平成24年12月11日(火)
TB先生の定期検診。
調子が戻ったね。
おかげさまでマイコプラズマ肺炎を叩いてから、非常に調子が良いです。
ご飯(お米)もお代わりしますし、何より食事に要する時間が短くなりました。
これまでは食事途中で席を立ち、横になって休まねばなりませんでしたが、
椅子に座ったままのちょっと休みで完食できるようになりました。
成分栄養剤も溶解濃度を元の通りに落としました。
吸収されているように感じます。
確かにそれも一因あるかもしれないね。
ただ最近ちょっとガスが多いのですが・・・。
炭水化物を多く摂ると、ガスが発生しやすくなる。
そのせいかもしれない。
ということで万事好調、あとは胃ロウの交換となった。
胃ロウはワンサイズアップ。
ずいぶん腹筋がついてきな。
とのことだった。
調子がいいので、次回採血を行うこととなった。
結果がよければ・・・もしかして春?!
の、期待も膨らむ。
他、先生の受診日は、小学校を早退する。
Sを迎えに行ったおママと、担任の先生の会話。
クラスで字が汚いの、2人だけなんですよね・・・。
その1人が、Sだ。
一生懸命頑張っているのがわかるので、私も良しとせずに指導しているが・・・。
はっ、引き続き宜しくお願いします。
実はECCでも「単語と単語の間にスペースを空けるように」と言われている。
そう、Sのあれ、
、
言葉にしてしまえば「バランス」となってしまうが、
独特の空間認識というか、間隔感というか・・・。
もしかして、利き手を右にしたからかもしれないとも思う。
ボールを蹴るのは必ず右だから、足は右利き。
しかし手はなかなか利きが定まらず、若干左が優位だが右!
にしたのであった。
そのせいで鏡文字になったり左右を間違えたり、
空間の認識力が低下したり・・・するのだろうか。
おママと相談し、いったん左手で書かせてみようということに。
これで今まで眠っていた脳が目覚めれば!!
たのむ、眠っている部分があってくれ!!!
って、そんな簡単にはいかねーか・・・。
平成24年12月12日(水)
ここのところ何となく食欲が落ちていたH。
昼には鼻が大量にでるようになってしまった。
風邪かぁ〜?!
ゴボッ!と音がしたので振り向くと、
Hが床で嘔吐していた。
鼻水・・・か・・・?
![]() |
ネブライザーで流してみる。 |
一方のS・・・。
![]() |
で帰ってきた。 |
少しはこの状態を察しろよ・・・。
夜、Hが寝ている部屋から泣き声が聞こえる。
おママが駆けつけると、あっ、嘔吐している・・・。
あれ・・・おかしい・・・と思っているうち、次々嘔吐。
もしかして・・・もしかして・・・ノロわれた?ロタられた?
・・・にしては下痢がない。
とにかく嘔気・嘔吐が激しく、眠くても寝られないって感じ。
う〜ん・・・下痢は大変だけど、嘔吐も大変。
アッという間に洗濯物が積み上がる。
これ、ノロやロタならどうやって消毒しよう・・・。
はっきり言って、家庭では無理だ。
そもそも普通の選択でも、ハンガーや場所ですらタリネェーぞ。
おママが隣に添えるように、急遽布団を敷く。
やっと落ち着いてくれたか、と思うとまた嘔吐。
こりゃ、今晩は長期戦だわ・・・。
平成24年12月13日(木)
朝、Sの目覚ましで起こされた。
S「あれ?何でおパパがいるの?」
朝Hを病院に連れて行くのだ。
Hの状態を話し、Hの居る部屋には入っちゃならないよと諭す。
そしてすぐにHの様子を見に行く。
Hの眠りは浅く、不機嫌に泣いている。
さっきまで定期的に嘔吐し、4時頃には熱も39度を超した。
さすがに今は吐ききったのか、喉が乾いているような泣き方になった。
今は37度前半に下がった。
とのこと。
とりあえず電解質攻撃。
まずは10mLから。
相当乾いているのだろう、苦手な電解質も一気飲み。
・・・よし、吐かない。
ちょっと間をおいて20mL。
・・・よし、これも吐かないな。
逆に少なすぎて泣いてしまう。
って、待て、Sが起きてこないぞ。
