平成27年3月21日(土)


むむむ、今度は俺の体調が優れない。

1日を殆ど寝て過ごす。


もったいな・・・。


Hの回復は目を見張る。

鬱憤を晴らすかのように大暴れ。


明日は、外に出すか・・・。




平成27年3月22日(日)

久々に、公園。
何故かブランコを怖がって、乗れなくなってしまった。




怒られた時の気持ちなのだそうだ。
意味の分からない絵になったそうだ。
汚れているように薄く塗ったのだそうだ。




 
平成27年3月23日(月)

窓からボケラと外を・・・。


窓は大きくは開かない様に制限している。

必須だな。

 

何か足らん・・・。




平成27年3月24日(火)

6年生の卒業式に出る、5年生。
いよいよ4月からは最終学年だ。


何だかいまだに信じられない。





平成27年3月25日(水)



今日から一週間、年度末の最後の最後に休暇を取得。

Sは今日終業式。

まだ自分から成績表を見せに来ない。

特段、悪いわけではないのに・・・。

ホンっと、損してることに気が付かないのか・・・。




平成27年3月26日(木)



ここは、成田空港。
実は、これから海外旅行。
間もなくSの胃ろうが外される予定。


ただ、穴が塞がらなければオペになるし、6年生は進路も決めねばならん。
忙しいので前祝にしたのだ。

どこに行くか迷ったが、綺麗な海が第一希望。

Hもいるし、近場で探し、見つけたのがサイパンだった。

ちょうど戦後70年、よい勉強にもなろう。


それにしてもここにたどり着くまで長かったぁ・・・。

直前に動き出したので、どこもいっぱい。
1人ならどこでもなんとかするのだが、子らがいるので手配優先。

何とかねじ込んだが、パスポートがない。
Hの写真は据え置きマシーンでは定まらず、カメラ屋さんに駆け込む始末。
何度も何度も撮り直し。

どうやって空港に行くんだ、気圧の変化で大泣きしやしないか、
いつもみたいに1人でターッ!と走って行ってしまわぬか・・・。

こんなふうに。

中央、やや上の点がH.


直前に風邪をひくし、最後は1日単位の調整だった。

貯金を切り崩してまで、なぜこんな苦労をせねばならんのだ・・・というくらい。

何とか、無事出発にこぎつけた。


それにしても、搭乗券の発行は機械化されているし、
バッグにはカギをかけるなというし、様変わりようは凄まじい。

オラもやる〜るるるるる・・・。
と、マッサージ椅子。

既に財布のひもは緩みきっている。
Sよ、あれだ、あの小せぇ飛行機だ。

面白いのはこっちだけど。快適さはやはりジャンボだ。
何かいっぱい飛んでるっ!

落ち着け、中のライトが映っているだけだ。
心配の一つが、飛行機だ。

気圧の変化で耳が気になり、泣き続けたらどうしよう・・・。

何より数時間も座っていられるかどうか・・・。
いよいよ、離陸。

Hは・・・。

落ちた。

空港ではしゃぎ過ぎたな。
ああっ!
心にゆとりがっ!

さて、現地情報を・・・。
今更?

あれ・・・?

繋がらんぞ?
じゃあ、Winタブで。
・・・やっぱりダメ。


実は現地でカーナビ代わりに使おうと、モバイルは考えている。
オフラインでの使用勝手、モバイルwifiとの相性もあると考え、ありったけ持ってきている。

それが、ありったけ繋がらない。

大丈夫か・・・。

こんなに膨らんでる!

Sの非常食。
あ、あら?

起きたの?
泣く前に、ジュースを飲ませる。

あとはその場シノギ、ヒヤヒヤだ。
おっ!

陸だ!

さすが、近いという意味が分かる。

近いから、短期休みに人気が高いそう。

今は最も高い時期の一つ

ホテルに到着、早速目の前の海へ。

おおお、素晴らしい。
砂は白く、人影まばら。
変わったカニを発見。
入っていい?

