平成19年7月29日(日)
朝。ベーグルの進みが遅い。
どうもここ数日食が細くなっているのだとか。
子は日々の食事が治療につながる。
なんとかせねばと、ついつい食べろ食べろ、と口うるさくなる。
しかし「いただきます」から1時間を優に超え、途中で終了とした。
この間に食べたのはヨーグルトとベーグル1/2個。
あまりにも少ない。
Sはまだ食べたいと泣きわめくが、このスピードでは昼までかかる。
食べたくないからノロノロ食べてたのだろうし?何故泣くんだ??
一体どうしたものか・・・。
これまでの約束どおり、続く昼食は抜きとした。
好物の焼きそばだったので、更に機嫌が悪くなった。
もちろん本当に夕食まで何も食べさせないと、
エネルギーが不足が長く続き、Sの身体にとって良いことはない。
昼食には代わりにおやつを食べさせた。
晩ご飯は空腹になって食べるだろうというもくろみで、
当然マイナスの事態など望んではいない。
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午後はクワガタの幼虫の回収を行った。 マニアでは「一番楽しい」作業と言われているが、 私には面倒なだけである。 よって助っ人投入である。 |
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とわいえ、Sはまだ力の加減がきかないので、 潰してしまわないかドキドキだった。 |
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こんな風に木を食べているのである。 |
仕事を終え一息つくと、Sはゴロンと横になってしまった。
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1食抜くと、エネルギー切れで横になってしまう。 それだけハラ減っているなら食べればいいのに。 |
少し早めに夕食を用意したが、
これまたなかなか箸が進まない。
何で?!腹減ってないんかい?!
おまけにまた歯磨きやら絵本読みやら「これはパパと」「これはママと」
Sにとってはゲーム感覚、わざわざ忙しい方を指定されるので腹が立つ。
こちらはついつい辛く当たってしまう。
最後は大泣きしながら寝ていったS。
もう眠くてグダグダだったんだな。
おママも疲れているときはSに酷くあたってしまうそう。
しかし荒れているときは疲れていると気が付かないのだ。
いや気が付いてはいるのだが、やらねばならぬ、まだ大丈夫。
知らず限界値を超えてしまうのだ。
食べる事が治療、食事作りも一切手抜きが許されない。
「菓子パンでも食べさせておけばよい」等とはならないのである。
そしてここが躓くと生活全てが狂ってしまうのだ。
その姿を見て私が何とかしなくてはと頑張ると、
遅れて今度は私の方が限界を超える。
食べない、イタズラ、失敗、ちょっとしたことが許せなくなる。
するとそれがおママのストレスとなり、
私が回復してきた頃には、またまたおママが疲労の渦中で喘ぐ事になる。
グルグルの悪循環だ。
「そんな事なら割り切って休めばいいだろう」
それは誠にごもっとも。しかしこれがなかなか難しい。
どうも、スタンスというか、子との生活スタイルができていないように思う。
いや、子の成長・変化についていけてないだけなのかもしれない。
自分はどういう親になればいいのか、どういう父親なのだろうか。
決して演じるものではないが、自然体と言われてもまた難しい。
自然の俺はどんな俺?
ただこのままではSにとっても楽しい生活とは言い難いだろう。
食事が原因で、全てが苦痛の時間となってゆく。
逃げ場はないのだ。
おママ曰く、
これまでは食事制限に対応する食事を作るので精一杯だったが、
「食べやすいメニュー」「食べるのが楽しくなる工夫」
を考えていく、と。
もう、次の段階へ上がらなければならない時がきているというのだ。
これだけ流暢に喋っても、3歳児は3歳児。
食べられる工夫が必要と感じているそうである。
確かに正面からぶつかるだけではラチが開かない。
そりゃそうだわな。
しかし明確な答えなんてのも無いんだろうな。
なんて、こんなに考える必要もないのかも。
ああ、ややこしい。