平成18年11月17日(金) IVH終了149日目
今日息子は病院に戻る。
1週間の長期外泊トレーニングが終了したのだ。
最後にまた一つわかったことは、寝苦しそうにしていたら、
オムツをかえてやれば再びグッスリと寝入るということだ。
子は夜間栄養剤を352mL注入されている。
体重は14kg弱、大人なら1.5L以上だ。
そりゃおねしょは当分なくならないわな。
明け方のオムツはズッシリと重い。
普通、こんなもんなのか?
何れにせよこれに耐えているから、
トレーニングパンツが少々濡れたくらいではビクともしないわけだ。
未だにおシッコ申告度10%未満だ。
息子は昨日辺りから「もう病院に戻る?」と聞いてくるようになった。
そろそろ長期外泊トレーニングが終了し、病院に戻されることを勘付いているようだ。
しかしそれは家に来て数日間の「もう病院に帰りたい!」とは明らかに声色が違う。
先日この長期外泊トレ中に栄養科の指導があり病院に出向いた。
その際、子を病棟に置いておママだけ出ていこうとしたら、
猛烈な勢いでしがみつき、離れなかったというのだ。
もう、子は家に居着いたのだ。
昨晩寝る間際、子にこう言い聞かせた。
「明日からまた病院だよ。でもみんなに『ありがとう』って感謝するための時間なんだよ。
夜おパパとおママは帰るけど、『お世話になりました』って言って回るんだよ。」
子はちょっと考えた後、ウンと言った。
でもイザ病院に戻されたら大荒れすることだろう。
一度機材や薬剤を病院に戻すため、持てるものは朝出社時に持って出た。
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フレックスで早帰り、病院に向かう。
平日会社帰りに病院に行くのも、これで本当に最後だろう。
当の本人はまだ到着していなかったが、TB先生がいらっしゃった。
初日お騒がせしたことをお詫びし、昨日水様便が頻回に出たことを報告。
「風邪でも引いたかな・・・。」
とちょっと心配されていたが、肝心の本人がまだいない。
今日の状態は後ほどご連絡することとなった。
とりあえず子のベッドに荷物を置きに行くが、様子がおかしい。
あれ?荷物が無い?
聞けば、入院患者がドッと入り、ベッドが移動になったのだとか。
何と再び赤ちゃん部屋、しかも元居たNSステーションのキュッキュがよく見えるところだ。
居慣れた場所から退院なんて、これもまたいいだろう。
廊下をぶらぶらしていたら、足元で私を呼ぶ声がする。
おお、視界に入ってなかったぞ!
笑顔の息子が下に居た。
「今日、すべり台1人で登って、ビユーン!って滑ったの!目が回っちゃった!!」
と報告を受ける。どうやら近くの公園で遊んでいたらしい。
手を洗わせると、早速馴染みの皆さんにご報告に走る。
どうやら今日は便はでておらず、元気そのものだったとか。
IOさんに詳細に報告した。
IOさんも「走るのが速くなった!」と変化ぶりに目を見張っていた。
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階段も、だいぶ上れるようになりました。 |
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全くダメだった遊具にも、果敢に挑戦。 |
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時間はかかりますが、1人でできた! |
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病院近くの公園にて。 ここも完璧。 |
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何と大きいすべり台も1人で! 下校途中遊んでいたお兄ちゃん達が、 「5!4!3!2!1!」 と、たどたどしい息子が上手く滑れるように誘導してくれたのだとか。 それにしても、いつぞやとは大違いです。 おママはこの1週間、外出時は出来る限り子を歩かせました。その成果でしょうか。下で尻餅をつきお腹を圧迫、「胃ロウが痛い!」と言ったものの、すぐに立ち上がりまた登って行ったそうです。 しかし子は大きいお兄ちゃんの中にも物怖じせずに入ってきます。しかも強気で「順番!」など怒ったりするそうです。いつかヤラレるぞ・・・。 |
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人生2度目の砂場遊び。 この1週間で、急激にできることが増えました。 |
今日は退院準備のため、夕食前に帰らねばならない。
ところが子はプレールームで遊ぶ気マンマン。
SGさんに後をお願いするが、案の定大泣き。
「気を残してはならん」
をここでも実践。私たちはぴゅーっ!と出口に向かった。
が・・・
真後ろから子の叫び声がする。
振り返るとSGさんの手を振りきって追ってきやがった。
本当に走るの速くなったな・・・。
病棟を出ると、ちょうどマンマのおばちゃん達が。
中から大声で泣き声が聞こえ「そりゃママと離れるのはイヤだよね」
そう話していたところだったとか。
それがまさかSだとは思わなかったそう。
この1週間、Sの姿が見えず寂しかったと皆さん仰った。
退院予定を告げると、
「おめでたいことだけど、寂しくなるわね・・・。」
とちょっとうつむき加減であった。
配膳を邪魔手伝うようになって、1年と半分を超える。
ここに丸2年居たが、その間息子のように配膳につきまとう子は他に居なかった。
これほどまでにかわいがって頂き、ありがとうございました。
帰宅。
暗い部屋に明かりをつける。
子が居ないと本当に静かだ。
何だか寂しくもあり、新鮮でもある。
とても複雑な感情だ。
私たちもこの1週間で、変化があったと実感した。
病院生活もあとちょっと。
また環境が短期のうちに激変するが、これは乗り越えなくてはならない。
時の流れが、もどかしい。
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朝、自宅にて。 このミッキー、1人で座れるから、 ママ抱っこしないで! オマエだって、 1人で歩けるのに抱っこ抱っこうるさいぞ。 |
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千歳飴もちょっと舐めてくれました。 |
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反面、植木鉢のラックを引き倒す惨事が。 ラックにかけてあったほうきを取ろうとしたよう。 まだ家が子供仕様にはなっていません。 課題満載です。 |