平成20年5月7日(水)
昨晩から明け方まで、39度台の熱は引かず、
夜中には嘔吐もあった。
体が辛いのだろう、呼びかけても返事をしない。
目はちゃんと反応しているし、そのまま様子を見続けた。
またおママも38度台の熱を出し、Sの隣でウンウン唸っている。
これは2人とも酷い感染症を貰ったな。
明け方になりやっと便が出て、これで胃腸が動き始めたとホッとする。
しかしこんな状態では2人を置いて出ることもできず、
GWを1日延長。
相手は短腸症候群、何が起こるかわからない。
本来、あるべきものがない。
調子を崩した時ほど、恐怖が蘇る。
昼頃になり、熱が37度台に下がる。
やっとSに余裕が見られるようになった。

しかし丸2日絶食状態の穴を少しでも埋めるべく、
お粥を食べさせたところでまた嘔吐。
良くないな。
胃から先に流れて行っていない感じがする。
瘻口からも液が漏れる。
嘔吐は食べたものが出てしまうのみならず、
胃酸やら唾液といった生体の成分までが失われてしまう。
この損失は大きい。
何より尿量も減ってきており、脱水が懸念される。
効率よい吸収と嚥下時の嘔気を避けるため、
胃ロウから少量ずつ水分を入れることにした。
しかしどうせなら栄養も欲しい。
消化の必要のないエレンタールを胃ロウから持続注入した。
夕方から夜にかけ、少しずつ水分を口にしだした。
熱は相変わらず37度台だが、
夜にはゴーオンジャーのオモチャで声を出して遊ぶようになった。
胃ロウを夜間の栄養剤に切り換える際に、薬を胃ロウからシリンジ(注射器)で注入。
シリンジを抜くと、注入口(フィーディングポート)から胃内容物が逆流してくる。
胃内の圧力が高いのだろう。
やはり腸の動きが悪く、さっきまで注入していたエレンタールが胃に溜まっているようだ。
どうしよう。
このまま続けると吐き戻すかしら。
聴診器でお腹の音を聞くと、時々僅かに音がする。
迷ったが、完全に止まっているわけではなさそうだ。
予定通り夜間分を接続しよう。
先にSをトイレに行かせる。
尿量を確認したく、同行する。
足元がフラフラしている。
歩き方が2歳児のようだ。
いつもより踵の音が響く。
そして小の音も豪快に響いた。
水分は、十分ではないが、大丈夫だろう。
感染症は子供が先に発病するのだから仕方ないが、
おママは夜になってやっと熱が下がった状態。
明日から大変だろうな。