平成19年11月11日(日)
昨日までの雨も何とか止んで、外出可能な天候に。
午前中は買い物、午後は公園という予定だった。
午後、公園に出ようと用意をしたところで、
S「小さい公園に行きたい・・・。」
2歳児程度が遊べるそれだ。
できることだけやって満足するなよ・・・。
S「(滑り台を)下から上がれるのを見せたい・・・。」
S得意の言い訳が出た。
昨日もロープ遊具対策のトレーニングをし、万全の体勢で居た。
再度問うても「今日はやりたくない気分」
遊具をイヤになったというわけでもないらしい。
時間が空くと、できていたことも再びできなくなるのがSである。
今日ロープ遊具ができないのは正直痛い。
しかし強制も好ましくない、
夜ロープ用トレーニングをするという約束で、折れてみた。
さて、いざ小さな公園へ・・・。
休日の夕方、ショッピングモールのそれとあって、
混雑していた。
なかなか滑り台を逆走できる隙はない。
ならばと順番通りに並んだが・・・?
おいおい、そこでどうして手を着くんだ?!
それ、今までできてただろう・・・?!
「時々・・・親子の縁を切りたくなる時がある」
おママがボソッとつぶやいた。
子に、食べたいもの・やりたいことを制限させるのはとても辛いと思う。
何らか病気を抱える子の親が、苦悩するのはこのケースが殆どだろう。
幸いSにはその苦労はない。
しかし新しい物を食べようともしないし、何かに挑戦しようともしない。
できるのに、やらない。
食事も運動も、食べる・動くが治療とリハビリに必要なのだ。
非常にレアケースだと思うが、こちらの葛藤も相当激しい。
私が折れたこと、手を着くしか上がれなかったことを理由に、
急遽階段昇降のトレーニングをすることにした。
もちろんSもバツの悪さを察していて、文句は言わない。
Sは階段を上がる時は両手を上に挙げてバランスをとる。
故に手を振ることができず、かえってスムーズに上がれない。
下りもまた同様で、更に足を交互に降りることができないのだ。
いや一度足を揃えてから、逆側の足を出すことが精一杯だ。
これも、既にできるのだが、怖がって一旦足を揃えてしまう。
その証拠に階段を降りきる数段からは、ちゃんと交互に降りてくる。
Sも今日の自分の立場がかなり良くない事を理解している。
いつもなら頑なに拒む交互降りを、なんとかやろうと前向き姿勢。
ホラ、何度か繰り返すウチに両足交互に降りることができるようになった。

やれば、教えることができる、押し上げることができる。
たとえ話、ボールを投げれば、
足の位置や手の振りなどをいくらでも修正していくことができる。
しかし最初から投げられないと決めつけて、
ボールを掴むことすら拒まれてはどうしようもない。
私の話を読んで「無茶しすぎ」「厳しすぎ」
そう思う方も多いと思う。
しかし実際を見てもらうが早い。
Sにはできる能力が十分備わっている。
極度のビビリで「できるのにやらない」「怖がってやらない」のだ。
それに自主性云々、待っていては脳の神経回路の発達激しい、
「オイシイ時期」
を逃しかねない。
これも2度とは巡ってこないのだ。
帰宅後、私の鬱憤もあり、腹筋・スクワットの追徴課税。
もちろん10回程度の軽いモノだよ、ホントだよ。
夕食。
Sの食欲が思わしくない。
おママ曰く、完食狙いメニューなのに、だ。
「疲れすぎると食欲が低下する」
これだけでもかよ。
現状、日に1回の外出がせいぜいで、
2回出るとちょっとキツイ(おママ談)そうだ。
夏期の体力温存も、確実に低下してるぜ。
やはり、さじ加減。
これがとても難しく、大事なところだ。
実は今日も泥ウンであった。
おまけにSはあれだけ(末等だが)ポンポンとロト6を当てていたのに、
最近めっきり不調である。
お前の全盛期って、短いなぁ・・・。
夜。Sは初めて私を絵本読み係りに指名した。
生まれて4年、初めての出来事である。
オマエってヤツは調子いいよな、ホント。