平成21年1月9日(金)
面会に。
昼訪れたババ様からおママ伝(つて)で、
今日は一転元気になり、良く喋っていたと聞いた。
やっぱり口から食べるって凄い。
今は藤が丘病院の院長先生になった、SD先生のお言葉。
「食べ物には体に必要なものが全て揃っている」
そして食べ物を、口に入れてから排泄するまで、
体に備わった臓器が歯車かみ合った状態で機能させることで、
それらの能力が最大限に発揮される。
今日は元気になっていると睨んでいた。
さて、NSステーションに挨拶。
日勤だったOGさんからも、S復活の知らせ。
観察室に入ると、丁度Sはビデオを見ながら晩ご飯を食べていた。

S「このカレーうどん、ちょっと辛いの」
と言いながらも、ちょうど完食する所だった。
すぐに内科のAY先生が説明に来て下さった。
血液検査から、炎症を示す数値はだいぶ下がった。
しかし強い抗生剤のせいで、腸の良い菌も死んでしまった。
代わりに悪い菌が増殖し、お腹の調子を崩している。
これから抗菌剤の種類を変え、腸の悪い菌を叩く。
初めに血液から検出された菌は何だったのでしょうか?
インフルエンザ菌b型である。
インフルエンザ脳症も起こすことがある菌である。
抗生物質はどれくらい続けるのでしょうか?
最終的には・・・点滴から経口剤に切り替えるが。
お腹の調子を見ながらなので、少なくとも今週末の退院はないだろう。
う〜ん、インフルエンザ菌。
よく話題になる「インフルエンザ」はインフルエンザウイルスによるものである。
菌とウイルスは全く異なる。
名前は一緒だが、「インフルエンザ菌」と「インフルエンザウイルス」は全く別物、
インフルエンザ菌は特に珍しい菌ではなく、
しばしばヒトの気道などにも常在する。
今回はそれがたまたま喉頭蓋で炎症を起こし、そして危なかった(急性喉頭蓋炎)のだ。

さて・・・
早速ポケットに忍ばせておいた傘のビニール袋を取り出す。
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口から吸ってしまうので、全然膨らまない。 |
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やっとのことでコツを掴んだ。 |
チャンバラ開始だ!!
S「てや!てや!てや〜!!」
元気に暴れるS。
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てやっ!てやっ! |
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それにしても元気になったものだ。 |
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ほらっ!取れよ! なにげにトレーニング再開だ。 |
しかし先生や夜勤のMRさんの仰るとおり、便が頻回で。
というより、トイレには駆け込むが、殆ど出ない。
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今日は、ここと、ここと、ここから採血でちょ? あ、違った、こっちが先だった。 細けぇな、オマエ。 |
昨年のGWが頭をよぎる。
腸の動きが悪く、部分的な蠕動を便意と捉えてしまうのではないだろうか。
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何度も見た、点滴台を自ら押す姿。 でも、見違えるほど大きくなった。 |
結局6回くらいトイレに駆け込み、1回水が出ただけ。
そしてお腹が痛いと、最後は横になってしまった。

ババ様が面会に行っていたのは、丁度お腹の空いた午後3時。
まだおやつがなかったSはババ様に、
S「Sちゃんだけおやつがなかったの・・・お腹空いたなぁ・・・」
ババ様に漏らしたそうだ。
S「ババのそのポケットに何か入ってない?」
バ「ガムがあるよ。」
S「ガムだったら噛んでポイすればいいから、(食べていいか)TB先生に聞いてみて!」
と、観察室の窓ガラスを叩いてTB先生を呼んでしまったそうだ。
当然、わざわざ無くした物を許されるはずもなく。
T「S、ちょっと我慢しなきゃダメだよ。」
Sは正座して「はい!」
でもババ様が悪者になってしまったそうだ。