あまりの光景に、吸い込まれるように入っていくS。
チナミニ、ホテル。
Hも、入水。
お〜い、そろそろ帰ろうよ。

シブリ野郎、なかなか上がってきやがらない。
夕食は、ホテルで。
さすがヤモリは、たくさんいる。

S撮影。


遅い出発の飛行機、楽であったが、ほぼ異動に使われる。

明日から、まず陸周りだ。




平成27年3月27日(金)

朝食も、ホテル。

高い高い、1人20$!

食事はなんとかコストダウンせねば。

それにしても・・・周囲は全て大陸の方々。
もう、ここはどこ?どこの国に来たんだっけ?って感じ。

おそらく、皆、私より高収入で。
これが今の世界の情勢なんだろうな。

それはそうとS、バイキングで食パンだけ持ってきやがった。
好き嫌いが激しく、食べたことのあるものしか食べようとしない。

疲れがあって、食欲も低下しているのだろうが、栄養状態が悪くなると体調を崩すので、いきなり暗雲か・・。


さて、今日はレンタを借りて、陸を責める。

そういえば、ホテル前のこのレンタ屋も中国人の経営。
そういえば、ホテルの前の商店街も全て中国人経営。

参った。
数で勝負されたら勝ち目はない。
これからのS達の時代は、全く先が読めない状態になっている。

街中は、どこも寂れた感じ。
閉店した店もそのまま。

観光資源しかなく、今なおもがき苦しんでいるようにもみえてしまう。

ま、それはそれとして、モバイルwifiの威力は抜群。
何たってカーナビになっちゃうんだから。

あらかじめ地図をダウンロードしておいて、オフラインでもGPSが使えるようだが、繋げてしまった方が、やはり気分がいい。

迷わず到着。
青の洞窟である。

S撮影。

が、ここから予想外の展開に。

下に降りる階段が急!
Hもいるんだぞ?

しかし、ここまで来たら、一目でも見なアカン。
前進あるのみ!

Hを抱えると、下が見えない。
それくらいの斜面である。

足はプルプル震えているが、何とか底まで到達。

おおお、スゲェな。いわばに

しかし、ここでシュノーケリングするには、一旦岩場を渡らねばならない。

もはやここまで。
無念だが退却する。


Sの希望で、カート場へ。
客が・・・誰もいないぞ。

係りのヒトを見つけて、声をかける。

しかし1人乗りは●$、おおお、お高い。
いや、それより、対象年齢が13歳からだという。

1人乗りができないなら、いーや、とカート場を早々と立ち去る。

が、その前にセルフ表彰式。
続いては、有名なバンザイクリフ。


いやここ、本当に凄い。

透明度が高いから、波の泡で白く、青く見える。


ここが血に染まったなんて信じられない。

慰霊碑が今でも建立・整備されている。
しかし、見渡す限り、我々の同朋は居ない。

多くの観光客は、記念撮影こそすれ、手を合わせる者は皆無である。


完全アウェーでもしかし、臆することなく持参した線香に火を付ける。

が・・・つかない。
ちっ、なぜターボライターにしなかった!

しばらく粘ったが、強風に阻まれた。

S達も待ちくたびれて、顔が暗い。

不覚。
申し訳ない、束だけ供えさせていただいた。


空と同じく顔も曇ってしまった。

そうこうしているウチに、昼ご飯タイム。

Sの様子から、陸攻めはもはやこれまでと断念す。

水攻めも、しかし食事が先。

何もかもが後手後手になって・・・ああ・・・。

やっと入ったホテルのレストラン。
うっ!また1人20$?!

