平成19年5月31日(木)
どうにも身体が怠い。
先日より出ずっぱり、疲れも溜まる。
おママも同様に怠さを訴えている。
私が不在の間、生活から食事管理、投薬、胃ロウ等々、
全てをこなしていたのだから、その負担は大きかったと思う。
Sも昨日より空咳が目立ち始め、昨晩より市販の風邪薬を追加した。
悪くならなければいいが・・・。
風邪と言われる症状は、大きく分けて2種類の病原体が原因である。
一つが細菌、二つ目がウイルスである。
どちらも気道の細胞を壊し、炎症を起こさせる。
しかしながら細菌とウイルスは全く別物であることは、
一般的にはあまり理解されていないようだ。
細菌はそれ自体が完全な生命体、環境さえ整えてやれば、自らを複製してゆく。
一方ウイルスは至極特殊な生物で、
ウイルス自体は殻の中に自らの設計図しか持っていないのだ。
ウイルスは宿主に入ると、宿主自体の機構を利用し自らを「作らせる」。
自分自身で子孫を作ることができないので、限りなく「物」に近い。
細菌の構造は人間の細胞のそれとは異なる点もいくつかあり、
よって体内の細菌だけを狙い撃ちする薬が数多く作られている。
いわゆる抗生物質(抗菌剤)である。
しかしウイルスは設計図を他人様の細胞に注入し、あとは全て人間任せであるため、
ウイルスだけを狙い撃ちすることは非常に困難である。
原材料や機械まで人間の細胞のそれなのだから。
抗ウイルス薬は「タミフル」が有名であるが、
真相はどうであれ別の理由により知名度が上がってしまった。
結局の所、ウイルスに対しては人間の免疫能力に頼らざるを得ず、
科学は今もウイルスの脅威に対して無力である。
短小腸が厄介なのは、風邪による体力低下がお腹の調子に直結することである。
いわゆる「胃腸風邪」胃腸に大きく影響するそれなど以ての外だ。
Sは下痢が2日続くと脱水状態になり、即入院となると言われている。
また先の抗生物質も短小腸では用いるのが難しい。
大人でも抗生物質を服用すれば下痢になる方が多いことでわかるように、
それは病原菌のみならず腸内細菌にも多大に影響し、
腸内環境が一転してしまう可能性が高いのだ。
風邪は万病の元と言うが、Sには特に大敵なのだ。
どうにか治まって欲しい。
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左手の先のオモチャ。 一旦全て散らかしてしまったのを、 一人でここまで片づけた。 積み重ねただけだとも言えるが。 |