平成18年8月15日(火) IVH中断56日目


今日は院内外泊である。
個室に泊まり込み、1日の子の介護を体験するのだ。
子が生まれてから、初めて一緒に寝ることになる。

病院に入る前に、今晩のご飯と明日の朝食を買い込む。
その分遅れて病棟に入ると、子はまだ熟睡中。
先に食料等荷物を個室に運び入れる。

いい気になって大量に仕入れてしまった。
ピクニック気分である。



子は私たちの声を察知してムクッと起きあがる。
が、機嫌が最悪。
というか、何それ赤いの・・・。

昨日の蕁麻疹が悪化したようで、全身に広がっている。
KNさんから、熱はないものの熱感があり、
アイスノンで冷やしていた。
また抗ヒスタミン剤の投与も始まった、との事である。

とにかく何をしても「ダメ!」「イヤッ!」手がつけられない。
相当に機嫌が悪く、調子を反映しているのだろう。
外で電話しに行こう!でやっと釣れる。

あーそうそう、その株に2億ほど積んでくれ!
なんてことはありません。

TV電話に楽しそうに報告する息子。
ちょっと、首にも蕁麻疹が



病棟に戻るとTB先生が。

 蕁麻疹である。
 採血をし、昨日の食事内容を中心に、
 主な食材十数種類のアレルギーを検査に出した。
 結果が出るまで数日かかる。
 しかし原因が分かるかどうかはわからない。
 いずれにせよ元気なので大事には至らないだろう。


との事であった。

今日は入りが遅かった分、もうご飯の時間。
子は個室で一緒に食べることをわかっている。

みんなで一緒に「頂きます!」

おパパ、これ食べて〜

と私のコンビニ弁当を見て指示を出す。
初めて見る弁当に興味津々なのか、
初めて見る私が食事をする姿が面白いのか。

子の食事に、初めて私たちのご飯が並びます。
コンビニ弁当ですけれども。

どうやら箸に興味をもったようで、瞬時に奪い取られる。
初箸だが、意外に上手い。
何と魚を摘んでいる。
ちょっと驚き。

初めてとは思えない、箸サバキ。
うむ、旨い!

・・・ホントに箸が初めてか、
今度看護師さんに聞いてみよう。
介護トレーニングの一環なのですが、
初めての親子3人の夜ということで、
赤飯など購入し。

勿論子は病院食以外食べられません。
全て私たち2人が頂きます。

ご飯はあっと言う間に完食。
食後から、私たちのトレーニングは開始される。
子の日に数回の服薬の、調薬だ。

以前にIOさんと練習した時と、若干薬の内容が異なっている。
それを除けばあとは大丈夫。
用意10分、飲み干す10秒。
介護とは、こんなもんなのだろう。

そのあとしばらくプレールームで遊び、着替えのため個室に戻る。
しかしここで、蕁麻疹が悪化しているように感じ、SRTさんに見てもらう。
念のため、先生に来て頂くことに。

その間息子はマットの上をぴょんぴょんはね回る。
もともと床の感触が異なると、喜んで足を踏みならしていた。
マットは格好の遊び場だ。

先生が来るのを待ちがてら、私たちは順番にシャワーを浴びる。
SRTさんはその間も様子見に来てくださった。

とにかく子のはしゃぎようは半端ではない。
テンション、トップギアに入っている。

KN先生が来てくださった。

 異物が排出されるまで、数日は悪さをする。
 特に見た目も悪くなっていない。
 とにかく元気なので問題はないだろう。


との事であった。
薬疹も怖かったので、胸をなで下ろす。

最初はオムツの線に沿っただけでしたが、
蕁麻疹が広がっているようです。
脇の下や、上腕の軟らかい部分にも。

子は鼻を高くしようと日々努力しています。
背中にも。
ちょっと心配ですが、
大事に至るものではないとの事でした。



これでお休みなさいをしたが、子は素直にねるはずもなく。
あっちこっち動き回っては、なにやらブツブツ喋っている。
それもいつもは聞こえないくらいの小言だが、
個室ということで、はっきり意味不明な言語を喋っていた。

子のハイテンションは衰えず、
様子を見に来たOGさんを捕まえて、
ちょっと歩きに行こうと誘う。

これで満足するなら、とちょっと病棟内を歩かせた。
子の目は爛々と輝いていたが、SRTさんは子の顔色が今一つなのを気にかけ、
バイタルチェックを行う。
若干低めだが、後ほど安静時に再測定しようということに。

個室に戻り、さらに暴れる。
結局寝たのは、いつもの通り端っこだった。
但し、時間はいつもよりかなりオーバーしていた。

最初はいつも通りおとなしく、
絵本を読むのを聞いていました。
寝にはいると、ゴロゴロ転がり、
結局いつも通り端に落ち着きました。


ここで第二の実習、夜間の胃ロウ注入のセットである。

OGさんの指示に従い、まずは経腸栄養剤の調合。
20%イントラ2mL
エレンタールP15mL
ライフロン25mL
が8時間注入である。
計42mL/hを8時間分、計336mLを調合する。

液が暖まるのを待って、ポンプとヒーターに接続。
院内用と違って、在宅用の大型バック。
朝までの分を一度にセットでる。

これを胃ロウにつなぐのだが、まあ慣れれば何とかなるだろう。

上から、胃ロウ注入液、
加温ヒータ、注入ポンプ。

加温ヒータで人肌程度に温められ、
胃腸の負担を軽減します。

注入ポンプで、42mL/hrが注入されます。
これがつないだ図。

つなぐには一度服を脱がせなければなりませんが、
子は目を覚ましません。



これで今日の分はひとまず終了だ。
子は寝たらまず起きないこと、
オムツを替えてもびくともしないこと、
寝ながらウンチをすることがあること、
いろいろ知ることができた。

1日のうち、一緒に過ごすのは1/4でしかなかった。
退院したら、苦労も楽しさもあるんだろうな。

今の通院面会生活も楽ではないが、
退院しても、なかなか大変そうである。


ちょっとハプニング

1年前の息子
2年前の息子