平成21年11月12日(木) 胃ロウ中止123日目


今日はTB先生の診察である。

Sは相変わらず人の話が聞けず、
聞いたそばから別のことをやりだすなど茶飯事である。
右の耳から左の耳に筒抜け状態なのだ。

それだけではなく、私達が誰かと話していても、
そこを遮りガンガン割り込んでくる始末。

もちろん恥ずかしいという感情や、暇、
でも注目してもらいたい甘え、などがあるのだろう。




そこで今回から受診の内容はSから聞くから、よおく聞いておくように、と約束しておいた。

帰宅後早速Sから報告を受ける。

S「えっとぉ・・・たいじゅうわぁ・・・21.4kg。」

それで・・・?

S「・・・。」

それだけかよっ!




おママも診察室に入る直前に、Sに話をよく聞くように諭したそうだ。

しかし・・・入った途端にもうへろへろ上の空。
挨拶一つできなかったそうである。

こりゃ駄目だ。

このまま大人になる訳でもないし、
何れそのうち・・・なのであるが、
あまりにも・・・である。

Sが短腸症候群になって、生きるか死ぬか。
生きられても固形物は一生食べられない。
その医学常識をTB先生が打破して下さった。

切った張ったの派手な治療ではなく、
その神髄は、地道に一歩一歩、腸を鍛えてゆく食事療法。

私達はその食事管理を忠実に実施し、
食べることが許される量は、それこそ米粒一つ残らず食べさせようと努めてきた。

食欲を高めるため食事間隔をあるよう、
外でのウンチ事故を防ぐため、規則正しい生活。
栄養バランスを整えるため、調理時間を確保する行動範囲も自ずと狭まる。

種々の薬やサプリメントも、僅かもこぼさぬよう服用させてきた。
風邪をひかぬよう、必ず手洗い。

治療の妨げ、Sの成長を拒む一切の状態に陥らぬよう、
細心の注意を払ってきたのだ。





その気遣いが、いつの間にか生活全般に及んでしまい、
つい一挙手一足頭「口うるさい」指示となってSに降りかかっている。

落とす前に注意する。
こぼす前に注意する。
失敗する前に答えを言ってしまうので、失敗して学ぶ機会を奪っている。
気がつけば、親の顔色を伺う子になってしまった。

Sの脳天気な性格が、私達にそれを気がつかせるのを遅らせてしまった。
その間のSのストレスは相当なものであったろう。
許せ、Sよ。

そして私達がこの6年で身に刻み込んでしまった、それは習慣である。
改善は容易ではないが、何とかするから。




ほかには何かなかったかな?例えばアレルギーとか?

話を聞きなさい、では口うるさい注意となる。
ヒントを与えて無理なく引き出そう。

S「イヌネコはだいじょうぶだった!」

覚えているのに、何故引き出しが開かぬ

いつの日か、犬か猫を飼いたい。
採血ついでに検査してもらったのだ。
でも、元々アレルギー体質なので、飼えば感作するかもしれないが・・・。

あと、腸の動きとかは?

S「いいって!」

おママが後ろで顔をしかめている。
どうも少し様子が違うようだ。

もはやこれまで、次はもっと話を聞こうなと諭して終わり。


さて・・・。

体重 21.4kg


ちょっと(腸の動きが)早いな・・・

聴診器一本で、僅かな腸の変化を聞き分ける。

園庭解放でなかなか引き上げられなくて
おやつを食べたばかりなんです・・・。

・・・。

先生、無言になってしまった。


以前も伺いましたが、ポリオの予防接種はどうなんでしょう?

就学前健康診断で受けた方がいいから主治医に聞いてみてと強く言われたんですが・・・。

・・・南国に旅行でも行かない限り、そうそうなるものではないし、
Sの場合、打つと発症してしまうこともあり得る。
させたくない。


来年の3月31日に無料の期間が終わるんですけど・・・。

・・・来年の春を目処に・・・考えておく。


とのことであった。
治療の段階は夜間の栄養剤持続注入を終了したことで全てを終えており、
あとはSの成長を待つばかり。

なので特に変更もあるはずなく、今日は早く終わった。

カエルがエサのコオロギを食べるのを見て、
何匹食べたと喜ぶS。


呑気なモンだぁ、おい。



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