平成22年3月5日(金) 胃ロウ中止236日目



今日は幼稚園のお別れ遠足。
最後の大イベントだ。

Sはこういったお出かけの日の朝には、
緊張からか毎回お決まりのように嘔吐していた。

しかし、今回は無事に出発したそうだ。
そういえば、いつの頃からか、
S「おかえり〜!!」と全力で駆け寄ってくることがなくなっている。
あの頃はウザッたかったが、今の悪ガキぶりと比べれば可愛かった。



行き先はキティーランド。

S「キティーちゃんなんて、おんなのこがみるものだ!」

なんて、TVに出てくるだけで消してしまうくせに、
行ってみるととても楽しかったようで、満足そうな様子であった。

バスに酔うこともなく、帰路はずっとしりとりゲームをしながら帰ってきたそうだ。
先生、大変。

とにかく、何とか体調が戻ってくれて、
無事に参加・帰宅できてホッとしている。

あれこれ報告が尽きないS。



さて、昨日の受診の詳細。

早速聴診器で腸の動きを確認。

確かによい状態ではないが、やっと腸が動き始めている。
ただ、まだお腹の張りがとれていない。
それにしても腸の状態が良い時が、年に1ヶ月位しかないな・・・。


おママはもう1年も体重が停滞していること、
ここ数ヶ月のうちに連続して大きく体調を崩していることから、
今胃ロウを再開し栄養を満たした方が、結局早く胃ロウを取る事になるのではないかと相談。

確かに以前のようにふっくらした感じは無くなったな。
ただ、標準より下回っているかというとそうでもない。


胃ロウを再開するにしても、小学校に入れば昼食は給食になる。
給食はかなり脂肪が多く、前後の朝食・夕食も含めて内容を検討しなければならない。

とにかく血液の状態が知りたい。採血しよう。
その内容を見て総合的に検討する。


ということで、今日の晩からの胃ロウ再開ということは無くなった。
保留である。

Sが胃ロウ再開に強く反対していることを相談。
TB先生はなぜ胃ロウを嫌がるのかSに問う。

S「・・・よるねてるときに、ピー!っておおきなおとがするから・・・」

グッスリ寝ていて、閉塞のアラームで起きたことなんかないだろうに!

なら、ポンプは止めて自然滴下にしようか。
夜間の栄養剤もその程度の(少ない)量で良いだろう。
ならいいかい?

S「・・・なら、いい・・・。」

きっと本心はアラーム音がイヤだという理由ではないのだろう。
でも何が嫌なのか、他に表現方法がなかったのだろう。
しかし、本人が納得すればそれでよい。
ここはツッコミを入れるべき所ではない。

とにかく就寝中は栄養の吸収も良く、利用効率も良い。
だから夜食べると太る

先生も胃ロウ再開に傾いているのだが、給食という新たな要素が加わるし、
血液検査の結果を見ないと何の栄養を重視すべきか決めることができず、
保留になったというわけだ。

ここ。
ここにTB先生の「神業」がある。

ただ漫然と栄養剤を投与するだけでは良い結果は得られない。
体が必要としているものを、必要な時に、必要なだけ満たす。
今何が必要で、つまり不足しているのかの見極めが、比類無き技なのである。

(胃ロウ再開の)覚悟ができた今、次回の受診が楽しみである。


他に、Sがやたら食べたがる事については、

炭水化物といえど、過度に食べれば負担がかかる。
適度な量に控えなさい。


バナナはシュウ酸を多く含む食物であり、
短腸症では結石ができやすくなるので控えるよう指示されていた。
しかし食物繊維の量も多く、非常に使いやすいので、
どの程度食べさせて良いのか、悪いのか。

日々大量に食べなければ良いだろう。
今のように時折食べさせる分には問題はないだろう。


との事であったそうだ。


来月には、十中八九、胃ロウが再開されるだろう。
またあの手間が増えるのかと思うと・・・。

いやいや、これもせっかく繋ぎ止められた命、
意地でもやり遂げますわな。

今、胃ロウが無い時間を楽しもう。

胃ろうタワー!



・・・今日の体重は21.0kgになったそうだ。



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