最近は目覚まし時計だけで、自分で起きてくるって聞いてたのに。
・・・ってS、リビングで着替え途中、
下半身丸出し状態のまま土下座姿勢で半寝してやがる。
おいS・・・オマエちょっとおかしいぞ。
まぁそれはいつものことだ、とりあえずH。
おママはSのご飯の用意、Hの付き添いを交代する。
40mL、これもクリアー。
30分おきに50mL程度を与えよう。
しかしS・・・Hが大丈夫かなんて心配する様子は一切ない。
いつもそうだ。
誰かが辛そうに倒れていても、学校の事など笑顔で喋り始める。
電話していても不通に話しかけてくるし、
寝ていても容赦なくグリグリと迫ってくる。
病院に居る間は、隣の子が泣いていようが状態が悪い子が居ようが、
「あっちはあっち」「こっちはこっち」を貫くしかなかった。
そうでなくては長期入院は耐えられないし、
そうすることが遠回しに相手を守ることになる。
私たち(親)もまた、そういう環境で過ごした経験から、生と死の間に距離感がある。
まず命に係わるか係わらないかの線引きをしてしまう。
究極後者なら「まぁいいか」という考えが、必ず頭の片隅に存在する。
でも普通の生活はそうではない。
私たちの対応が経験が経歴が、Sをそうしてしまったのか。
いやいや、究極「幼い」だけ。
いつかきっと・・・いやいや・・・いやいや・・・。
Sが登校、もう昨日採った獲物を持っていくのを忘れている。
この忘れっぽさも、非常に厳しい。
ああそうだったと手にしたが、おいおいそのまま手で持ってくつもりか?
S「うん、手さげぶくろ、学校に忘れてきちゃったから。」
って、そうじゃねーだろ・・・!!
毎日学校に持っていくことになっている歯ブラシも、
長いこと無くしたままになっていることもわかった。
ナイならナイで、しょうがない。
ダメならダメで、まっいーか。
こだわりがないなんて次元じゃない、工夫する力がないだけじゃんか・・・。
おママはSを呼び止め、プラケースが入る袋を手渡した。
ふ〜・・・・・・・・・・。
Hをいつもの小児科内科クリニックに。
今は随分落ち着きました。
吐気が治まってから電解質を少しずつ飲ませていますが、
嘔吐も下痢もありません。
水分が300mL摂れているのは立派だ。
お腹の音・・・ああ、これはまだ吐くね。
(え〜!まだ治まってないんですかぁ〜!!)
便検査をしよう。
ノロかどうかはっきりする。
先生、水分は少量頻回で、唇が潤うまで続けるんでいいです?
その場合、ミルクはどうしましょう?
もう1才3ヶ月。
1年前と違って、今は痩せるだけの余裕がある。
脱水優先でいこう。
わかりました。
ということで、便検査。
まだ下痢がなく、浣腸で誘発。
実はまだ、心の片隅ではノロやロタではないのでは、そう思っていた。
いやそう信じたかった。
嘔吐は酷かったが、既に治まっている。
下痢もない。
単なる風邪か何かではないか。
ブ、ブ、ブ、ブリブリブブ〜ブリりッ!!
でででで、出たぁ〜!出ましたぁ〜!!
この音は・・・怪しい。
少量の便を採って、検査。
しばらくして、結果が。
看「ノロ、陽性です!」
あらららら〜・・・。
淡い期待は簡単に、そして確実に砕け散った。
あれ、やろう。
ということで、必殺の漢方座剤。
先生、明日は(おママの仕事で)子供がウチに来るのですが・・・。
明日は、リスクが高いぞ。
ですよねぇ・・・。
ではどのくらいから・・・?
ウチで診てる子で、2日で保育園に預ける許可を出したことがある。
先方が難色を示したので、ちゃんと検査して排ウイルスがないことを見せた。
今年のノロはしつこいが、それでもこの薬を使って軽く済めば、時間は短くて済む。
わかりました。
状態次第ってことですが、軽ければ早く終息する可能性もありますね。
嘔吐は異物を外に排出する防御反応。
必死にノロのウイルスを排除しようとしていたんだ。
1才数ヶ月でもそんな高度な機構を持っているんだな。
人体の凄さを改めて実感・・・。
何て事を考えながら帰宅。
ん?待てよ?
