平成20年5月6日(火)祝

Sは昨晩、熱によりよく寝られなかったようで、
明け方から薄着にさせて、やっと寝たそうだ。
ジュースも一口飲んで、嘔吐してしまったそうだ。
瘻口から、胃酸が染みだしている。
胃から腸に流れていない感じ。
腸の動きが悪いのではないかと思う。
39度台の発熱は続き、このままでいいのか、
いつもの病院の救急にかかるべきかずっと悩んでいた。
Sの目はうつろで、焦点が合っていない感じがする。
でも39度もあればそうなるだろ?
水分は胃ロウからポカリを入れている。
でもそれで充分な量なのだろうか?
ちゃんと吸収されているのだろうか?
尿量も減ってきている気がする。
汗も全くかいていない。
夜になって熱が上がってきたら?
今のウチに病院に行っておくか?
でも移動も体力を使わせてしまう。
このままゆっくりと休ませるべきか?
自問自答が続く。
小腸が普通の状態であれば、ここは様子見なのだろうが、
食べたものが全て吸収されるわけではない短小腸にとって、
脱水の不安はいつもつきまとって離れない。
ここまで見事に発熱したのは、IVHの感染以来だ。
救急の電話番号を片手に、何度も受話器を持っては置くの繰り返し。
昼以降は胃ロウの瘻口からの洩れもなくなり、
何より下痢をしてないことから、このまま様子を見ようと決心した。
食欲が無いのは、消化吸収に使うエネルギーを病原体との闘いに向ける、
体の仕組みだろう。
そのスイッチが熱であろう。
しかし栄養状態が悪いと戦力(体力)も落ちる。
絶食状態下において、これだけの熱を起こすエネルギーは、
文字通り体を燃やすことで賄われている。
もし、消化吸収の体の負担を最小限にして、
充分な栄養を体に送ることができたら?
夜を待たずして胃ロウからの栄養剤持続注入を開始した。
点速を落とし時間をかけてゆっくり入れることで、
消化吸収の負担を最小限にする。
かつ栄養の補給と脱水の危険性を回避することができる。
ズバリ正解か?
夕方には少し熱も下がってきた。
明日から園など予定がギッシリ詰まっている。
おそらく、だいぶ欠席しなくてはならないと思う。
人生これから、長い目で見よう。
夜にはおママまで咽の痛み、体調不良を訴えはじめた。
これも、悪化するパターンだ。
GWの中で一番よく晴れた日は、散々な1日になってしまった。