平成20年12月27日(土)


運動塾短期講習4日目、最終日。

Sが持っているこの紙。
コーチへのお手紙。

字もずいぶん書けるようになった。
最終日とあって、
ゴーオンジャーは5人のフルメンバーに。
体が固いS。
前回りは、
それでもずいぶんと、
ゆっくり着地できるようになった。
問題は逆上がり。
ただ1人補助のタオルを用いるも、
足で蹴り上げる感覚は掴めなかった。
陣地交代。
マット。

トントンパ!で後ろ回り。

微妙に坂が着いてるのがわかるだろうか。
起きあがりは、まだ少しだけ補助が要る。
足も開いてしまう。
結局合格することができなかった。
短期講習終了の表彰状。

初夏に入った時は、
この台すら手を着いて登っていた。

試験免除の短期講習で、
ただ一つ、マットが1級上がっただけだったが、
多くは望むまい。

1つでも成果があれば、それで良い。
Sもまた、賞状がもらえて大喜びだ。



午後は久々にIDさん。
今でもいつも私達の事を気にしていてくれる。

お互いの都合が着かず、今日の再会となった。



あとIDさんがSが入院中にSの食事を作ってくれていた方を呼んでくれていた。

「普通家庭でこれほど低脂肪・低食物繊維食は作れない」

Sの食事管理は即ち食事療法であり、特殊な治療食は至極特殊だった。

退院してもなおこれだけ気にかけてくれる。
そして人をつなげていってくれる。

子供が少なくなってきて親戚関係が薄れてきている現代において、
とても貴重で大事な存在である。
そして何より感謝・感謝である。



入院をしていた3年間、Sはから社会との交わりがなかった。
面会という壁があり、それとて原則は禁止だった。

私達の親でさえ簡単に合わせることができなかった。
世界は、Sの存在を認知していなかった。

1〜3才を見ていてくれた数少ない人。
私たちの苦しい日々を毎日を見ていてくれた人。
物理的に離れても関係が切れないのは、ひとえに心のつながりである。
そして人生の先輩でもある。
おママが頼りにできる、数少ない存在だ。



なのに今日もどっぷりお世話になってしまった。
本当にありがとうございます。


1年前の息子
2年前の息子
3年前の息子
4年前の息子
5年前の息子

戻る