平成21年1月3日(土)
昨晩日付が変わる前、見慣れない番号がナンバーディスプレイに。
嫌な予感、うわ、この市外局番は・・・。
電話は昭和藤が丘病院の内科のTN先生。
呼吸が苦しそうで酸素マスクを付けようとしたが、
本人が嫌がってつけられない。
また耳鼻科の先生に診てもらったところ、
喉頭蓋が腫れて、このままでは気道が閉塞することも考えられるとの事だった。
そうなればTVとかで見たことあるかもしれないが、
喉を切開し気管挿入しなくてはならくなる。
今のところまだ喉頭蓋に挿管するだけの「隙間」はある、
このまま放置すれば、最悪は気管切開になるので、
今から予防的に挿管する許可が欲しい。
喉頭蓋。
食べ物が気道に入らぬように、
食物が通過する際に気道を塞ぐ弁である。
もちろん間髪入れずに「お願いします」
気管切開が如何に大変か。
呼吸困難が生命に直結するからこそ、
先生のご判断に委ねることにした。
OGさんがSを看て、
これはおかしいと先生に連絡してくれたんだな。
本当に心強く、ありがたい。
ちょっと休んでゆっくり行こうかと思ったが、
挿管とあらば、
明日、いや今日は早く行かなきゃな。
−・−・−・−・−・−・−・−
と思いつつ、プチ寝坊。
そして入院の用意に手間取り、到着が少し遅れてしまった。
入院生活は長かったが、何度も入院をしたわけではないので・・・。
病院に到着すると、YGさんに会う。
少し話し込んでいると、Sが検査から戻ってきた。
鎮静剤で眠らされている。

今日の担当はYGOさんとIMさん。
IMさんは初めてだ。
OGさんも夜勤明けのまま、私達を待っていてくれた。
TB先生も来てくださった。
ここまで(挿管)になると、抜くのも時間がかかる。
1週間程度かな・・・。
と少しがっかりしている様子。
ス、スミマセン・・・。

内科のTN先生。
昨晩電話で話したとおり、
喉頭蓋が炎症を起こし、気道を塞ぐ恐れがあった。
耳鼻科の先生に診てもらい、管が通る隙間のあるうちに挿管しておくべきと判断した。
急性喉頭蓋炎である。
また、肺炎もある。
挿管は苦しいので、鎮静剤で寝かしている。
鎮静剤を用いると自発呼吸が弱まるので、
呼吸器を着けている。
明日までこのまま、明後日から鎮静剤を徐々に減らし、
自発呼吸を促しながら、タイミングを計って抜管する。
但し、2度挿管するとリスクが高まるため、
急いで抜きたくはない。
ゆっくり様子を見ながら行う。
検査の結果、細菌性のもの、バイ菌がついたのだろう。
抗生物質で治療できる。
また喉頭蓋の腫れを抑えるために、ステロイドも投与する。
熱は38度と少し下がった。白血球も下がってきている。
CRPは上昇しているが、これは時間差があり、
次第に下がってくるだろう。
との事であった。
急性喉頭蓋炎は呼吸困難に繋がる危険な疾患だ。
やっぱり連れてきて正解だった。
でも、ここまで処置して頂ければもう大丈夫。
見た目は意識なく重篤に思えるが、
元々予防のための挿管で、それには鎮静剤が必要。
鎮静剤を用いれば呼吸の為に人工呼吸器が必要となるのだ。

Sが寝続けるので、私達は長居するより体力回復に勤めた方がよさそうだ。
Sもまた、朝来た時よりも呼吸が楽そうになっている。
荷物を整理し、早々に病院を後にした。
TTさん、IIさん、SGさんなど、懐かしい方々と会った。
皆さん大きくなったSに驚いていたが、
このような形で再会となった事にも驚いていた。
あちゃー。