おママの鼻の調子が悪い。
たぶん花粉のせい。
なので、いつもの小児科内科クリニックを急遽受診。
アレルギーの注射を打ってもらう。
しかし、それだけで終わらない。
やはり先生、Hの事が気になって仕方ない。
おママがHの様子を説明すると、
次の段階として飛行機を薦められた。
狙いは、やはり「目」。
水平に移動することで、ハイハイの際に目から入る情報を体験させる。
よりよいのは、自らの体が移動中も、一点を見つめられるように。
ハイハイも、一点を目指して突進する。
あと、ハイハイに至る「興味」を引き出す事を心がけるように指示頂いた。
飛行機。 | |
なぜかHが釣れる。 飛行不能、ジャマだって。 |
記載するのを忘れたのだが、
Hは昨日ン種の予防接種を受けていた。
接種部位が腫れている。 |
そのせいか機嫌が悪く、ミルクも飲まない。
時折奇声を発する。
体調が宜しくないのだろう。
好調だっただけに、残念。
でもまぁ、すぐに戻るか。
ECCの新しい教材、 自ら進んで読み始める。 |
Sにとってはクイズみたいなもんだろうな。
Hを重りに、腹筋。 |
これだけハイなのは、
念願の釣りに出かける約束をしているからだ。
現地に到着、駆け出すS。 | |
ところが、全くアタリなし。 | |
場所を変える。 | |
何処もダメ。 |
はてさて、人生初の釣り(堀を除く)は、
全くの坊主となってしまった。
まあ、クワ狩りの時もそうだったもんな。
また連れてってやるからな。
帰りがけに、Sもアレルギーの注射を。
先生に、気になっていたHの仕草を伺った。
最近、顎をカクンカクンさせるのだ。
遊んでるんだよ。
ダウン症児の常同行動という者もいるが、そうじゃない。
心配いらないよ。
でも、できればその遊びを他の物に転嫁できればいいんだけど・・・。
ということで、安心と課題を頂いた。
久々の天気。 またババ様に助っ人に来て頂いた。 |
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雲がポケモンに見えるS。 | |
一足早いが、 私の誕生日のお祝い。 ついに・・・。 |
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皿ではない。 ケーキの下の台まで舐めるS。 |
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1年生の時仕掛けたタイムカプセル。 せっかくなので、今日開ける事にした。 |
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いやもう、あんなこと、こんなこと、 盛りだくさん。 |
写真で残ってるって、スゴいことだな、おい。
★記事、一部削除しました。★
一方、Sもまた、今日は歯の矯正の受診日。
こちらも順調で、下顎用の器具も作るそう。
型を取ったそうだ。
今の上顎用の器具は、かみ合わせ位置をわかりやすくするため一部分削った。
成果が目に見えて、Sも嬉しそうだ。
Hが生まれる前後もそうだが、 以来何度も何度も助けて頂いた |
ジジババ様の助けなしには、この綱を渡ることができなかった。
Hに絵本を読むS。 | |
穴はあるが、2人とも順調である。 |
くつろぐ2人。 |
Hが寝返りから更に戻れるようになった。
気が付くと元居た場所から遠く転がっている。
そういえば、初めて寝返りをうったのも、
先月の背筋矯正を受けた翌日のことだった。
もう一つ変わったなって思う点。
これまでは1人放置されて不機嫌になると、
ズンズンするかミルクを飲ませることでしか治めることができなかった。
それを今日は近づいただけで笑顔になったのだそう。
成長発達の促しは1日にして成らず。
それはSで十分思い知らされている。
地道な努力の継続こそが促しなのだ。
生後まもなくから、それを続けてきた。
何度も折れそうになりながら、続けてきた。
無論、これからも続けてゆく。
おママはSのこの春休み、勉強よりも家事手伝いを中心にやらせているそう。
確かに今、何より必要な勉強になるだろう。
久々にいつもの小児科内科クリニック。
