平成18年1月27日(金)
今日は有休取って面会に。
1日行かないと洗濯物が溜まりに溜まり、着替えが無くなります。
息子はお腹にIVHの挿入口と胃ロウがあり、テープがだらけなんです。
故に痒みが生じやすく、できるだけ手で掻けないように、
全てツナギ(すっぽりかぶって、股間で留める)の下着が必要なんです。
もちろん上もできるだけツナギにしています。
病院の洋服もあるのですが、大人の寝間着のような、
上下セパレートのものなんです。
そしてそれはあくまで非常時、基本は自分で用意することになっています。
息子は腸が短いので便も頻回で軟らかく、よって服を汚すことが多いのです。
1日行かないと洗濯物の山、そしてストックが尽きてしまいます。
これだけ長く病院におりますと、日々迷惑をかけても申し訳なく、
服は欠かすことの無いようにしています。
また万一そのせいでIVHを失ったら、一生後悔することにもなりかねないからです。
そんなこんなで有休取って、袋2つ分の洋服を持って面会に。
息子はNSステーションでお友達と輪になりオヤツを食べていた。
朝から機嫌が悪く、そしてAKさんにベタベタだったよう。
気分転換に外散歩との提案が。
確かにそれはよい、早速準備。
子はのんきに「(看護師さん)みんなで〜」と言っているが、
もちろんそれは却下である。
AKさんがご同行頂いた。
息子はまたもや出口で「サムイ〜!」と固まり、AKさんに抱っこと迫る。
こんなんでいいのか・・・。
キュッキュが居たので、近くに寄る。
隊員さんが、「乗ってみる?」と言って下さった。
AKさんは「前(助手席)に乗りたい?」と息子に提案。
つ、強い・・・。
助手席に乗った息子は固まってしまい、微動だにしない。
「運転席に座ってみる?」とAKさん、息子は「クワイ(怖い)〜」と泣きそうに。
ああ、ビビリだ。
キュッキュを下りると、ボールで遊ぶ。
まだ投げ方がわからない。
ふと駐車場の車のエンジンがかかると、「あぶない」と言って、
駐車場の端っこに退散。
初めての行動だ。
途中外泊で家に帰るお姉ちゃんが、その前にということで息子に会い来てくれた。
しかしあまり交わることができなかった。
まだ外の刺激に対応するので精一杯なのと、コミュニケーションの取り方が下手なのだ。
外でダックスフンドを連れたご婦人が通り過ぎる。
「犬見に行こうか!」とAKさん。
急いで後を追いかける。
しかし近づくとまたもや「クワイ〜!!」。ああ・・・。
駐車場に戻ると「帰る」と言って、自ら病室に向かった。
病棟に入ると、廊下に出してあったテレビにしがみつき、ビデオを見たいと言い出した。
それは寝る時にしようよ、なんて言っても聞くわけもなく。
仕方ないので抱えてベッドに連れてゆく。
いつもの如く、デジカメの写真を見せると、
「あ、AK〜!」
とニマ〜と笑う。
お前、それ絶対マズイぞ。
キュッキュの写真が気に入ったようで、ずっとカメラをつけっぱなしにさせられた。
その後散歩に出たものの、この頃から私と息子の歯車が狂ってゆく。
息子は仕事中のAKさんに構ってもらいたくて仕方がない。
しかしそればかりもできないんだよ、忙しいんだから。
ぶぎゃ〜!!と泣いて手がつけられず、アタマを冷やせとベッドに閉じこめ、私は外に出る。
外でTB先生に。
お母さんににも話した事だが・・・
今1年前からのデーターを見直している。
安定という面からは比較にならないほど良くなっている。
血液検査の結果もよい。
しかし体重の伸びが停滞している。今週いっぱい様子を見て、
来週からIVHを15mLにするかもしれない。
状態がいいのと成長とは、また別物である。
確かに。
腸があまりにも短いので、思ったより吸収が悪いのです。
仕方ありません。
成長するときにさせないと、取り返しがつかなくなります。
体が大きくなれば、また状況も変わってくるでしょう!!
