平成17年11月6日(日)

また一人で面会に。
さっき寝たばかりとKMさん。
ホントに起きない、ダメだコリャあ。

衣装ケースに洗いたての服をしまおうと、ベッドに向かう。
すると床に、輸液痕が。

何かトラブルでもあったかな?
看護師さんに聞いてみる。

せっかく生きることを許された命、
ここで何かあったら悔やんでも悔やみきれない。

幸い前夜勤の記録にも何もなく、パック交換時のものであろう、と。

IVHは諸刃の刃で、命の源にもなるが、
ひとたび牙を向けば一瞬でそれを奪い去る危険もある。
手足の骨が折れても死にはしない。
しかしIVHはそうはいかない。
明日、命が尽きるかもしれないのだ。
イヤでも神経質になる。

まだ息子はぐっすりだが、もう16時、AOさんにタタキ起こされる。
オヤツ後の昼寝だったので、何も出ず。
お茶を頂く。
マグの蓋を、

「開けて」

と、カンシャク起こす前に言えた。

寝起きのオムツをチェックしようと、ナゼだかイヤイヤ、ナイナイの連発。
嘘つくと、真っ赤かに腫れ上がるの、お前だからな。

仕方無く、靴を履きパトロール。
台車を押して内科に向かう。
ここでアンパンマンの手押し車を見つける。
さっさと乗り換えようとしたので、

「持ってきた台車、先に返さなきゃ」

息子は素直に従って、NSステーションに返しに向かう。

アンパン車に乗って、内科をグルグル。
散歩中の内科の子に何度も道を譲って頂き。

汗びっしゃりで、ご飯の前に着替えることにする。

混んだプレイルームに入ろうとしたので、
「どんぐり見せて」とベッドに戻る。

すると気張ったと思ったら、ブリブリブリ〜っとロングなオナラ。

「・・・出た?」

「オナラ!」


嘘つけ。
ほうら、うわあ、強烈だ。

そのままマンマの時間になるが、配膳係りの方が違う、出番なし。

今日もベッドで食べたいと言う。
トマトに鳥肉、ご飯に味噌汁、刻みほうれん草。
基本的に好きなものばかり、しかし野菜センサーは敏感だ。

そこへきゅっきゅのサイレンが。
息子は窓の外に釘付け。
ここぞとばかりに混ぜ混むほうれん草。
ここまで刻まれてれば、茎を除くだけ。
しかし少しでも多いとセンサーに感知される。
ごまかしごまかし、味噌汁に混ぜる。
1/4ほど残ったところで、ご飯もおかずも汁も無くなる。
野菜だけではさすがに食べぬが、
久々のホボ完食であった。

きゅっきゅに乗じて食べさせることが、いい方法なのかはわからない。
しかし特に支障なければよしとしよう。
状況は刻々変わる。

食後は、ブブ、ブブ〜ッ!っと怪しいオナラを連発。
本人オナラと言い張るが、やっぱり2回、残りった実も少量出ていた。

寝巻きに着替えさせようと、どれがいい?
青がいいんだ?と言うと、イヤイヤ黄色がいいと言い出す。
好きにしてくれ。

ベッドの上で、しばしマッタリ。
私に登って窓の外のきゅっきゅを覗く。
NSステーションのビデオをセット、息子は既に遠くから釘付け。

こうなるとダッコして連れていくのも当然笑顔。
ニコニコでバイバイ。
いつの頃からか、前後ではなくしっかり手を振ることができるようになっている。


もう、何をしても起きません。
どんぐり見せて?

自慢げに引き出します。
大きいドングリが引っかかると、
足で押して中に落とします。

確かに、足の方が手より力が強い。
しかし・・・?
苦手の野菜も、だましだましこの通り。

恐るべしキュッキュの力。
でんぐりがえりも、もう少し?
最後はやっぱりカメになりました。