんに託しました。
息子はニコニコでバイバイ!でした。
![]() |
くっちゃ〜い! そうだろ、そうだろ。 自分のオムツを自分で確認。 |
![]() |
えへへ、手術しちゃうぞ〜 |
![]() |
ねえ、お散歩まだぁ〜? なんて、機嫌良く待ってはくれません、 絶対に。 |
![]() |
外が大好きになりそうな気配。 あてもなく元気に走りまわります。 |
![]() |
そうそう、手形をとってみたりして。 隣のベッドの女の子が、 不思議そーに見てました。 |
![]() |
これが手形。 暴れるので一苦労でした。 |
![]() |
| 夕方、東に虹がかかりました。2重になっているのがわかりますでしょうか? 平成15年4月19日、安産のお参りに見た虹と、方向、形共に一緒です。 な、懐かしい・・・。 息子の腸が早く回復してくれるよう、お願いしました。 |