平成20年10月26日(日)


今日は運動塾、苦手な鉄棒の進級試験。

鉄棒、跳び箱、マットの3種目について、
毎月1種目ずつ順繰りテストを行う。
逆に言えば、1回落とすと挽回までに3ヶ月もかかるのだ。

長かったぞ、3ヶ月・・・。

ハヘ〜・・・。
ホヘ〜・・・。


だっ、大丈夫か?!

現在Sの胸には「鉄棒20(級)」のうさぎバッチがついている。
しかしこれは「次回20級に挑戦」という意味で、
最低が20級なのだから、今は級なし、無級状態なのである。

この運動塾では体験入学時に全3種目の試験を受け、
まずは合格する楽しさを体験させてもらえる。
よって最下級(20級)は一番簡単な種目に設定されており、
入会時には19のバッチを付けてのスタートとなるのが常なのである。

逆に20のうさぎバッチをもらう子は滅多にいない。
鉄棒が大の苦手のSは、ここで鉄棒の20級を落とし、
貴重なうさぎバッチになってしまったのだ。

そればかりか、次の定期の鉄棒試験も20級不合格。
「ここまで酷いのか」
愕然とした夏であった。

しかしそれでもめげてばかりはいられない。
3ヶ月を待つ間、ずいぶんと練習してきた。

家には鉄棒を置くスペースはないが、
私が木の丸材を握り、人間鉄棒になってきた。

もはや私達にとって、運動云々より「リハビリ」に近い感覚である。
Sに少年として大きく欠けている運動能力のリハビリ訓練である。

でもおかげで家では20級の足抜き、
19級の足抜き〜戻りがほぼ完璧にできるようになっている。

また鉄棒は「一連の動き」が多く、
続けてこなせば飛び級もできるという情報を、
同じ幼稚園からここに通っているお母さんから聞いている。
もしかして、とも期待も膨らむ。

もし逆に今日落としたら、また3ヶ月待たなきゃならない。
そうなったら目も当てられないな。

大丈夫!

Sはどこか自信ありげである。




バッジ(級)の順にクラスを2分する。
Sの一団から先にテストが行われる。


おっ、Sがトップバッターか。

足抜き、OK。
そのまま手を離すなよ。

戻りもOK。
これで20、19級の二階級特進は確実だな。




と軽く感動していたら、続けて前回りもやらされている。
ん?どうした?

もう一度、次は腕を伸ばすように指示されている。
ん?どうした?

更にもう一回、今度は逆上がりまでやってるぞ?
もしかして、もしかして?!

結果は観客席からはよくわからない。
後でSに聞いてみよう。


Sのグループの試験が終わり、グループが入れ替わる。
Sは縄跳びの練習だ。

初めはフラフープをつかってグーパーグーパー、
帰りは床に置いた縄跳びを両足連続ジャンプ。

続いて縄跳びを手に持って。
持ち方から説明。

ずいぶんと柄が長い。
ああそうか、その方がロープが上手く動くんだな。

イキナリロープを前から後ろに回すS。
おい、方向が逆だぞ・・・
と思ったが、どうもSなりにスタートの位置に持ってきたらしい。

続いて回して両足跳び、前に進みながら。
どうも、他の子に見劣りしないではないか。

というか、他の子もそう上手くは飛べていない。
ああそうだった、今日は級で分けられてるんだった。

その場跳びも、ロープを回して、ピョン、回して、ピョンだが、
以前はロープを前に持ってくることすら苦労していた
柄が長く操作性に優れたロープだとしても、大きな進歩だ。

レッスンは3・4歳児と5・6歳児の別に、2クラスに分けて行われる。
それがテストだから年齢ではなく級の分け。
大抵は年齢が低いと級が低いので、
Sの組は3〜4歳児が殆どなんだな。

でもまあ、5歳になったばかりのSは、
3〜4歳児並にはなってきたってことだ。

3歳の退院時には、15cmの段差も手を付き膝を付いて降りていたのだから、
徐々に追いついてきていると考えていいだろう。
S自身の成長と、日々のリハビリの賜であろう。



レッスン終了後、Sが戻ってくる。

S「今日は5つ受かった、ライオン(バッジ)になった!」

その場ではよくわからなかったが、やはり飛び級したらしい。
種目のノートを確認する。

20級 足抜き回り
19級 足抜き回り〜戻り
18級 前回り降り
17級 腕支持〜前回り降り
16級 坂付逆上がり(起き上がりなし)

そして「17級まで合格」とコーチのサインが。
受かったのはSの言う5つではなく4つであるが、
何と4階級特進、次は16級への挑戦となる。
逆上がりは次のテスト種目の紹介としてやらされたのだ。



S「逆上がりもできたもん!」

バッチリ補助されてたじゃんか。
相変わらず前向き思考だな、オマエ。
それにしても快挙には違いないぞS。

テストが受かったから、特別にジュースを買ってやって、
半本(100mL)ほど飲ませてやった。

早くおママに報告するの!

帰り道は意気揚々だった。




さて、逆上がりの練習はどうやってやろうかな・・・。
さすがに棒の一端を何処かにかけないとキツイな。
これまではベッドの檻が丁度よかったのだが、
半分撤去してしまって、鉄棒の練習はやりにくくなってしまった。


好調さの一方、朝からの鼻水が、夜には止めどなく流れ出した。
力つきたかS。
安静のため、布団でDVDを見せる。

あっという間にティッシュの山。


ティッシュではラチが開かないので、
濡れガーゼで応戦する。

ここまで引かせてしまうと、少し長引くかも。
S鼻から呼吸出来ずに、苦しそうにご飯を食べていた。

明日悪化しなければいいが・・・。



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