ということは、嘔吐物にも相応のウイルスが居るんじゃあ・・・。
Hを家に連れて帰ると、貫徹様のおママはそれでも起きあがり、
塩素系の消毒剤で床を拭き始めた。
ここはSにうつすわけにはいかない、
この好調を逃すわけにはいかない。
やれるだけの事をやって、あとは祈るだけだ。
夕方には脱水の危機も脱し、ミルクも与え始める。
しかし学校から帰ってきたSが、Hにじゃれつこうと・・・!
少しは危機意識を持って欲しい。
それがあれば、忘れ物も何もここまでにはなってないか・・・。
平成24年12月14日(金)
おママが昨晩不調を訴え。
うわ、感染か?!と心配したが、幸い朝には復活。
昨晩のHはお腹が張っていたので夜中どうなるかと思っていたが、
幸いグッスリと眠ってくれた。
![]() |
ずいぶん動くように。 唇も潤いが戻ってきた。 |
この調子なら、軽くて済むかも・・・。
と思った途端に水様便がっ!キタ〜!!
![]() |
そうそう簡単にはいかないか・・・。 |
とにかくウイルスを出さねばならない。
飛び散りやすい嘔吐より、オムツの中の下痢の方がよしとしよう。
![]() |
昨日から隔離政策、 Hの洗濯物はHの部屋干し。 テントの中のようだ。 |
せめてもと、Hの洗濯物が済んだ洗濯機は塩素で消毒をしている。
期せずして年末大掃除が開始となった。
平成24年12月15日(土)
今日はサッカー、1day cup。
つまり朝から夕方までの大会である。
真冬日の寒さ、しかも降水確率が50%を越えている。
多少の雨なら大会は続行されるが・・・ここで体調を崩されると辛すぎる。
ただでさえ身近で山火事が起きており、いつ延焼してもおかしくない状況。
少なくとも体力低下は免疫力を弱めて感染症のリスクを高める。
(オレやおママもそうだが)
雨が降ったら途中でも帰ろうなと諭してみるが、もちろん最初は断固拒否。
しかしここで崩れるようでは、サッカーそのものを続けさせるわけにはいかないよ。
Sは渋々了承した。
![]() |
重装備。 |
いやしかし今日は本当に寒い。
こんな中、朝から夕方まで屋外で走り回る子供ら、強靱・・・。

ここで私は一端引き上げ。
また試合が終わる頃に迎えに来よう。
しかし帰宅する頃には雨が降り出し、いや小雨だからまた微妙。
びしょ濡れにはならないが、体温は激しく奪うよな。
ベンチマンだから余計に
そら本心は途中で帰らせることなんて、させたくない。
が、ここはオニにならねばならぬ。
再びグラウンドに向かった。
グラウンドに着くと、チームのみんなは僅かなベンチの屋根の下に。
いたいた、さぁ帰るぞS。
しかしS、ノロノロとジャージを着始める。
車だから着なくていいってば。
S「だって寒い!」
今まで着てなかったじゃん。
・・・。
思いの外、抵抗なくスンナリと応じるS。
残念だけど(サッカーを)続けたいなら、ここは一端引かねばならないよ。
Sは無言だ。
気持ちは帰りたくない。
でも頭ではわかっているのだろう。
帰りの車の僅か10数分、Sは軽く眠り始めている。
1週間の疲れも貯まっている。
早期に回収してよかった。
何よりのファインプレーだ。
Hは昨日の水様便1回キリで、その後は全く音沙汰ナシ。
隔離部屋から「暇ダ〜!!」の叫び越えが聞こえる。
閉じこめておくのが難しい位に元気だ。
もしかして・・・終息?!
週明けには保育園がある。
この状態で行けるのかどうか。
登園の目処についていつもの内科小児科クリニックに指示を求めたところ、
明日、ウイルスの有無を検査しようということになった。
午後、Sもゆっくり過ごす。
体力温存が吉。
やっぱり試合を切り上げて正解だよ。
やろうやろうと思っていた、左手開発を開始。
左手に鉛筆を持たせてみる。
S「ついに封印がとかれる!」
そんな難しい言葉、どこで覚えた。
あ、ゲームか
「ひだり」の3文字ばかり書かせる。
最初は書きにくそうだったが、次第に上手くかけるように。
初めてとは思えない。
続いて「left」、鏡文字にならないぞ。
やっぱり手は左利きだったか?