数分して戻ると、なんとSWさんがおんぶしていた。
「ずっとAKを呼び続けていたから・・・」
え゛・・・。
帰宅後ママにこの事を話すと、私がしばらく行っていないからかな・・・と言っていた。
ホンの2、3日だが、2歳児にとって丸1日ママと会わない事は、
余程堪えることなのだろう。
もちろん、ママの居ない家庭だってある。
しかし、それは初めからか、その後ずっとの事だ。
今はとても中途半端な状態なのだ。
満たされない分、代わりを求めることは自然なことなのかもしれない。
ともあれ、SWさんとバトンタッチ。息子は当然それも「パパ嫌〜!」と拒否。
しかし強制的に引き離す。みんな忙しいんだよ。
かなり不機嫌な中、ビデオを見たいというので妥協する。
本当は寝る時に使いたかった手だが・・・。
AKさんと引き離し、SWさんとも別れさせたから、
そんなこんなで私を敵対視したのか、ベッドに座ることを許してくれず。
「座らないで!」
と懇親の力で押し出そうとする。
はいはい、わかったよ。
しばらくすると、クックを要求。
丁度マンマが来る時間だったので、出勤だ。
いつもの方で、息子も満足。
しかしやっぱりご飯は「イヤイヤ」と。
しばらくアンパン車を乗り回し。
やっと部屋に入り、ベッドで食べることに。
トマトがあって楽勝かと思いきや、お盆の上の「あれ!」を取れと要求。
それが何だかわからない。
全ての器を差し出しても、違うとはねのける。
飲みそびれたエレを見せ、「これ飲んだらご飯食べるか?」と聞くと、
「ウン食べる」
スプーンを渡すと喜んだので、ああ自分で食べたかったのだなと思いきや、
「違った!」
とフォークにお取り替え。
するとまた「違った!」
おいおい、いちゃもんつけるのもたいがいにしておけよ。
その後も「あれ!」が続き、
要求が理解不能なので、お盆ごとベッドの上に置いてみる。
しかし何かが満たされない、終いには「ごはん、食べない!」「トマト、食べない!」
と言い出し、後ろを向いてしまう始末。
おーい、さっき食べるって約束したジャン。
むーん、困った。
そこに非番のYGさんが助け船。
なんやら上手に子をおだて、再び仕切り直し。
再びお盆をベッドに置くと、手でトマト片をつかんで口に運ぶ。
「SG君が手で食べるのを見て、やってみたかったんだよね!」
とYGさん。
何だそうだったのか。だったら最初の時にそうしてくれよ。
その後はバクバクとトマトを食べ続け、ご飯とおかずが間に合わない。
子の食欲エンジンは、スタートの掛かりが悪いのだ。
その後は着替えてビデオを見ようと。
しかし子はビデオテープを選ぶのに夢中で、ベッドに並べて満足状態。
肝心のビデオを見ることを忘れている。
途中でクックをはいて、立って見る。
19時半になっても消灯されず。
丁度また患者の受け入れでバタバタしていて、手が回らないのだろう。
しかし、そのつもりでペース配分をしてきたので、仕方なし。
看護師さんに消灯していいか聞いてみる。
部屋の明かりはすぐに消され、息子をベッドにゴロンさせる。
でも「おっきして見る」勝手にせい。
これまでは看護師さんに預け、NSステーションで寝るまで面倒を見て頂いていた。
それがシステムが変わり、早めに消灯しベッド預かりとなった。
その時に看護師さんに子の面倒をお願いすると、確実に人手が1人分減ることになる。
なので、頼まず子一人残してバイバイしてみる。
今日は2人の仲があまり良くなかったからか、子も素直にバイバイ。
暗い部屋に一人残して立ち去った。
その後はどうなったのだろう。
また聞いてみようと思う。
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助手席に乗る息子。 この後運転席に座らせようとするも、 怖いというので断念。 |
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2歳3ヶ月にして、救急車に「乗った」回数は日本一かもしれません。 ちなみに子は写真を見るたび、 「AK〜!!」と喜んでいました。 |
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テープを並べて満足し、ドングリで遊びはじめる息子。 ちなみにペットボトルの口も、不完全ながら開け閉めできるようになっています。 |
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食事、完全拒否のストライキ状態。 ちょっと歯車が狂った1日でした。 |