平成19年8月22日(水)


今日から休みを取って、再び家族と過ごす。
初旅行を計画したのだ。

これまでSの食事制限が故、出かけるにしてもお弁当圏内がせいぜいで、
泊まりは自由が利くおママの実家で精一杯だった。

今回ファンテック代表のO氏に相談したところ、
長瀞でキッチンつきの宿をご紹介頂けた。
ならばと良いお話に飛び乗ってしまったのである。

しかし、Sのメニューは全て作り直し。
せっかくだからバーベキューやそうめん(外食)もさせてあげたい。

でも1日の脂肪・食物繊維量に制限があり、
かつ摂取カロリーとタンパク質の量は確保しなくてはならない。

すなわち旅の行程全て、何をどれだけ食べるかあらかじめ決め、
その通り実行しなくてはならない。

私は寄る先にある食事メニューを調べ、
おママはお盆休みの間、深夜までメニューを組み替えていた。


そんな苦労も楽しければ!と意気込んで出発。
しかし出発10分でSが車酔いで吐きだす始末。
また摂取カロリーが少なくなる・・・それより顔色もどんどん悪くなる。

仕方なしに下道で走るが、状況一向に良くならず。

「中止」「キャンセル」

その言葉が頭をグルグル回る。

幸い何とか寝てくれたので、高速に乗り一気に稼ぐ。
意識不明だったのかもしれない。
無事目的地付近まで眠り続けてくれた。
出だしはイキナリの試練であった。

チェックインの前に最初の目的地、風布にじます釣り堀センターに到着。
釣る魚をSのメニューに入れるならば、必ず釣れなくてはならない。
(他の食品に代替がきかないため)
その点、釣り堀は良い。
何より「釣れる」ことは楽しい。

昼と夜分の魚をつり上げる。

さすがにSにはまだ早く、
竿を揺らされるのでやりにくい。
昼食はうどんを頂く。

これまで何処に行くにもおママお手製の
弁当持ち込みであったが、
初めておママ以外の、お店の料理を頂いた。
おママ、ちょっと感動。

このために、メニューは練りに練ったのだ。

満腹を抱え、宿泊地へ向かう。
念のため到着間際に購入しておいた酔い止めを服用させた。
(今回の旅はそれ以降酔い止めを服用し、何事も無く過ごすことができた。)

宿泊はO氏に紹介して頂いた、満願ビレッジだ。
トレーラーハウスでキャンプ気分満喫、もちろんキッチン付き。
今回用具は殆ど持参したが、通常の生活なら必要なものは全てレンタル可能、
もちろん電気、水道完備である。
確かにこれならSのための料理も作ることができる。

中に荷物を運び入れると、
Sはすぐに遊びたがった。

まだこちらはやることがあるんだよ、
オマエの為にな。
と言ってもSにわかるはずもなく、
早々に切り上げ川に向かった。
すぐに水に落ちるS。


夕方宿に戻り、お風呂。
歩いてすぐに有名な満願の湯が。
満願ビレッジに宿泊すれば、1日1回の入浴が無料になる。

トレーラーハウスにもシャワーがついているが、当然温泉に。
露天では滝が見えて、良い風呂であった。

Sはおママと女風呂に入ったが、お湯が熱いと言って足浴だけだったそうだ。

夕食は、バーベキュー。

昼に釣ったニジマスと、
Sに併せてササミなどを焼く。
やっぱり炭火は美味しい。
でっかい虫を捕まえた。
いつの間にか潰さずに持てるようになった。
食後はすっかり大好きになった花火。
疲れてあっという間に寝に落ちた。

ベッドでは転落して万一胃ロウが破損してしまっては大変、
マットを床に敷くことにした。

当然、胃ロウポンプも持参。
今朝のように吐いたり、食欲が無かった時など胃ロウのありがたさを再認識する。

延長コードは忘れずに。
せっかく電源があっても、危うく涙を呑む所だった。

そんなこんなで、何とか1日無事に過ごすことができた。
やっぱり食事や服薬等の制限があると、旅も大変だ。
私達も疲れ果てて、いつの間にか落ちていた。

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