そうは言っても、他は中が見えない寂れた外観のレストランが、道端にポツポツあるくらい。

到底、家族連れで入る気にはならん・・・。

いったいこの島の人たちは、どこで外食するんだろうか・・。

食後は、このホテルから、下の海に降りる。

この島に来て、初めての海。
いや、昨日の夕方にはSは入っていたが。

曇りでも、この青さ。

いや時折雨が、風が・・・。
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ。

ついに海外まで来てしまった。

強くなった。
率先して海に入る。
パンで魚が寄ってくる。

地味な・・・。


いや、それにしても凄いのは、どこもかしこもホボ貸切状態だってこと。

サンゴも、少し。

昔はサンゴだらけだったんだろうな。
Hには、岩が厳しく、波も荒い。
が、それでも入っていくH。
大喜びだ。


でも・・・。

どうしても気になるのが、遠くの波。

巨大なタイドプールのようになっていて波自体を感じることはないが、結構激しく砕け散る波である。
休憩中。


で、天気も悪くなり、引き上げる。

夕食・・・ホテルで食べると、朝昼晩、それぞれ20$/人。
3人3食で・・・恐ろしいことになる。

一旦帰って、買い出しに出かけることにする。

出がけ、Sがどうしてもというので、テニス。

まあ、今日は不完全燃焼だったろうから。
女の子が、Hに興味津々。

確かに、Hのトークが中国語に聞こえてきた。
S撮影、青くてきれいな鳥。
ネーミング、そのまんまの、サイぱんだ。
S撮影、宿泊ホテル。

ところが、どうもロビーが賑やか。


人だかりの奥には、何と屋台が。

仲良くなったホテルのレストランの方が、何かそんなこと言っていた。

ホテルの敷地の中、レストラン前に屋台なんて・・・と思っていたが、これだったのね。

何だか現地っぽい方まで買いに来ている。

最初にコインチケットを買うの?

食事は肉にラザニア、モツのカレー系?

でも確かに安い、大助かりだ。

そのままロビーで頂く。


ああ、1日が終わってしまった・・・。





平成27年3月28日(土)

今日も朝から降ったり止んだり。

虹が。
昨晩スーパーで仕入れた、鳥とパン。

屋台の残り。

栄養?コストが、ね・・・。
雨の位置で、虹の場所も変化する。
今日は遠出。
相変わらず降ったり止んだり。
船で島に渡るのだ。
朝からのツアーもあったが、ウチに機動力はない。

ゆっくり発、昼前着のコースにした。
それにしても、海の色がハンパない。

しかも・・・。
ちょっと沖に出ると、更に色が変わった。

ちょっと、これは凄いぞ。

Sとおママは船の展望デッキから、ウミガメを見たそうだ。


初日のように手間取るわけにはいかず、この船もすべてコミコミのツアーにした。

昼食も入っているはずだけど・・・どこだ?

とにかく人の流れにのって、島の奥へ進む。

おおきなレセプション、聞けばここで良いという。

そうか、どこでどうツアーに乗ろうと、全ては一つで甲も乙もないってことね。

とにかく、最初のオプショナル、体験ダイビング。

申し込み。
こういうアクティビティーは、おママ役。

経験者だが、ブランクが長いので初心者として申し込んだ。
その間、Hとメインビーチで遊ぶ。
すると、奥地から見慣れた歩き方をする一団が。
おお、ここでやんの?
そのまま、メインビーチに。
体験ダイビングはここでやるようだ。
Hはとにかく海で遊びたくて仕方がない。


あっ!サンオイル塗り忘れた!

泣き叫ぶHを抱えて陸に戻る。

さ、用意できたぞ、今度こそ・・・。

すると雨がザーッと・・・。

泣き叫ぶHを抱えて陸に戻る。


さ、雨が通り過ぎたぞ、海に行こう!

あっ!サンオイル塗り忘れた!

泣き叫ぶHを抱えて・・・。


あー、上手くいかない・・・。



そうこうしてるうち・・・。
帰ってきた。
表情は明るい。
楽しかったようだ。
もうマンツーで、最初から最後まで至れり尽くせり。


いや、そんなことよりなによりも・・・。

激烈な透明度!

