平成19年9月26日(水)


今日は近隣の子供センター。
ゲームやリズムにあわせて体を動かす、リトミック何とか。

Sは今年度いっぱいはできるだけ子供と交わらないよう、先生から指示されている。
故に年少での幼稚園入りは見送らざるを得なかった。

しかしあまりに他の子供との意志疎通が下手で思案していたところ、
この子供センターで年間登録制の教室を見つけたのだ。
Sの置かれている状況を話し、特別枠で参加させてもらっている。
何しろ、無料なのがとてもステキなところだ。



教室が始まる時、先生と皆で挨拶。
手を叩いて「こんにちはー!」
独特のそれも、Sはあまのじゃくなのか決してやろうとはしない。

先生の絵本の朗読が始まる。
先生は「みんな見えるところに出てきて〜」と輪になって前に出てくるよう促す。
ここでノコノコ先生の真ん前に行くのはS1人。

他の子は、遠慮というか、恥ずかしがってというか・・・
皆に歩調を合わせている感じ。

Sのは、物怖じしないとか、度胸があるという行動ではない。
明らかに空気を読んでいない感じ。
だって明らかにどうしていいかわからず、おどおどしている。

先生が象の絵を見せながら「これはな〜に?」
他の子は落ち着いて座って「ゾウー!」

Sは立ち上がって手足全身で
「ゾォー!!」

回りの子は2歳児か、3歳の早生まれだ。
Sは行動というか、表現というか、何だか1〜2歳遅れている感じ。

いや決して「明るい子」「表現が豊かな子」で済ませられるレベルではない。


先生
「これは、なーに?(カバの絵)

S「クマ〜!!」


つられてみんな、
「クマ〜・・・?」


確かに他の子は4月から始めているので、
新入りのSはまだ勝手が分からないところがある。

おママにせよ同様で、まだ母親グループに馴染めていない。
そんな中・・・

「既に顔から火が噴いていた」

とはおママの言葉、そのままだ。


続いて、カルタゲーム。
カードを床に広げて、皆で輪になる。

すると・・

ツ・・・ツツツ・・・と後ずさりするS。
何かと思って見てみると、足の下にシマウマのカードを隠していた。

おママも既に舞い上がっており、「輪に戻りなさい!」と声をかけてしまう。
あとで私と相談したが、そういうずるいところ要領のいいところは、
温かく見守って伸ばしてやった方がいいのだろう。
しかし、おママにそんな余裕はなかったのは十分理解できる。

ゲームが始まると最初はまぐれで1枚取れたが、
それ以後全く取れなくなる。
そして・・・

「キリン!」

・・・微動だにしないS。
回りの子がSの下のカードを見つけ、飛びかかる。
遅れてSも叩くも、既に遅し。


「はぁああ〜!」


明らかにブータレるS。

隠したんだから、その1枚は取れよ!
心の中でおママは大きなため息をついたそう。

ここで明らかに何かが途絶えたS。
床に転がり、ぐでんぐでんに。


気を取り直して椅子とりゲーム。
と言っても、椅子は人数分+α用意されている。

ハイと手を叩いたら右に回ってと、先生の説明が終わって・・・
ハイ!と同時に椅子に座るS。

おママがSを椅子から立たせると、もう大泣きで抵抗、床に転がる。
もう恥ずかしい・・・。

しかし、どうもおかしい。
やはり昨日の遠足の影響がまだあるようだ。
朝食も殆ど食べていない。
疲れると、食欲に如実に影響する。

もはやこれまでと、おママはSを回収し、帰宅する。
Sも眠いというので、強制昼寝をさせた。

あとから思えば、椅子に座ったのも、
「どうせ座るのだから」とヤツなりに考えた行動だったのかもしれない。

子の理解度、慣れの不足。
体調の善し悪しに、時間配分。


その場その場で適切に見守ることは、とても難しい。
少なくとも、「知恵のある子」「頭が回る子」などと、
笑顔で見守っていられる状況ではないことは理解してもらえるだろうか。

それでもおママは「続けてみせる」と。
何時かきっと、おそらくきっと。
わかってくれる、その日まで。

ちょっとは訓練してから幼稚園、の方がいいからね。







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