平成23年9月6日(火)
いやしかし、染色体の判定結果が出るまでの間って、本当に辛い。
結果がでたからって何をどうすることもできないのだが・・・。
初めは心臓の原因を潰すための「念のため」の検査って話だったが、
顔貌がどうのこうの、しっかりと意見書に書いてあるのを見て、震え上がった。
こう記載した方が、養育医療を取得しやすいのだろうか?
それともテイのいい告知なのだろうか?
でも後者だとすると、ここに「染色体異常の疑い」って書かなかったのはナゼだろう?
陰陽微妙な線上にいるということか?
見た目では確定するには至らないってことか?
よく泣いて、よく飲む。
よく暴れる。
これらは安心材料である。
しかし耳は?
染色体異常によく合併する類の障害ではないか?
いや、そもそも耳すらも誤診であってくれたら・・・。
いや、片耳聞こえないだけなら、受け入れる。
全然問題ない、気にならない。
釣り目だからって、個性じゃないの?
ちなみにクシャッとなっていた耳たぶは、徐々に開き始めている。
染色体異常ったって、オレやおママに欠陥があるわけでもなく、
生活に落ち度があったわけでもない。
誰にも非はない、単なる確率論。
それはわかっている、頭では。
でも今はただ、安易に「大丈夫だよ」なんて言って欲しくない。
これが初めての経験であれば、一般に聞かれる励ましや慰めの言葉も受け入れられよう。
でも、こちとら既に死力は使い果たしてしまっている。
この苦しみがわかるか?2度目だぜ??
だから、生きていくのに最小限の範囲の方にしか、状況を話せずにいる。
いや、話さないのはまだ問題ありと確定したわけではないからだ。
余計な心配はかけたくないし、根拠のない言葉はもらいたくないのだ。
検査は技術的には3週間もかからないはずである。
受容やら昇華やらに至らせるためにもったいぶってんだろうな。
「話す」ということは、回復への第一歩だと思うが、
それができないし、許されない状況では、時間は辛いだけのものとなる。
でも実際、今のHってどうなのさ。
元気そのものじゃんか。
それが、一番の指標になるってこと。
稀に、そういうダウン症の子もいるみたいだが、
どちらにせよHが重い症状でないことは確かだ。
ダウン症の子のHPを猛烈に読みあさっているウチ、
小さく産まれてくる子が多い事に気が付いた。
そして、そういう子の平均出生体重は2.8kgだと知った。
Hは3.2kgだった。
耳も、再検査でクリアーするケースが多いらしい。
なら・・・Hだって!!
夜、おママに打ち明ける。
俺はHに染色体異常があるようには思えない、と。
単にブサイクなだけ?
おママもまた、Hはよく眼で追うようになっているし、
よく動く、きっちり3時間事に空腹で泣く、
左耳も聞こえが悪いような気はするが、決して無音ではないような気がする、と。
母乳よりほ乳瓶の方がミルクの出がいい。
Hは既にそれを理解しているようだ、と・・・。
実際、直母は途中で寝そうになるが、ほ乳瓶だと10分かからず飲み干してしまう。
久しぶりに家の雰囲気があかるくなった。
Hは大丈夫、そうそう連続して当たるわけないさ!
そしてもう一つ・・・。
Hは3時間おき、1日に8回はミルクを飲む。
1回がほ乳瓶で10分としても、1日に80分はアゴを力強く動かすことになる。
Sは1年間、その機会が十分になかった。
Sの言葉が多少不鮮明でも、仕方ない。
Hのおかげでやっとそれを理解することができた。
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今はただ、元気なことが心の支え。 |
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食前体重27.0kgは過去最高。 |