さあ、どうやって左に移行するや、せざるや。
普通なら「やりにくいから、こっち!」となるのだろうが、
やりにくくても、そのまま癖付いていることをやり続けるSだから、
これまた状況がとても複雑になってしまっている。
平成24年12月16日(日)
朝イチで、私が1人でいつもの小児科内科クリニックへ相談に。
先生、水様便が昨日一回しか無かったのですが。
食べれば、出ると思う。
保育園は、やはりウイルスが陰性になってからでしょうか?
そうだね。
Sや両親が感染していないのは奇跡だね。
昨日水様便が1回あったっきりです。
既に峠は越え回復に近い状態になっていたとしても、
次の便ではウイルスは残ってるのではないでしょうか?
そうだろうね。
次の次、2回目から陰性になることを期待している。
先生、今日だけで2回も便があるとは思えませんが・・・。
う〜ん・・・。
となってしまった。
そりゃ先生の立場からすれば、いいとは言えないか。
致し方なし。
帰宅しておママと相談している間にも、
Hはガリガリ、ゴリゴリとドアを引っ掻いて部屋から出ようとする。
元気そのものだ。
ウイルスは嘔吐物や便の中に居る。
それらが出ないなら、隔離しておく必要もない、か。
どうせ床やら一切を消毒するんだし。
なので、隔離部屋、解禁。
![]() |
外の様子を伺って・・・ 嬉しそうに出てくるH。 |
とにかくウイルスを出させよう。
腹も減っているようだし、ご飯を食べさせる。
すると・・・。
![]() |
食べる食べる。 食べまくる。 取り返すかのようだ。 |
「う゛っ!!」
となったのはHではなくSの方。
よし、検査だ〜!!
Sはまだお腹を壊してない。
このままでやり過ごせるか。
![]() |
・・・線が1本、やった陰性だ! |
Sはいったん体調を崩すと、立て直すのにヤタラ時間と労力がかかる。
Sに感染させなかっただけで、苦労した甲斐があるというものだ。
Hも、昼ご飯、ミルク、夜ご飯、ミルク・・・と、
食って飲んでしてるのに全く出る気配がない。
今日はダメか・・・と思っていたら、Hが「う〜ん!!」と唸りだし・・・!
慌ててHを隔離部屋に戻す。
オムツをチェック、ここでOBさせてはならないので、慎重に。
お・・・。
水様便かと思ったら、意外にも通常便。
もしかして、と淡い期待でウイルス検査。
![]() |
お・・・陰性?! だよね?! |
やった〜!ノロ、克服だ!!
たった1回の水様便でウイルス出しちゃったのか?
よくわからんが、ナイものはナイ。
やっぱり普通の腸があるって、強い。
Sだとここから好調に転じるまでには、更に何ヶ月要するだろう。
それをHもうバクバク食べて機嫌もいい。
![]() |
機嫌・・・いい。 |
これで、来週早々から保育園に預けることもできる。
普通の生活に戻るのだ。
今日は左手で箸。
![]() |
イキナリ鶏肉を箸で割り開く。 |
時折「あ゛あ゛あ゛っ!」と叫ぶS。
慣れない筋肉が疲れるよう。
そして右に戻ってしまう。
半端。
どうやって、どっちにするか・・・さて・・・。
平成24年12月17日(月)
ノロを克服したHの食欲が、凄まじい。
![]() |
イタズラも、凄まじい。 |
ちょっとおママがSと話しをしようものなら、
奇声を張り上げて催促される。
これが短腸症候群のSだったら、こうはいかない。
ウイルスは居なくなったとしても、短い腸の機嫌はすぐには戻らない。
長期の食欲不振から脱するまでに月単位の時間がかかるのだ。
特に治療法はなく、ただひたすらに回復を待つしない。
だから、何としても(ノロだけでなく)感染症にかからせないよう、
予防に努めなくてはならない。
![]() |
下4行が左手の字。 サウスポーの素質満点。 というか、大差ない・・・? |
![]() |
晩ご飯も左に。 脇が上がらず締まっている。 |
Hは保育園で名前で呼ばれて、初めてハーイ!と手を挙げたそうだ。
先生方がHをムチャクチャ誉めたので、
他の子もムチャクチャ手を挙げるようになったそうだ。