平成19年7月11日(水)


帰宅すると、予想通りまだ食事中であった。

実は今朝も朝食を食べることができず、
昼食抜き、予定していたジジババ預かりもなし、子供センターもなし、
にしたとの連絡をおママから受けていた。
(若干変なくしゃみと、感染症も流行しているのも理由だが)


しかしSは少し反抗したものの、

「食べられなかったのだから仕方がない」

と自ら諦めて納得してしまったそうだ。
これでは意味がない。

それにしても昼食を抜いたのに、この晩ご飯の進みが悪い様はどうだ。
実は本当にお腹がイッパイなのか?

いや、限界ならば先に短い腸が悲鳴を上げるはずである。
便状は至って良く、まだまだ余裕すら感じられる。
その証拠に食べさせればダラダラでも時間がかかっても食べてしまうのだ。

おママは食事の形態を上げ時ではないか、とつぶやいた。
食事の内容が1歳後半〜2歳位用で、
3歳9ヶ月のSの味覚を満足させることができないのではないか、
というのである。

お腹の調子を見ても、もう少し余裕があるように感じる。
食物繊維はあまり味に影響しないが、
脂肪10g/日をせめて13g/日にしてもらえないか、
次回診察時に先生に相談してみたいというのだ。

脂肪の10g/日は、よほど材料を選ばないと素材に含まれる油分だけで超えてしまう。
調理に油を用いることは難しい。
しかし3g増やしてもらえたら、毎食1g加えることができる。
これで味にパンチが出る。

とにかく脂肪の上限がネックとなり、
脂肪を抑えると必要なタンパク質が摂れないというジレンマもあるのだ。


また次の診察までとりあえずの対策として、
味を濃くしてみようかというアイディアもあった。

確かに塩分や糖分といった調味料は、食事制限に大きく響かない。
味が濃い方が子供は好きだろう。

更に、

・平日好きなメニューにし、休日の団らんをチャレンジデーとする。
・品目を減らし、比較的好物で稼ぐ。
・おやつを無脂肪にし、その分食事にまわす。
・エビ・貝類は脂肪が少ない。浅蜊は好きなので、
 浅蜊の佃煮がいいかもしれない。(イカが苦手なのは辛い)
・スキムミルクは苦手だが、プロテインはいけるかもしれない。
・かまぼこ・ちくわも駄目。ちくわの甘辛にはだいじょうぶかも。

等々の考えが出た。
良かった。諦めたわけではない。
わかってはいたが、安心した。

先生が脂肪分の制限を緩めてくれるかわからないが、
さてさしあたりどうしよう。

Sは何か自分に有利なことを主張して、悪いことを帳消しにする傾向がある。
いいわけ、逃げが常套となっている。

だからこそ、やり遂げた満足感という感覚を教えたい。
少しずつでも食べていけばなくなる、
努力すればできるんだということをわかって欲しい。

できなかった時のペナルティー。
よくやったね、のメリハリ。

とにかくペナルティーも自分で納得してしまうので、始末が悪い。
困ったものだ。

でも、おやつは大好き。

確かに味覚は変わりつつある。
「よーし、よーし、よーし。」

採血ごっこもTB先生の真似。
キャップをくわえ、体の角度、
おママによるとそっくりなのだそうだ。

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