平成16年6月2日(水)

また昼に相方から電話が入りました。
こういう時って・・・

熱が下がらない。今朝から足を突っ張るような感じ?
自分からは全く足を動かさない。
左足指はなぜかぐっと握りしめている。
足を動かそうとすると嫌がる。痛いのか?

IS先生とN先生に話をしたが、実は先生方も気がついていた。
何とも判断つかず、すぐに整形外科の先生を手配したとのこと。

とにかくまだ痙攣があり、これから熱が上がっていくようである。
悪寒がある時に氷嚢等はまずいらしく、ベッドを涼しい場所に移動させた。

CRPが3に上がっていたが、下痢もなく兆候からはルートの感染とは考えにくいため、
抜管するか迷っている。
とりあえず抗生剤2種を投与した。
ウイルスが何らか悪さをしているのかもしれない。
今は何もわからない。


夕方相方から電話が入りました。

さっき形成の先生がMRIを撮影した。
今から結果を聞く。
熱は下がらないし、股関節、骨盤あたりが腫れている。



夜帰宅前、何度電話しても相方の携帯にはつながりません。
地下鉄で帰っている途中ならいいのですが、NICUでも電源はOFFにしていますので、
何とも言えません。

仕事がら病気のことはすぐに調べが付くのですが、
一番疑いの強い「化膿性股関節炎」を調べ、ぎょっとしました。
機序は割愛しますが、手遅れになると関節機能ばかりでなく、
骨の成長も妨げられる一刻を争う病気です。
そればかりか菌が全身を回ったら、
それこそ敗血症となり最悪の事態を引き起こしかねません。
なかなか連絡がとれず、NICUに電話を入れました。
相方によりますと、

朝より夕方がピークだった。丁度検査を行う時。
シロップ剤の鎮静剤を飲ませたが、痙攣もあり眠れないようだった。
座剤で何とか落ち着く。
やっと股関節を撮影することができたが、しかし処置は必要と認められず。
やはり原因は不明。
麻酔自体に鎮痛作用があるからかもしれないが、その後は腫れも引き、
違和感は残るものの、動かしても撮影前ほど嫌がらず。
こうなると他の原因を探るしかなく、IVHを抜去することにした。
生命維持のため薄い点滴を入れるべく末梢の血管を探ったが、
右手、左手、何れも針を留置することができない。
血管が脆いか細いか、又は二股に別れているか。
末梢とばかりこだわらず、肘の内側からもトライした。
やっとの事で左手首から入れることができた。
左手はおしゃぶりするので避けたかったが、仕方がない。

また体重も一時減少するだろう。
先ほど水様便をしていた。


相方と話し合い、2人の素人意見ですが、やはり何らか感染があるように思います。
IVHからの感染ですと、IVHを抜いた先に赤黒い塊が付いていることがあるのですが、
今回はありませんでした。
しかし長期の風邪で体力を消耗し、もともと免疫も弱い状態です。
数値では表れない不調があったのだと考えています。
そして未だ震えは止まりません。

やはり一見元気そうでも、今は細心の注意が必要なんだと、
再認識させられました。

また何度も針を刺したIS先生に対し、処置後息子はとても冷たい目で睨んでいたそうです。
IS先生は、

「いつそんな目を覚えたんだよ〜!!」


と息子に言っていたそうですが、
こういうところで精神的成長を見るのは複雑な気持ちです。
先生もやはり苦痛を与えるのは精神的にまいってしまうそうです。
本当にありがとうございました。

明日は元気になりますように・・・。

確かに辛そうです。
「目」がきつくなっています。
足のこわばり。
伸びているのは右ですが、
両方とも力が入っています。
曲がっている左足指にも力が入っています。
左手の自由も失われてしまいました。

今は耐えるしかありません。