平成20年4月10日(木)


今日は念願の入園式。
Sは起きぬけ「今日は何の日だったっけ?」

昨日あれだけ緊張していたのに、忘れたか?

慣れない着替え。
サスペンダーが手錠状態に。
ポンチョを着て朝食だ。
寝癖が気になるおママ。
このボタン、苦しい・・・

それ首のじゃなくて、胸のボタンだから。
生憎の雨模様だが、
土砂降りの予報の割りには、という感じ。

晴れ男伝説、健在か。

ジジババと待ち合わせて、幼稚園に入る。

「初めて幼稚園に入った」

とジジ。

今は時代が違うのだろう、父親が来ている家庭の方が多いくらいだ。

教室に入ると、早速先生を掴まえるS。
これならトイレも安心か。


入園式が始まる。
大多数が年少入園生で、
Sのような年中からはSを含め計11名。
その11名が2クラスに割り振られた。


緊張をほぐした後・・・。
神父様が聖水をかける。
先生の紹介、歌のプレゼント等、
全てをこなして1時間ほど。

教室に戻って、さようなら。

今日はこれまで。
明日からスタートだ。
しかし、ついにこの日が来ちゃったよ!



「挨拶ができたらゴーオンスピードル」

入園式は年功序列、最前列に座ったSは先生紹介の際に、

S「宜しくお願いします!」

と大きな声で挨拶できていた。
もちろん登園時、帰宅時にもきちんと挨拶できていた。
ご褒美として買っておいたプラモを渡した。





夕方からどうも私が体がだるくて仕方がなくなった。

Sが生まれてからというもの、毎日が必死だった。
術後何度もカテーテル感染を繰り返し、思うように体重が伸びなかった日々。
食事管理による治療が開始されても、なかなか思うように食べてくれなかった。
なかなかIVHが減らず、お腹も落ち着かなかった。
期せずしてIVHから離脱となり、退院後は自らの手に食事管理がゆだねられ、
また社会復帰のリハビリ、子育てそのものも、遅れてやっと始まった。

とにもかくにも、幼稚園を一つの目標としてきたのだ。
達成感というか、安堵感というか、何とも体に力が入らない。
今日はこのまま寝てしまうことにした。

Sはおママの目を盗んでは、寝室の私の所にやってきて、

S「クリックリ、クリックリ!」

と叫んでいる。
クリクリとは何の事かと思っていたら、

「quickly !」

早く作れとの催促であった。


同クラスの子は既に1年間幼稚園生活をしている。
Sにとっては「世界」が違う位の違和感がだろう。
きっとまだまだ乗り越えなくてはならない試練に直面する。
正直、ズボンの小窓からの「小」も不安である

それはまた、その時にどうするか考えよう。

仕方なく起きあがってオモチャを組み立て、
またすぐに布団に潜り込んだ。

1年前の息子
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4年前の息子