おママもこんなところは初めてだと感動していた。


マ「マスクが、どうしてもズレるんですが・・・。」

イン「(顔に)塗りすぎですね・・・。」


Sはまたやりたい!と。

んん〜、金銭的に難易度高いぞ・・・。

昼食を済ませ、しばらく皆で遊ぶタイム。
サンゴは白化してるけど、魚は多い。
おママの度付ゴーグル。
あ、シャコガイだ。
みんないるから、Hもご機嫌。
裸足で、コナンか。

あ、未来少年の方。
時折ザッと雨が降る。

この悪天候のなか、Sとおママはパラセイリングに。

もう、雨が過ぎるのを待ち、雨間を探したり、荒れる海に落ちる前にビショ濡れ状態だったそう。

雨が来た!と思ったら、現地ボートのヒトだけサッ!とカッパを着て・・・。

イメージ図。
飛び終えて、イベント終了。
あとは海で遊ぶだけ。
天気がイマイチなこともあって、夕方には人影もまばらに。
ウチはギリギリまで謳歌する。
ここに宿泊施設もないし、名残惜しいが最終の船には乗らねばならぬ。
ああっ!

せっかく洗ったのに、また砂だらけだな。
船が来るまで雨宿り。

足元には小さなヤドカリが沢山いた。
これだけの観光客を受け入れていて、しかしとてもきれいに管理されていた。
船着き場の途中、ここには生きたサンゴが。
結構な高さだが、オマエら怖くねぇんか。
これが連絡船。
大満足のS。
と、おママ。
いやとても良かった。

小さな島だが、とても1日じゃ遊びつくせない。
何を思うかS。


帰りは私もウミガメを見ることができた。

ホテルに着いたら、またプール。
お気に入りはこのスライダー。
楽しい滑り方があるんだ!

と、何度も上がるS。
背面かよっ!
着水は頭から。
プールバスケット。
そこからじゃ入らんだろうに。

日没まで楽しんだ。

部屋でシャワーを浴び、着替えを済ます。

今夜もカップ麺か・・・と思っていたら、電話が鳴る。

カウンターから、DVDを預かった、と。

ああ、ダイビングの写真ね。

ホテルに届けるって言ってたな。

S「ビデオ、来たの?取ってくる!」

そう言い残すやいなや、部屋を飛び出していってしまった。

う〜ん、仕方ねえ、付いてくか・・・。

フロントに行くと、そこにはDVDを手にしたSが。

よくできました!

英語習った成果だな。

これを機会に、少しはモチベーションが上がってくれれば。

何と今晩も、屋台が。

大助かり!
おおっと、これは?

その方面の方でしたか・・・?

いやもう暴れて大変だった。

お店の方も仕上げに納得がいかず、何度も何度も・・・。

悪いことしたな、どちらにも。







平成27年3月29日(日)

最終日の今日も雨。
まるで虹の中に船が。

いつも沖に大型船が数隻停泊している。

あれは何なのだろう。
ついにSは朝起きられず。

今日は午後から釣りの予定。

午前中は空いてるから、寝かせとくか。

やっと起きてきた。

1人遅い朝食。

もう、パンと売店の即席めん生活。

だってレストラン高いんだもの。
買い物行くけど、Sはどうする?

ん〜、プール入ってる。

じゃあ、カギはフロントに預けて、な。

外国で子供を1人にさせるのもどうよと思ったが、ま、Sにはいい経験になるだろう。

近くのスーパーまで、徒歩で移動可能。
この寂れた感が、何とも言えない。

日差しは強烈。


道の反対側に大きなホテルがある。

その横に、これまた大きなプール施設がある。

ビジター利用ができるか、立ち寄ってみた。

えっ?!そんなにぃ?!


という額であったが・・・しかも半日は割高で・・・。

でもSは喜ぶだろうな・・・せっかくの旅行だからな・・・。

迷ったが、アイル ビー バック!

さあ、早くSを回収せねば!


