平成21年12月15日(火) 胃ロウ中止156日目


午後おママから電話。
Sが熱を出し、強い頭痛を訴えているとの事であった。

幼稚園でお弁当を食べた後から次第に頭が痛くなってきたとS。
帰宅後すぐにSを横にさせたそうだが、
電話の向こうからもSが魘されているのがわかる。
熱は既に38度台に上がっている。




11月下旬には細菌性の風邪、12月上旬には新型に罹患したS。
せっかく食欲も復調し、体重も戻りつつあったのに・・・。
やはり一筋縄ではいかない、タヌキ小僧だ。

それにしても、この発熱は何だろう。
季節性のインフルエンザも予防接種を終えているし・・・。

しかしインフルエンザにせよ何にせよ、
予防接種すれば、もしくは一度かかったら二度とかからない、
ということを保証するものではない。

あくまでそれは次回の攻撃に備え、有効な武器(免疫)の準備が出来るということなのである。
大抵はそれで十分なのだが、もしディフェンス(免疫)を上回るアタック(暴露量)を受ければ、
当然ダメージ(感染成立)を受け得るのである。
風邪、インフルエンザ(新型・季節性)のいずれであっても不思議ではない。

ただ気になるのは酷い頭痛。
髄膜炎などでなければいいが・・・。


夜半、発熱39度台。
私も不在、おママは救急外来に電話する。

熱が高くても頭痛が酷くても、総合的な状態で判断する。
眠れている(眠ることができる)というのは一つの指標で、
様子を見ていてもいいだろう。

6才にもなれば、体力も付いてくる、
食事も水分も一晩程度なら摂れなくても問題はない。

とのことだったそうだ。

確かに覚醒しているときは苦しそうだが、眠れるようにはなっている。
そのまま様子を見ることにした。


私が帰宅すると、熱は39度台のまま。
昼から水も飲めない状態であると。

普通の6歳児ならまだしも、未だ短腸症候群と闘ってる最中である、
唇が乾き始めており、私もおママも迷わず胃ロウからの栄養剤注入を行うことにした。

水260mLにエレンタール-Pを2袋計80g。
これで1kcal/mLになる。

昔使っていた子供用のハンガーにポンプをセットし、
流量を40mL/hにセット。
もう何ヶ月も胃ロウを使っていないが、全て体で覚えている。

S「なにをいれるの?」

経口よりも嘔気を催しにくい胃ろう(経腸栄養)も、薬だと吐き気を催すことがあると、
TB先生の受診の際に教えていただいた。
(薬はゆっくり入れた方が良いそうである)

そのことを覚えていたのかS、エレンタールだけだと聞くと、またスッと目をつぶった。
そこまで記憶良くないか

頭痛は相変わらず酷いようだが、意識は澄明である。
髄膜炎を心配したが、大丈夫だろう。

ついに、胃ロウを使ってしまった。
これで「やっぱり残しておいて良かった」ということになる。
うぅ・・・敗北感・・・

明日、良くなってくれるとよいのだが・・・。



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