平成22年11月10日(水)


誰しもが、必ずやること。
帽子のおでこの部分にある網網を、
メガネよろしく下ろすこと。


・・・。

今日は近くの公園で、
小学校のミニ運動会。




しかし楽しいはずのイベントが、いつも一転するのがS。

Sはサッカーが大好きで、みんなと一緒に遊びたいのだが、
周囲のサッカーの子達はサッカークラブに所属しており、
ハンパ者のSは仲間に入れてもらえないと聞いていた。

今日はその子らのサッカーの動きを見る機会があった。
確かにSより格段に上手く、ちゃんと練習しているだけあって、
以前より上達しているのがよくわかったそうだ。

一方Sはちょっと付いて走っただけで、息を切らし・・・。

元々成長分の栄養を吸収できるかどうかの身体だから、
激しい運動を負荷することなど無謀である。




本来Sは外遊びが好き。
でも外で思い切り遊ぶには体力(栄養)が十分でない。
そして体力が許すだけ遊ぼうにも、仲間に入れてもらえない。

ここ数日、また夜間の魘されが酷くなっている。
葛藤があるのだろう。

見ているだけで心が痛む。


また競技のためにSが列に並ぼうとすると、
いつの間にかクラスの子たちが移動するのに気が付かず、
1人はぐれてしまったそうだ。
視野が狭く、空気の読めないSにはよくあること。

しかし群からはぐれた羊に目を付けたのは、暴君オオカミである。
幼稚園の頃よりお互い力が強くなっており、激しさが増している。
おママは堪らず引き離したそうだ。


動物が群れるのは、外敵に自分一人を的に絞らせないためだ。
「目移り」させれば、狙いを定められなければ、簡単に狩られるものではない。

逆に捕食者は、群から1頭だけ引き離そうとする。
目標にロックオンし追い続ければ、いつかは必ず捕らえられる。

そして醜いアヒルの子はなぜ虐められたか。
目立つ個体は外敵に狙いを付けられやすく、
自分の周囲に居させることを本能的に嫌うからだ。


おママは私に「何かSに話をして欲しい」と求め、
Sには前半の話をしてやった。
まず周りを気にしな、一緒に動くようにしな、と。
それができないから苦労しているので、根本の解決にはなっていないが・・・。


また、これだけおパパと修行しているから、
いつか必ずSの方が強くなる日が来る。
その時までは「時を待つ」ことも作戦だぞ、と付け加えておいた。

実際、子供がそのままの状態で大人になるわけではない。
必ずどこかで転機が訪れる。
Sの将来について、何ら不安はない。



では、Sの好きなサッカーは。それまでの間どうするか。
やたら休日に私と公園でサッカーをやりたがるが、
独特の妙なルールで1人で盛り上がっているだけ。

基礎から練習させるべきなのだろうか。
させないと差は開く一方だが、所詮焼け石に水。

ならば、普段できない遊びを、思う存分にやらせるべきか。


家でも薬飲め、吸入(ネブライザー)しろ、鼻かめと、それこそ四六時中指示している。
制限は非常に多い。
何れも怠れば健康に支障を来すので、致し方ない。

このままでいいのかという疑問を抱きつつ、
今は遊び9、練習を1だけで、Sの奇異なサッカーに付き合っている。


夜、おママの風邪が悪化。
喉と頭が痛く、熱も出そうだ、と。

絵本を1人で読めるようになってきたのは助かる。



おママは今日もSと同じ時間に布団に入った。


ただどうしたことか夜中まで寝付けなかったようで、
明日以降どうなるか、少し心配である。


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