ホテルに戻ると、フロントにキーがあった。

Sめ、本当に1人でプールで遊んでやがる。

ホレS、別のプールに行くぞ!

午後の釣りツアーにそのまま行けるよう、支度を持って出かけた。

いや、さすがにスゲー施設だぜ。
流れるプールまで。

しかも人が少なく、快適この上ない。
Hも楽しそう。
そら日本のプールに比べたら、規模は小さい。

でもこの島にあって、このふんだんな真水。

超高級施設だ、ここは。
Hは滑り台に何度も登り。
いや、プールの目の前にもビーチがあって、どちらがプール何だかわからんくらいの透明度。
ちょっと入れば、すぐアマモ。

サヨリのような魚、多数。

雨も降ってきたし、午後の釣りツアーのピックアップの時間も迫る。

ここで昼食にしよう。

レストランはホテルのそれ。

しかしここでトラブル発生。

濡れた格好では入れないと、受付で止められてしまった。

タオルを巻けというので、プールサイドに置いといた荷物を取りに行く。

巻けばいいんだろう、巻けば。

しかし再び入り口で止められる。

そんな、着替えろったって服もってきてねぇし。

だいたいランチ付のプール1日券で、飯食うのに着替えろってどういうこと?

そんなの聞いてねぇし、ホテルの中のレストランとも聞いてねぇし。。

入れてくんねぇなら、ランチ代返しやがれ!てくれと交渉する。

頼むよぉ〜、実際他に食べに行く時間もないんだよぉ〜・・・。

結局タオル巻で入れれくれたが、う〜、時間が残り30分ほどに・・・。

が、中に入って豪華さに驚いた。
全部中国の方

ビュッフェスタイルはいつもだが、その内容が凄い。

カニからワインまで全て放題なのだ。
こんな近くに、こんなところがあったなんて!
しかしせっかくの食事にSは・・・。

疲れからだろ、食欲がない。

ま、これから船に乗るし、ま、いいだろう。


とことでこの果物ナニ?

酸っぱくって食べられなかった。


しかし釣りツアーの集合時間は無情にも刻々と迫る。

ああっ!あと10分しかない、あと5分しかない!


いや、とにかく時間の許す限りカッ込む。

が、もうダメ、遅刻してしまう、惜しいけど切り上げだ。


Hを抱え、ホテルまで駆け足。

そのままお迎えの車に飛び乗る。

しばらく走って船着き場、さあ出発だ!

波はあるが、晴天なのは幸い。
う〜ん、青い。
重りは鉄材をカットしたもの。

いいね、この何でもアリ感。
船長さん。

こんなに波が荒いのに、よく落ちねぇな。
なるほど、指で・・・。
魚なんて、わざわざこんなに走らなくてもそこら中に・・・。

まぁ、気分ってことか。
まだ走る。


ポイントについて、早速仕掛けを下す。

が、アタリはサッパリ。

何度か場所を変える。

S「来たかも!」

ほんとかよ、あ、ホントだ!

第一号はSが釣り上げた。
記念撮影。
また場所を変わって、S。

この笑顔。
もう何かにもたれてないと立っていられないほど揺られてるのに、Sは座ろうともしない。

その後おママは船酔い、同乗の中国の夫婦も倒れ、港に戻ることに。

そして、次第にオレも・・・。

釣った魚を調理してくれた。

刺身を楽しみにしていたのだが、食べるどころでは・・。
チナミに、焼は船尾で。

これなら、万一火が落ちても大事にはならない。
最後にはSも酔って、ギリギリセーフ状態。

迎えの車が遅れたのは幸い、かえって復帰する時間となった。

で、運転手さん、あのおっきいプールに行ってくれる?

閉園時間まで、まだ少しある。

元を取ったるで!