対面抱っこ・背筋矯正の先生が「お母さん的発達の促し」なら、
こちらは「医学的発達の促し」である。
両方良い面がある。
インフルエンザ患者が集まる所、冬は連れて行くことができなかった。
何よりH自身が入院していたこともあるが・・・。
ダウン症の子は腹筋を使わないで、反って寝返ることが多い。
Hは少し反ってはいるものの、腹筋も使えているようだ。
息(漏斗胸)もこの程度でいい。
ただ、舌が前に出てくるのが増えているね。
これは本人にとって遊びの行動なんだけど、
将来言語を話す時にネックになる。
舌を前に出ないようにするのもボイタ法。
ボイタの精度を高めていこう。
寸詰まり気味の首も、もっとスッキリとするはずだ。
ということで、改めて指導を受ける。
施術は、舌の動きを見ながら。
意識するのとしないのでは変わってくる。
眼振も更に少なくなるだろう。
動き出すとポイントが外れやすいので気を付けて。
最低でも朝昼晩、ある程度時間をとって行うこと。
全体的には・・・。
入院のロスがあった割には良い状態だ。
よく飲めているから体力が付いてきたのではないか。
次は2週間後。
いろいろ動きが出てくるだろうから、それを修正してゆく。
その後は1週間事に診ていこう。
うつ伏せでハイハイの前段階であるピポットが出てきたら次の段階にいく。
座るのを急ぐと姿勢が悪くなる。
座るための促しはしない。
今は目で追わせること、ガーゼ等何でもでいいので「持たせる」こと。
ガーゼを口に入れる?どんどんやらせること。
何かモノを掴んだ時に制止することなく、とにかくどんどん持たせること。
とのことであった。
寝返りから仰向けに戻れるようになったので、よく移動する。
マットの上に置いておいたのに、 目を離すとこんなところまで・・・。 |
ランチ。 |
縄跳びで汗をかいた直後にもかかわらず・・・。
すぐさま机に向かう。 | |
何かと思ったら、 イナズマイレブン図鑑を作っている。 |
ババ様から頂いた単行本に、狙いのページにタックを貼っている。
こういうことは非常にマメである。
Hは大の字で充電中。 |
おママはSに料理のお手伝いをさせているそうだ。
特に大泣きしながらタマネギをスライスするのがお気に入り。
不器用でタマネギを押しつぶしてしまうもんだから、
離れているおママもヤラレるほど。
やれやれ。
でも自分で作ると、しっかり食べるそうだ。
先日作ったSのコケ玉。 | |
花が咲いた。 結構楽しめる。 |
寝返った俯せから仰向けに戻れるようになったここ数日。
戻れることを知ったからか、積極的に寝返るように。
そんなHにSが狙いを付けた。 | |
匂いを嗅ぎまくるS。 | |
喜ぶH。 | |
オレンジのバーとSに挟まれ、 動けないと怒るH。 |
これまではうつ伏せになる前で止まっていたが、
まるでうつ伏せになってしまうと戻れないことを理解していたかのようにも見えていた。
喜怒哀楽もしっかりとあり、意志もはっきりしている。
SがHの喃語のマネをする。
まるで会話をしているようだ。
対面抱っこの先生は、
ダウン症は筋力が弱いだけの病気。
知的障害は大人が作ってしまったもの。
とよく言われる。
目を動かす、ピントを合わせる筋力も弱く、物を見る力が弱い。
目と耳と触覚などの感覚とがズレたまま成長するため、
知的成長が妨げられる。
「知的に発達する機会を逃している」という表現が近いかもしれない。
どうだH、発達は順調だと思う。
日々の促しの成果だとしたら、格別に嬉しい。
Hのおもちゃの紐が結ばれていた。 Sの仕業だ。 |
あれだけ不器用で紐を結ぶことができなかったのに、
ずいぶんと上手くなったものだ。
水泳も6級(足だけ平泳ぎ)を合格した。
お手伝い。 |
この春休みは、勉強よりも生活を学ばせている。
ご飯も炊けるようになった。
イースターエッグ。 |
でもまだHは卵が嫌いで食べられない。
Hがおめかし? |
Sが転院したときに着た服。
Sがなかなか着られなかった服を、
Hは次々と・・・。
喜ぶHであった。 |
バタン!と音がして振り向いたら・・・。
Hが俯せから戻ったところだった。 |
そんなHに奇跡が・・・。
・・・BIGマグナム。 |