平成17年7月3日(日)


相方は子の買い物のため、午前は一人で面会に向かう。
病院の入り口でSTさん、OMさんとしばし談笑。
長く一緒にいればいるほど、人間関係は大切なのです。
その人がどういう人で、どういう考え方をする人なのか。
何気ない会話の中に、ふと見えたりすることがある。
自分の認識不足に気が付くこともある。
そういった世間話は、なかなか病棟ではできない。
とても貴重な時間であった。

部屋に入ると、いきなり息子に泣かれてしまう。
STOさんが、お待ちかねでしたよ〜と。
私が立ち話をしていたのを、窓から見られていたようでした。

靴を履かせて散歩にGO!
初めは調子がよかった。
マンマ!とワゴン車を触ったり、自ら笹に触れたり上機嫌。
しかし・・・
ナースステーションのカウンター上に置かれたペットボトルを取れというので、
ウチのじゃないからダメ!と一喝すると・・・

ふぎゃー!!と火がついたように泣き出す。
抱っこすると耳のそば、鼓膜が痛いくらい大声だ。

普通、家での子育てだったら泣こうがわめこうが、
ダメなものはダメ、そうビシッと切り、捨てておくこともできるのだろう。
しかしコイツはタダでさえストレスが胃腸に響く。
ご飯を食べないときも、食べたくないなら食べんでもよろしい!
と取り上げることもできない。
食べることが治療であり、トレーニングなのだ。

しつけと現実。
相反する事柄に、気が重くなる。
しかし、なるようになる、なるようにしかならない。
そもそも生死を彷徨っていた頃を思えば、贅沢な悩みだ。

それ以上深く考えるのをやめ、とりあえず気を紛らわすためにプレールームへ。


息子はここでも機嫌が直らず、ぎゃーぎゃーである。
そのうち、閉塞。
最悪である。

息子を抱えてナースステーションへ。
ここで丸椅子に乗せたのがマズかった。
そのまま走らせろと「あ!あ!」と要求。
ここからがまた大変である。

半分雑巾掛けのような姿勢で、丸椅子と点滴台を走らせる。
息子が転げ落ちないように、椅子の縁に掴まらせる。
何往復しただろう。
汗だくだ。

途中、「あらかわいい」と声をかけられたが、
返事をする元気は既になし。

もういいだろうと、ソファーに乗り付け息子を下ろす。
まだまだこれからと再び丸椅子に乗る息子。
容赦ないな、お前。

充分搾り取られた後は、またプレールームに。
今度はご機嫌に遊んでくれる。
しかし閉塞になったので、また抱えて戻る。
そのままベッドにごろんとさせる。

私もベッドに横になったら、つられて?
息子もゴロンとなり・・・そのまま寝てしまった。
眠かったんだな。

STOさんに午後散歩に出たいと相談する。
前回卒業試験結果を尋ねたら、聞いてないので調べてくると。
みんなAなのでたぶんOKなのだろうが・・・
正式に聞いてないので、出口までは一緒に行く、と。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。



午後、相方と合流し、再び病室に。
息子は寝ていたが、ごそごそしているうちに起き出す。
散歩の準備にと、体温測定。
・・・おかしい、35度ちょっとしかない。

何度計り直しても、体温計を交換しても似たような値に。
確かに手、脇が冷たい。
冬眠?夏眠?
これでは散歩が中止になってしまうので、
比較的暖かい膝裏で計る。
やっと35.9度を得、これで許可を頂く。

STOさんが出口まで付き添いに、今後は完全に私たちだけでの散歩になる。
一緒に出てもらえるのは心強いし有り難いのだが、
出る時間が看護師さん待ちになってしまい息子に待てをさせなければならなかった。
もう、私たちで自由に出られます。

キュッキュ!と救急車に近づく息子。
動いてる車は危ないぞ。

今日は曇りで涼しい。
帽子とマスク、取っちゃいました。


散歩から帰ると、一度ベッドで着替え。
体温を測るとまだ低い。
熱が上がる前兆でもないようだが・・・。

再び廊下に散歩に出ようと催促が。
プレールームではガラガラとオモチャをひっくり返し。
ゴミ箱を振り回し、やりたい放題、し放題。

今日はバレーボール、対アメリカ線。
最終セットだけ一緒に観戦。
息子も何だか大喜びで応援を。

そろそろ時間。
ベッドに戻して落ち着かせ、KTさんに預けました。
もうすぐ寝そうだね、目がとろーん、でした。


苦手の笹も、むんずとできた。
そのペット、とって〜!!

な、なぜそんなのがそこに?!
ダメなものはダメ。

この後、火がついたように泣きわめき。
一瞬だけ泣きやんで、両手お絵かき。
走れ〜!!

って、結構辛いのよ、中腰が。
午後の外散歩。
今日は涼しくて、厚着の息子には丁度良い。
曇ってるし、帽子もとっちゃえ!
何故かマスクもなくなっちゃって・・・。
ほら、立ちな。

何故かぎゃははと大笑い。
キュッキュ・・・。

救急車が大好きです。