日が傾いて、更に人影まばらに。
H、一目散に・・・。
1人でトンネル滑り台ができるようになった。
着水したら、回収せねばならんが・・・。
〆は流れるプール。

上の巨大なスライダーに挑戦したSとおママ、凄かったって。

最後は写真の青白の中に入り、ウン○のようの竪穴に吸い込まれ、下のプールに落ちるのだとか。
で、まだ流れてる・・・。
もう閉園なので・・・。

察したHが大泣きで。
じゃあもう一周だけね、と泣き落とし。
帰りは前のビーチ伝いに
本当に海はきれい。
さあ、泳いで帰るぞH!

つか、オレらのホテル、すぐ隣だし。
で、もうホテル前。

夕日がきれいだ。
交替でH係り。
中央に僅かに見える構造物、根に魚がたくさん集っていた。

さっ・・・。

残念だけど、夢の時間はここまで。

楽しくても悲しくても、必ず終わりが来るのが理。

明日は帰国する日だ。

明日と言っても、飛行機は未明の便だから、仮眠程度しかできないな、こりゃ。

それよりしっかりパッキングしておかないと、起きてからじゃ間に合わない。

部屋に戻ろうか。


とにかく、まずはシャワーで。

それは、先にSが入っている時のことだった。

不意に、部屋の電話が鳴ったのだ。

何だ、また間違い電話か。

昨日だったか一昨日だったかな。

ふぅ、と思いながら電話を取ると、なんかイキナリ日本語で。

ツアー代理店からだった。


「実は、急にフライトがキャンセルになったと航空会社から連絡が入った。」

「別の機体をレンタル手配し、サイパンに向かわせているそうだ。」

「フライトは、明日の午後夕方になる。」

キャンセル?

レンタル??

・・・ホントか?それ・・・。

半信半疑で、新手の何とかじゃなかろうて?

・・・でも、ま、いっか。

帰れなかったらそれはそれで。

とにかく明日の午前中は、十分遊べるな。

Sめ、きっと大喜びだぞ。

そこにシャワー上がりのSが満面の笑みで。

聞こえてた〜!


あら、そうなの。

強く願えば叶うんだ、オラにはおママと同じ力がある!


そうか、おママもそんなこと言ってたよな。
おかげで、最後の乾杯も悲壮感ゼロに。

ラッキーだ。

で、夕食はSが釣った魚で。
おいしい!

確かにウメーな、特にカワハギ。

カワハギの丸焼きなんて、、初めてだ。

実は船長からカワハギを「(同乗した)中国の夫婦にあげていいか?」と聞かれていたのだが、
カワハギだけは絶対欲しい!とこちらに回して頂いたのだ。

実際、その夫婦、釣った魚はどーでよさそうだったので。

モチモチで美味しかった、とっても。

さ、明日のために、早く寝よう。




平成27年3月30日(月)

思いがけないボーナスだ。
ホントなら、今ごろとっくに雲の上。


それがこの日程の中で、一番の晴天。

こんな時間が与えられるなんて。
昨日見つけた構造物。

様々な魚が住み着いている。

Sが釣りたいというので針とパンを持ってきたが、簡単に針から外れてしまう。

サビキ仕掛けの方がよかったが、部屋に取りに帰る時間までは・・・。

スマン、S。


ブイ近くは、アマモ天国。
近寄って気が付いた、これ、遊泳禁止でも何でもない。

が、心理的にブイより出ることも少ない。

保護目的なんじゃないの?
それにしても、この海は美しい。
〆はプールで。

浮かない顔のH。

ウオータースライダーに通い詰めて係りのお兄さんと仲良くなったのだが、今日は姿が見えないそう。

S「初めての外国の友達・・・。」

とショゲている。

昨日さよなら言えたんだろ?

しょうがないじゃん。


さ、いくらなんでも、もうホントに最後。

部屋に戻って着替えよう。

・・・特に意味なし。
荷物を散らしては食べ、散らしては食べ。

コイツが居ると、なかなか片付かない。

さ、チェックアウト。

ホテルのロビーで、ピックアップを待つ・・・なんだこの人の数は。

キャンセルとなったのは我々の便だけではないのか?


