平成20年11月24日(月)


今日はみんなで朝寝坊してしまった。
Sも昨日の自転車猛特訓で疲れていたのだろう。

昨日は、Sが退院してから初めて2回外食にした。
この2年で、初めておママが1日2食分の食事作りから免除されたことになる。

ただ、2食ともヘビーな内容だったので心配はしていたのだが・・・。
はてさて朝食中に2度目のトイレ。

くっ、臭い!!

久々の泥ウン、それもかなり強烈な臭い。
油も浮いている。
鼻が・・・ヤラレる。

病院で何度も経験した臭い。
短腸症候群のでは便やガスの臭いが非常に強くなる。
消化吸収が不十分で、食物が栄養過多のまま大腸を通過すると、
腸内細菌によって異常な発酵や腐敗が起こるからだ。

最近は便もガスも臭いはかなり落ち着いていた。
それだけ栄養が吸収されるようになっているということだ。

やっぱり初めての2食外食で、焼肉はなかったよな・・・。
TB先生が、

脂肪分は25g/日と通常食に近くなったが、
かといって25gをちょっとでも超えると、まだすぐ下痢するよ。


と仰っていたのを思い出す。

恐るべしTB先生、ドンピシャだ。


下痢は腸内の環境を更に悪化させ、腸炎を起こしやすくなる。
腸を強くしなくてはならない短腸症候群の治療にとって、
それは大きな大きなマイナスになる。

また下痢は短い腸に栄養を吸収させる機会(食物と小腸の接触時間)を奪ってしまい、
十分な栄養が吸収されないため、全身の栄養状態が悪くなる。
それでは腸を強くすることはできない。

短腸症候群の魔の悪循環は、下痢から始まるのだ。

心配している側から3回目のトイレ。
どうなるかと心配したが、幸い少量のヘビウンであった。

脂肪分の多い食事が出てしまうことで、
Sの腸は平静を取り戻したようだ。

今日はさすがにいつもの食事管理に戻した。


以前はちょっと脂肪分の多い食事をしてしまえば、
数日は調子が戻らなかった。
これで治まってくれれば、逆に強くなったと実感する。

短腸症候群の治療は短い腸が自力で必要な栄養を吸収出来るようになるまでが、
非常にキツイ上り坂なのだ。

頂上を乗り越え、腸が十分な栄養を吸収するようになってくれたら、
あとは体の成長と共に腸も強くなってくれる。

来春には栄養剤の夜間持続注入が終了され、この食事管理も解除される見通しである。
その頃の状態が容易に想像できるようになっている。

僅か数mLの成分栄養剤が吸収できなかったスタート地点。
高く険しい山岳を踏破した私達は、もう間もなく下山するのだ。


クリスマスツリーを出した。
あと少しで上の☆まで届きそう。
大きくなった。
椅子を使って総仕上げ。
思わずガッツポーズが出る。


今の食事管理は、Sにとってこの椅子のようなものだ。


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