平成19年6月2日(土)
明け方、いつもどおり胃ロウ終了のアラームが鳴っているのが聞こえた。
おママはSの添い寝をしているからか、外向きのポンプのスイッチが押せないのか、
なかなか止まらない。
名残惜しいが、布団を脱ぎ捨てSの元に向かう。
といっても、狭いマンションなのですぐそこなのだが。
どうにもこうにもSの咳が凄い。
おママは一睡もできなかったとクマを作り。
それでも(近隣の)病院に連れて行くという。
いままで咳止めで咳が止まらなかったことなどないからだ。
診察の結果、やはり肺炎の疑い。
ただ、今すぐどうのという程までにはなっていないという。
短小腸という特殊な状況下にあることを説明、
薬は対処療法、咳止めともしもの時の解熱鎮痛剤のみとなった。
抗菌剤の使用は難しいのだ。
しかし状態が改善されなければ月曜にレントゲンを撮り、
結果によっては元の昭和大学藤が丘病院に入院することを薦められる。
そこでSに適した治療をおこなってもらえば、
治りは格段に良いそうだ。
確かに食欲も減退し、かといってお天道様が出ている時に、
素直に床に伏すはずもない。
長引けば、小腸の為にも良いはずもない。
(もっとも、下痢はないのだが。)
おママは1日中Sに寄り添っていた。
薬が効いたのか、幸い夕方にはだいぶ咳が治まってきた。
しかし夕食後にはむせて嘔吐してしまった。
そして夜中、再び咳き込んで泣きじゃくる。
おかしい。
全く治まらない。
もし・・・待って待って手遅れになったら。
それだけは耐えられない。
昭和藤が丘の緊急外来に電話した。
入院の可能性が強いと考え、洋服等一式を用意する。
入院には何が必要かはよくわかっている。
私は絵本を数冊リュックに入れた。
24時前の事だった。
病院に着いて診察、吸入、X線。
幸い、まだ肺炎には至っていなかった。
再度吸入し、少し咳が落ち着いた。
家に戻ったのは午前3時近かった。
小児科医のアドバイスにより、
少し上半身を立てた姿勢で寝かせた。
これで咳も少し治まった。
明日は良くなってくれるのか。