ホテルの慰霊碑に、線香を束で備えることができた。

場所より、気持ちだろ。




とりあえず急いでバスに乗る。

空港に着くと、チェックインカウンターには長蛇の列が。

むーん、大変だこりゃ。

何が大変って、Hを繋ぎ止めておくことが一苦労。

僅かな隙間も、柵も何も、スタスタと歩いて行ってしまう。

ヒタスラ、耐えるべし。

お菓子攻撃を交えても、それしか方法はない。


チェックインを終えたら、流れは少しスムーズに。

Sめ、金属検査で止められ、靴まで脱がされている。

子供にも、容赦なし、だ。


免税店を覗く時間もなく、搭乗口に。

これで一安心だ。

期せずして、帰りはジャンボになった。
S撮影。

正面撮るにも、もっとこう・・・。


そういえば、席はどうなっている。

お金払って横並び席を取ったのに。

係りの旅行会社のアンちゃんは、大丈夫と言っていたが・・・。


疲れていたので、プライオリティーを使って先に搭乗させてもらった。

席・・・やっぱり2・2に分かれてんじゃん!

おママとHの隣の方にお願いし、Sと席を代わって頂いた。

3席は並びとなった、感謝です。

横並び席、俺だけ後ろ。
ホントに、帰っちゃうんだな・・・。

また来られる日が来るのだろうか・・・。
波が遠く見える理由がわかった。

巨大なタイドプールのようになってるのだ。

深い海峡があり、透明度の高い海水と常に入れ替わっているのだろう。


あとは・・・。

機内で睡眠を確保する予定が、映画なんてあるもんだから、ついつい・・・。

さすがジャンボ。

しかし一本見終わることなく到着。

この速さ、さすがジャンボ。


成田に着いたら、忘れずにレンタルwifiを返却。

と、隣に同乗者が。

「航空会社の都合で帰国が遅れたのですが、追加料金は必要でしょうか・・・。」

ああ?
昨日帰る予定の便まで一緒になったの?

帰国が伸びて、辛い方もおられるのね。


さて・・・。

駐車場に預けた車・・・来てるわけねぇよな。

電話して持ってきてもらう。


待つこと20分くらいか・・・お、来た来た。


「随分遅れましたね、何かあったんですか?」

いやー、急にフライトがキャンセルになっちゃって。
でも余計に半日遊べたんですけどね。

「ああ、たまにやるんですよね。乗客少ないと、まとめるんです。」

あーそー、そういうことか。
やっとカラクリがわかった。

「でも事前に知らされたならよかったですよ。前のお客さんなんか空港行ったらキャンセルになってて、怒り出す客までいたそうです・・・。

・・・もっと遅れてもよかったぞ。

でも次の日仕事だったら、確かにまずいよな。

日本から近くてすぐ行けるのに、不定期になると行きづらくなるだろうに・・・。

でもニワトリかタマゴかってところもあるんだろうな、きっと・・・。


帰りはジジババ様宅に寄って、おママは撮りためてもらっていた朝ドラを一気に鑑賞。

昼ご飯の時間のつもりが、夜ごはんになってしまった。


あとで写真を見渡して、奇跡のツーショットを発見。

Sがお友だちと慕う、プール係りのお兄さん。

懐かしい写真になるだろう。

Sの事前胃ろう卒業と、みんなの頑張りのご褒美の旅行、無事終了だ。




平成27年3月31日(火)

旅の疲れが残る中、それでも日本人なら行かねばならぬ。


花見。

旅行の前はボチボチ咲きだった桜も、もう満開である。

昔住んでいたとこの近くの公園。
ホントこの時期だけ、スゲー人が。
普段はほとんど人影がないのに。
絞りをいじってみたが、やはり中級クラスでは・・・。

コンデジはコンデジだ、から抜け出せないな。

俺の休みも今日が最後。

明日から通常の生活に戻る。



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