平成23年9月9日(金)
疲れた。
しかし辛いことも悲しいことも、
時間と共に忘れていくことができるんだなぁ、と実感する。
障害はイヤダという気持ちと、もうどうなったって仕方ないかという気持ちが、
交互に押し寄せては引いていく。
慣れってのもあるだろう。
人間って、本当に凄いな。
ただ「異常なし」という希望が僅かに残っているから、
本当に陽性であると診断が下った際には、
再び谷底に突き落とされるんだろうな、と思う。
つまりその場合、2回は落とされるってことだ。
おママは3時間毎の授乳にてんてこ舞いではあるが、
きっと私と同じくこの流れを受け入れられないところがあって、
待ってるところがあって、同じく結果次第で・・・。
だから俺らには時間は要らねーんだよ。
本当にそうなら、1回で十分だ。
夜。
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Hから離れないS。 |
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細い目をよく開く。 |
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早く風呂入れ、S。 |
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食後27.6kgは新記録。 こちらも、好調。 |
Sを寝かせに行ったおママが帰ってこない。
様子を見に行くと・・・おママがなにやらSを諭している。
何かやらかしましたか?ババ様に伺う。
「言ったことをすぐに忘れちゃうし、返事ばっかり良くて・・・」
はっは〜ん、そこそこ。
いつも苦労してるとこです。
どうやら、日記帳、眼鏡、早寝早起き朝ご飯シートの3つを、
学校に忘れてきたらしい。
特に日記帳は、「面倒だから」の確信犯らしい。
眼鏡も、ここのところテストの点が悪かったり、
ECCに眼鏡を持って行かないと言ったり、
どうもおかしいと思っていた。
俺が加勢していいものかどうか。
下手すれば、Sを追いつめるだけになる。
大丈夫、おママも落ち着いている。
とにかくこの場は放置する。
就寝時間を大幅にオーバーして、おママが戻ってきた。
おママ曰く・・・。
これまでSができないことを「できない!」と怒るばかりだった。
これまで第2子が欲しくて、そのためには大仕事があって、
それが相当なプレッシャーになってストレスだった。
とにかくHが生まれてくれて、ここにいる。
もう、山を一つ越えたという。
Sをなじるだけではどうしようもない。
少なくとも、それでこの数年間、主立った成果を得られたことはなかった。
ご飯の時、左手を添える、
椅子は真ん中に座る、
姿勢を正しく、
鉛筆の持ち方、
眼鏡をかける、
1年間は言い続けてきたが、簡単なことどれ一つ直らなかった
それは私達とSとの関係が、赤点ではないにせよ、
望ましいそれではなかったのではないかと・・・。
だから!
Hが生まれて家に来た今、これからもっとSとも向き合う。
その覚悟をした、だから全てを任せて欲しいと、おママ。
よし、任す。
オレもツッコミタイプだから、ついつい言いたくなってしまう。
しかし船頭が2人では舵がとれない。
Sに接する時間は、おママの方が圧倒的に長いので、
どうすべきかは明白だろう。
Hが陰性であるという状況証拠を探す没頭していたオレ、
いかに無駄な意味無い労力を費やしていたかとワレに帰る。
何だか、良い方向に向きそうだ。
理屈ではなく、久しぶりにそんな感覚を思い出した。