平成17年12月4日(日)

今日も一人で面会に。
病棟に到着すると、息子はNSステーション、マットを敷いてSGさんに遊んでもらていた。
どうやら新たな芸を仕込まれていたよう。
しかし新ネタ「いらっしゃいませ」は不発に終わる。
ちなみに今日も昼寝をしておらず、朝昼オヤツ、全て半端であったそう。

ベッドに連れてくると、丁度同室のお母さんがビデオをセットしていた。
便乗鑑賞。
余りの食い入り様に、

「パパベッドで寝ててもいい?」

すかさず息子は

「うん!」

室内で笑いが起きる。
しかし・・・息子は同室の子のビデオをもらって返さない。

「ドーゾして?」

「ヤダ!」

まだまだだ。
それにしても、その子が息子より1ヶ月遅いと聞いてビックリ。
ウチの息子はもっと幼く見える。
そりゃあ、TVも見れないし、病院意外の外にもいけない。
かといって24時間誰かがビッタリ張り付いて居るわけではない。
発達がゆっくりなのも仕方がない。
「TVなんて、見ずにすむならそれに越したことはない」
昔どこかの誰かに言われたことがある。
世界が違う。
説明は徒労に終わる事がわかっているので、労力をかけることはない。

息子は時折廊下に散歩に出る。
戻ってきてはビデオを見、の繰り返し。

マンマは「ガタン!」と一回だけ音がするのがわかった。
息子の耳はそれを逃さず捉え、マンマに気がつくのだろう。
「マンマ〜」と早くワゴンの所に行こうと催促される。
じゃあ、電源抜いて!ちょっとルート持ってて!
最近は以前にも増して散歩が楽になっている。
配膳の助手?としてバリバリ働く。

さて、息子の飯はどこで食べようか?
本当にNSステーションは禁じられたのか?
看護師さんに確認する。
やはりその方も聞いていないそう。
あらら、みんなで検討が始まった。
その間、息子はご飯ヤダと駆け回る。

部屋付きのSGさんから説明が。
正式な事は上の確認を取ってからだが、
今後はやはり部屋で食べるようにさせたいとのこと。
1つ目はできるだけ誰かが食べている様子を見させたい、
2つ目は、夕方は先生が他の患者さんへ説明に使うことも多く、
プライバシーの確保のために望ましくないとの事。

それが決定であれば、理由はどうあれ従います。
それぞれに都合があるのですから、譲れるところは構いません。
事前に一言欲しかっただけなのです。

息子には、ベッドにする?ここでテーブル(出す?)と聞く。
ココで〜というのはビデオがあるからだ。

ながら食べは良くないが、しかし食べることが治療であるため、ある程度は仕方なし。

ただ、息子はみそ汁をズズズとすすってもうイラナイと。
ハイそうですか、とは引き下がれないので、

「じゃあビデオ消しちゃうよ」

息子は渋々口を開ける。

2/3程食べ終わったところで、その手も効かなくなってきた。
ここで反則技を出す。

「全部食べたら、ママ来るよ」

息子はママと言いながらマンマを食べ始める。
しめしめだ。
もちろん後からママが来ることは約束済み。
ウソは良くないから。

ほぼ食べ終わると同時にママが到着。
息子も嬉しそうにはしゃぐ。

早速散歩、私が物陰に隠れると、

「んパパ〜!」

と追って、手を引いて散歩の続き。
以前はママが入れば、私はカヤの外だった。
ここ数回で、対応が変わった。

ママがトイレに行っている間、スゴイ地響きが。
息子は「でたぁ〜」とにっこり笑う。
途端に異臭が漂ってくる。

自分でコットをベッドに運び、オムツを持てるだけ引き出してきた。
チッチッチ!そいつはタダじゃあ、ないんだぜ。

何故か2重オムツがお気に入り、しかし3重4重をせがむので、
した振りをする。

あとは着替えて時間まで待ったり遊ぶ。
最後はKGさんに抱っこされて笑顔でバイバイであった。


自主体重測定。
なんだよ、全然増えてないな。
それがどうしたぁ!

確かにIVHを落としているので、停滞も仕方なしです。いつかは通らねばならない道なのですから。