平成18年10月23日(月) IVH終了124日目


今日も外出トレーニング。
13時過ぎに病棟に入ると、またもや食事中であった。
ご飯をおにぎりにしてもらっていたところを見ると、どうやら食が進んでないらしい。
どうも落ち着きがないようだ。

「おパパと〜」などと呑気に言っているので、結局私が食べさせる。
いつもはそのまま看護師さんに任せ、その間洗濯してきた服をしまったり、
ベッドの上や周辺を片づけたりするのだが仕方がない。

いつの間にか野菜は野菜だけで食べられるようになっている。
何とかホボ完食までこぎ着けた。

食後今度は歯磨き粉が見あたらない。
探していると、お隣の方が「そこに・・・」と教えてくれる。
お隣の方の窓に置いてあった。

体重(13.8kg)と身長(91.8cm)を計り、支度を終え出たのは14時過ぎ。
まあ今日は何も予定がないのでいいだろう。
雨が降っていたので傘で出陣。


雨降り、楽し〜ね〜!

何を呑気な・・・。
車中は大人しく独り言。



そういえば、昨日三輪車の色を「黄色だよ」と言ったが、
今朝確認すると、何と息子の言ったとおり赤色だった。

驚いた。
生まれて2回目の帰宅の時はしまってあったので、最後?に見たのが昨年末
何と10ヶ月も前、歳にして2才2ヶ月の時にたったの一度。
それをしっかり記憶していた。

昨日私が黄色だと言ったので、記憶がどう影響されているか確かめる。

「赤色だよ。」

何とそれは本物らしい。
コイツの色に関する記憶と、呼吸法のようなマシンガントークは才能かもしれない。

家に向かう道、ビル風が酷い場所がある。
先の嵐の時は、壊れたビニール傘が40数本、私が「傘墓場」と呼んでいる道だ。

今日も風と雨に吹かれ、よわっちい息子はギブアップ。仕方なく抱っことなった。

マンションに着くと、

「おママいる?」

今日も実習だよ。

「ナゴのババは?」

何日か前に帰っただろ。

「普通のジとバは?」

いつもここにいるワケじゃないんだぞ。
記憶が頭を巡るようだ。

玄関を開けると、そこには何とおママが。
実習が早く終わったのだとか。
早速おやつとなった。

腹ごしらえした後は、例の赤い三輪車。
雨が止まないので、駐車場入り口で屋根があるところで練習。
階段の上り下りでも懸念したとおり、やはり脚力がない。
結局1人で進むことはできなかった。
でもハンドルで方向を変えることは会得したようだった。

その後は和室でブロック遊び。
マグネットでいろいろな形が作れ、子はいたく気に入っている。


それなに?

え?
赤い三輪車!

黄色のパーツもあるけど、
確かに赤い三輪車。
オマエの勝ちだな。
ブサイクな顔・・・真剣なのね。
でも自力で前に進めず。
マグネットオモチャで車庫づくり。
私、疲れて寝ています。


「もう病院に行く。おママ、行ってきます!」

そう言いだしたのは、夕食にちょっと遅れた時刻であった。
今日は頻回の便がない。やはり体調が良いと、病院へとは言わないのか。
きっとお腹が空いたのだろう。

「おママ、行ってきま〜す!」

そう手を振って、笑顔で病院に向かった。

傘は視界が悪いので、レインコートをおママが調達。

似合う?


私「バイバイって言わなかったね、良くできたね!」

S「昨日バイバイって言ったら、おママにペッチンコンされたから。」

これまで叱りに叩いた事はあったが、昨日のそれは全く痛くないものだった。
それより後で「なんでペチコンされたかわかる?」とフォローしたのが良かったのだろう。
その場で理解できなくても、後で説明することが大切なのだと思った。

病院に戻ると、また1日の報告。

「オレンジの電車乗って〜、で〜、アンパンマンの三輪車で〜、駐車場を作って〜、赤い電車が止まらなかったの〜。」

出来事を並列に、一気に説明し始める。
きっと頭の中に映像が沢山浮かんでいるんだろうな。

あと、言葉を略すのが流行っている。

「エレべー(エレベーター)」
「頂きま!(頂きます!)」
「おパ!(おパパ!)」
「おマ!(おママ!)」
「ナゴのジ(ナゴのジジ)」
「ナゴのバ(ナゴのババ)」
「普通のジ(つくし野のジジ)」
「普通のバ(つくし野のババ)」


等々である。

ご飯はジャガイモ・肉のパイ、ニンジン、ホワイトアスパラガス、サラダ。
TB先生に「全然食べてないじゃないか!」と喝を入れられ、
時間はかかるが間食する。
疲れたのかふざけていたのか、ベッドで寝たままであった。

いつもより早めにプレールームで歯を磨き、少し遊んで着替えをする。
以前なら疲れ果てて既にコト切れていたが、昼寝をしていないのに寝る様子はない。

お兄ちゃん部屋になり、消灯が20時となった。
消灯直前に落ちていった。
それでも明るいと寝にくいようだった。
外出とか特別なことがないと、それだけ就寝が遅れそうだ。

それももう1ヶ月を切った。
あと少しである。


1年前の息子
2年前の息子
3年前の息子